東電が対策本部 相沢副社長常駐 意思決定態勢構築
茂木敏充経済産業相の指示などを踏まえ、東京電力は26日、「汚染水・タンク対策本部」を設置した。
広瀬直己社長が本部長を務め、副本部長の相沢善吾副社長が福島第一原発に常駐する。これまでの汚染水対策が後手に回ってきていたため、現場で意思決定できる態勢を構築する。あらゆるトラブルを想定し、事前対策に努めるリスク管理も強化する。
本店と福島第一原発に勤務する原子力や土木など幅広い分野の約160人で組織する。横のつながりを強め、多角的な視点で対策を進める。国内外の社外専門家の知見や提案も積極的に採用する。
(カテゴリー:福島第一原発事故)