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排水溝から490ベクレル検出 東電福島第一原発タンク汚染水漏れ

 東京電力福島第一原発の地上タンク周辺で汚染水の水たまりが見つかった問題で、東電は30日、汚染水が漏れたタンク近くの排水溝で29日に採取した水からベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり490ベクレル検出されたことを明らかにした。28日の採取分は同210ベクレルで、2倍以上に上昇したことになる。
 30日開かれた原子力規制委員会の特定原子力施設監視・評価検討会の汚染水対策検討作業部会で報告した。東電によると、26日の採取分は同86ベクレルと低く、その後は上昇傾向を示している。漏れた汚染水との関連は調査中だが、更田豊志委員は「憂慮すべき事象」との認識を示し、東電に監視強化を指示した。
 水を採取したのは、漏えいタンクがある付近を通る2つの排水溝の合流地点。排水溝は海に直接つながっているが、放出口付近の海水を29日に測定したところ、検出限界値未満だった。
 また、東電は、漏えいタンクから汚染水のほとんどを抜いた段階でも4トン分が漏れ、コンクリートぜきにたまっていたことを明らかにした。底部を含むタンク下部から漏えいした可能性が高まった。漏えいの水量や時間から、タンクに生じた穴の大きさは長さ2.5センチ、幅1ミリに相当するとの試算結果も報告。この穴が亀裂なのか部材の継ぎ目の隙間なのかは不明で、今後詳しく調べる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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