東日本大震災

「原発事故関連死」アーカイブ

  • Check

東電側争う姿勢 双葉病院遺族損害賠償訴訟第1回口頭弁論

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して亡くなったとして、大熊町の双葉病院の70代男性患者の遺族が東電に対して約3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、東京地裁(中山孝雄裁判長)で開かれた。東電側は請求棄却を求めた上で「原発事故と死亡の因果関係が不明確」とし、争う姿勢を見せた。
 東電側は既に審理が始まった4件と同様に、原発事故と死亡の因果関係が認められれば賠償に応じるとしている。その上で、現時点で事故と死因の因果関係が乏しいとして、患者の診断書などの提出を求めた。
 訴状によると、男性患者=当時(73)=は一昨年3月15日夜から16日未明にかけて自衛隊に救出された。約80キロ離れた二本松市の県男女共生センターを経由し、同市の病院で16日午後4時すぎ死亡した。原告側は「原発事故で救出が遅れ、十分な医療を受けられないまま長距離移動を余儀なくされたため死亡した」と主張している。
 次回は10月8日午後3時から開かれる。
   ◇  ◇
 7月に提訴した患者2人の遺族のうち、60代男性の第1回口頭弁論は9月6日午前10時15分から開かれることが決まった。

カテゴリー:原発事故関連死

「原発事故関連死」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧