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アルミ溶接部裂ける 鮫川の仮設焼却施設停止

主灰コンベヤーのケース(中央の構造物)。点線部分が亀裂が発生した箇所=30日午後1時20分ごろ

 放射性物質で汚染された稲わらなどを処理する鮫川村青生野の仮設焼却施設で29日に異音が発生し、運転を停止した問題で、「主灰コンベヤー」と呼ばれる装置を覆っているアルミ製ケースの溶接部分が約3メートルにわたって裂けたことが30日、環境省の調査で分かった。
 同省によると、異音は断続的に2回発生した。この際、溶接部分に亀裂が入ったとみられる。主灰コンベヤーは炉内の灰を灰固形化施設に運ぶ装置で、同施設で灰にセメントを混ぜて固める仕組みになっていた。施設内と周辺の空間放射線量に異常は見られないとしている。
 同省は30日、原因調査を行い、棚倉署と棚倉消防署鮫川分署も施設内の状況を確認した。
 同省は「地域住民に心配と迷惑を掛け申し訳ない。原因究明を急いでおり、原因が特定されるまで運転は再開しない」とし、31日も引き続き調査を行う。
 同施設は7月に完成し、確認(試験)運転を経て今月19日に本格運転を開始したばかりだった。
 鮫川村の大楽勝弘村長は「事故が発生し心配をお掛けしている。環境省には原因究明と情報公開を求めている」とコメントした。

カテゴリー:福島第一原発事故

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