東日本大震災

2013年9月アーカイブ

被災者応援新曲を発表 いわきの歌手箱崎幸子さん

箱崎さん(左)とステージに登場した武沢さん(中央)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う被災者への応援歌「生きてやろうじゃないの」をリリースした、いわき市の歌手箱崎幸子さん(65)の新曲発表会は16日、市内平のアリオスで開かれた。  200人超のファンで埋め尽くされた客席の一角には、作詞し...[記事全文

バイパス計画に影響か 第一原発別の井戸水からも1300ベクレル

 東京電力は16日、福島第一原発の地下水バイパス用井戸近くに新たに掘削された観測用井戸から、ストロンチウム90(法定基準1リットル当たり30ベクレル)など透過力が弱いベータ線を放つ放射性物質が同1300ベクレル計測されたと発表した。新しい井戸はバイパ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

せきから水あふれる 第一原発タンク周辺、大雨で

 東京電力は15日、福島第一原発の地上タンク群のせきから、たまり水があふれ出たと発表した。漏出した水に放射性物質が含まれていないか調べている。  台風の大雨に備え、同日午後1時10分ごろ、せきのたまり水を移送しようとした際に発見した。水は約5分後に仮...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【来春高卒の企業採用活動きょう解禁】 求人過去10年で最高 地元就職志向強まる ミスマッチ増懸念

 来春卒業する高校生への企業の採用活動が16日、解禁される。東日本大震災からの復興需要に伴い、県内企業の求人は8月末現在で5691人と過去10年で最高となった。「古里の復興に携わりたい」との生徒の思いも反映し、県内への就職を希望する生徒は3年ぶりに全...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 本県復興願い作品展 26日から 移住20周年を記念 会津桐使い、町へ恩返し

復興への願いを込めた作品を手にする浅見さん
■三島町の能面師 浅見晃司さん(57)  三島町に住む能面師で彫刻家の浅見晃司さん(57)は、本県の再生と復興への願いを込め、同町への移住20周年を記念した作品展を26日から町交流センター山びこで開催する。  埼玉県川口市出身の浅見さんは同市職員を退...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

食談義、県民に元気 小泉武夫さん連続講演会の第1弾

発酵食品に秘められた力を紹介する小泉さん
 発酵学、食文化研究の第一人者で東京農大名誉教授の小泉武夫さん(小野町出身)による連続講演会「移動塾 天下無敵の食談義」の第1回は14日、福島市の県立図書館で開かれた。小泉さんは「発酵食品 魔法の力」と題し、納豆や甘酒など発酵食品の素晴らしさを説いた...[記事全文

県外避難町民支援に意見 浪江町の配置職員が推進会議

県外避難の町民に対する支援の在り方を考えた推進会議
 県外避難した浪江町民に対し、戸別訪問や情報提供などを行う町臨時職員「復興支援員」の推進会議は14、15の両日、郡山市民文化センターなどで開かれている。配置先の山形、千葉、新潟、埼玉、京都の全5府県から支援員らが集まり、今後のサポートの在り方を考えて...[記事全文

果実輸出再開祝う JA新ふくしま タイなどへ出発式

輸出用の果物が積み込まれるトラック
JA新ふくしまのタイ・マレーシア向け果実輸出出発式は14日、福島市飯坂町の同JA湯野共選場で行われた。  県などが行った現地バイヤー向け産地説明会などの結果、東日本大震災後、初めての輸出が実現した。式には関係者ら約20人が出席した。菅野孝志組合長が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興願い本県在住者ら力作 第一美術協会が本宮でミニ巡回展

多彩な作品が並ぶミニ巡回展
 第一美術協会の福島ミニ巡回展は14日、本宮市の白沢ふれあい文化ホールで始まった。29日まで。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を美術の力で後押ししようと企画した。東京・六本木の国立新美術館で5月から6月にかけて開かれた第84回第...[記事全文

「福島の記録」新潟で展示 福島民報の報道写真パネル展

福島民報社の報道写真パネルを見る村山上越市長(左)ら
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の本県の様子を伝える福島民報社の報道写真パネル「福島の記録」は14日、国際ロータリー第2560地区第7分区のインターシティー・ミーティング(IM)が開かれた新潟県上越市のホテルハイマートに展示された。  本...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリの甲状腺がん発症者は

 1986年のチェルノブイリ原発事故発生時の周辺地域で、事故で放出された放射性物質の影響による甲状腺がんが多発したと聞きました。当時発生していた甲状腺がんは、どのような人が発症したのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

「制御できていない」 第一原発汚染水問題で東電幹部

 東京電力の山下和彦フェローは13日、郡山市で開かれた民主党会合で、福島第一原発の汚染水漏れ問題について「今の状態はコントロール(制御)できていないと考えている」と発言した。地上タンクからの高濃度汚染水漏えいなどを踏まえた発言とみられる。2020年東...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

技術、国際公募へ 政府がトリチウム除去で有効策なし

 東京電力福島第一原発で高濃度汚染水が漏れた問題を受け、政府の汚染水処理対策委員会は13日、汚染水からの大量のトリチウム(三重水素)除去などは現時点で有効な対策が見当たらないとし、技術を国際公募することを決めた。国内外の英知を結集するための専門チーム...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地上タンク対策強化を 県廃炉安全監視協が初の現地調査

 東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、県廃炉安全監視協議会は13日、東電に対し廃炉作業が長期にわたることを前提にした地上タンク対策の強化を求めた。地下水の流れの把握を急ぐことや県民の不安解消へ分かりやすい情報提供なども申し...[記事全文

ひとめぼれ全袋検査始まる 坂下

検査結果が分かるQRコード付きシールを貼る検査員=JA会津みどり坂下2号倉庫
 平成25年産の「ひとめぼれ」の放射性物質を調べる全袋検査と等級検査は13日、県内のJAグループのトップを切って会津坂下町のJA会津みどり坂下2号倉庫で始まった。611袋(1袋30キロ)の放射性セシウムは全て検出下限値(1キロ当たり25ベクレル)未満...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬の土地、賃貸締結 津波で全壊の県水産種苗研究所再整備

覚書に調印し握手する佐藤知事(右)と郡社長(中央)。左は立谷市長
 東日本大震災の津波で全壊した県水産種苗研究所を相馬市に再整備する県は13日、化学品メーカー・ADEKA(本社・東京)と用地の借地権設定の覚書を締結した。同社は、相馬市光陽の同社相馬工場の敷地約2・7ヘクタールを県に賃貸する。  同日、県庁で佐藤雄平...[記事全文

英で風評吹き飛ばせ 県産米、果物ジュース来月5日「ジャパン祭」で販売

ジャパン祭で「福島グッズ」などを販売するロンドンしゃくなげ会員ら=昨年10月
 本県の農産物の安全性を英国から発信しようと、在英県人会ロンドンしゃくなげ会は10月5日にロンドンで催される「ジャパン祭」で県産米と県産果物のジュースなどを販売する。全農と全農県本部が協力する。一昨年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、全農...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

皇太子ご夫妻22日郡山に 被災地お見舞い2年ぶり

 皇太子ご夫妻は22日に東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地視察のため郡山市を訪問される。県が13日、発表した。  ご夫妻は22日午後にJR東北新幹線で同市に入り、仮設住宅で浜通りからの避難者を励まされる。子育て支援施設や放射性物質の検査施...[記事全文

楢葉町長、若者と懇談 町の取り組み紹介、意見聞く

若者にあいさつする松本町長(右)
 楢葉町の「若者たちと町長の懇談会」は13日、いわき市の町いわき出張所谷川瀬分室で初めて開かれた。  町などの町民意識調査で約2割が町に戻らないと回答し、その多くが若者だったことから率直な意見を集めようと実施した。町職員が町の現状や取り組みを紹介した...[記事全文

試験栽培の花、復興局に贈る 川俣・山木屋の農家

亀岡復興政務官に花束を手渡す菅野代表(左から3人目)ら
 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が設定されている川俣町山木屋地区の花き農家のグループが13日、4月から試験栽培を始めた地域特産のトルコギキョウを福島復興局に届けた。  「あぶくまカットフラワーグループ」の菅野洋一代表ら6人が同局を訪れ、8種類...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全国地銀協会長が視察 南相馬、新地

新地発電所を視察する谷会長(中央)
 全国地方銀行協会の谷正明会長(福岡銀行頭取)は11日、南相馬、新地の2市町などを訪れ、県内企業の復興に向けた取り組みなどを視察した。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した本県の実情を把握する目的。相馬共同火力発電新地発電所を訪問し、津...[記事全文

保原総合公園に来て 除染完了、15日開設

サンドクラフト作りに取り組む千里浜砂像協会の会員
 伊達市の保原総合公園が15日、新装オープンする。園内の除染を完了し、大型遊具の他、ブランコやローラースライダーなどを設置した。新たに芝生広場を整備し、子どもが楽しめる環境を整えた。市は県外に自主避難中の人にもPRしており、帰還の呼び水にしたい考えだ...[記事全文

和太鼓演奏し被災者励ます 郡山でコンサート

表現力豊かな演奏を披露する林さん
 和太鼓奏者林英哲さんらによる「復興ボランティアコンサート」はこのほど、郡山市高倉小体育館で開かれ、力強い演奏で会場を盛り上げた。  東日本大震災に被災した本県の子どもを元気づけるのが目的。林さんの他、全国で活躍する「英哲風雲の会」や僧侶でつくる「豊...[記事全文

タンク耐用年数、根拠なし 第一原発

 東京電力福島第一原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は12日、都内で開いた原子力規制委員会の作業部会で、事故から1年の平成24年3月ごろまでに設置した「フランジ型」タンクの耐用年数は発注時に仕様書で規定していなかったことを明らかにした。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

26日にも再開 相馬双葉漁協の試験操業

会議冒頭であいさつする立谷委員長(右奥)
 東京電力福島第一原発の汚染水問題の影響で中断した試験操業について、相馬双葉漁協は12日、今月下旬に操業を再開することを決めた。19日の県地域漁業復興協議会に承認を求め、24日の県漁協組合長会で正式決定する。  沖合底引き網漁は、いわき地区と歩調を合...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「若冲」展10万人突破 県立美術館

早川館長(左)から図録などを受ける鈴木さん(中央)と大貫さん(右)
 福島市の県立美術館で開かれている東日本大震災復興支援特別展「若冲(じゃくちゅう)が来てくれました」の入場者が12日、10万人に達した。  節目の入場者となった栃木県鹿沼市の主婦鈴木京子さん(59)と、一緒に訪れた高校時代の同級生の大貫まち子さん(5...[記事全文

水害に備え阿賀川堤防点検 国交省が若松からスタート

堤防の状態などを点検する職員
 台風などによる出水期を前にした国土交通省阿賀川河川事務所の河川堤防点検は12日、会津若松市の阿賀川(大川)堤防で始まった。  堤防の陥没やひび割れ、崩れなどをチェックするため、毎年春と秋に実施している。同事務所の職員と委託業者の社員合わせて15人が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

用地売買契約を締結 ネットプリントが郡山に新拠点建設

品川市長と契約を交わした木藤代表取締役(右)
 東京電力福島第一原発事故により、避難先の郡山市の仮設工場で事業を続けている双葉町のシール印刷業「ネットアンドプリント」は市内の郡山中央工業団地に生産拠点となる新工場を建設する。平成26年3月の着工、27年1月の操業開始を目指す。12日、市開発公社と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(43)命の重さ 慰謝料 迫る時効 新法の成否 救済の鍵 問われる国会の「本気度」

国会では消滅時効に関する議員立法を目指す動きがある。与野党の議論の行方に注目が集まる
 死亡慰謝料など損害賠償請求権の民法上の消滅時効は3年だ。福島第一原発事故を起こした東京電力は時効を理由に請求を妨げないとしているが、法的裏付けはない。今後も増えるとみられる関連死を救済できるのか。  「東電に時効への対応を委ねるのは危うい」。福島市...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

関連死増依然深刻 今年度県内76人 東日本大震災2年6カ月

 東日本大震災から11日で2年6カ月が経過した。震災と東京電力福島第一原発事故で約14万7千人が避難生活を強いられている本県では、避難先で体調不良などで亡くなる震災関連死(原発事故関連死)の人数が増え続け、依然として深刻な状況だ。平成25年度の認定者...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地下水到達認める 汚染水漏れ 東電高濃度トリチウム検出

 東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度の放射能汚染水が大量に漏れた問題で、東電は11日、漏れたタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した地下水からトリチウムを1リットル当たり6万4000ベクレル検出したと発表した。同日、楢葉町の東電福島復興本社...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災から2年6カ月 不明者を大規模捜索 県警が沿岸部で

行方不明者を捜索する警察官=11日午前10時15分ごろ、浪江町・高瀬川
 東日本大震災の発生から2年6カ月となった11日、県警本部は関係機関と連携して本県沿岸部などで行方不明者の大規模捜索を実施した。  県警をはじめ福島海上保安部、相馬、双葉の両広域消防本部、地元消防団など合わせて約570人で臨んだ。このうち、浪江町の請...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発事故関連死 関連死増依然深刻 今年度県内76人宮城の8倍、岩手の3倍

 東日本大震災から11日で2年6カ月が経過した。震災と東京電力福島第一原発事故で約14万7000人が避難生活を強いられている本県では、避難先で体調不良などで亡くなる震災関連死(原発事故関連死)の人数が増え続け、依然として深刻な状況だ。平成25年度の認...[記事全文

(42)命の重さ 慰謝料 迫る時効 東電任せでいいのか 長期避難に対応した法を

時効の中断措置を定めた特例法の条文。対象がADR利用者に限られるなど、救済制度としては不十分との声が挙がる
 東京電力福島第一原発事故から2年半となった今なお、約14万7000人が避難生活を続ける。東電への損害賠償を請求できなくなる可能性が浮上している。民法は損害賠償の請求権が失われる時効を3年とする。  今年5月、衆参両院は全会一致で「特例法」を成立させ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

11月までに追加対策 政府、汚染水問題で 国内外の知見反映

 東京電力福島第一原発の汚染水問題で、政府は10日、トラブルの事前防止策を強化するため「廃炉・汚染水対策チーム」を設置した。同原発で起こる可能性がある全てのトラブルに対し、国内外の知見を反映させた追加対策を11月上旬までにまとめる。同日、廃炉・汚染水...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国「年末めどに明示」 7市町村の除染完了時期 工程見直し

 環境省は10日、国直轄除染と災害廃棄物処理の工程を見直し、新たな方針を示した。除染は対象11市町村のうち、7市町村で平成25年度内の完了を正式に断念。完了時期の明示は先送りし、市町村と協議した上で年末をめどに決める。  除染が延長されるのは南相馬、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

荒廃家屋、国費で解体 国直轄除染 長期避難に対応 工程円滑化

 環境省の新たな除染、災害廃棄物処理方針では、作業工程のほか、除染などを円滑に進める手法も示された。長期避難で荒廃した家屋を国費での解体・撤去の対象とする。ネズミ被害などが深刻化する一方、解体費用は東京電力の賠償対象に認められておらず、住民からは「住...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

環境省、災害廃棄物の処理完了時期示さず 焼却炉は来年度から運用開始

 環境省が10日に公表した新たな災害廃棄物処理計画でも完了時期が示されなかった。  避難区域11市町村の災害廃棄物処理の今後の流れは【図】の通り。市町村単位で国が整備する仮設焼却炉の立地場所が確保されている場合は平成25年度内に着工し、26年度から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染水対策 遮水壁135億円 ALPSに69億円

 東京電力福島第一原発の汚染水問題で、政府は10日、汚染水対策として平成25年度予算の予備費約205億6千万円の支出を閣議決定した。凍土遮水壁の整備に135億9千万円、新たな多核種除去設備(ALPS)に69億7千万円を充てる。  政府は予備費210...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

土地・住宅賠償を増額 原賠審が新規取得考慮し検討

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は10日、同省で開かれ、土地・住宅の賠償基準について、賠償額の上乗せが必要との意見で一致した。10月1日の開催を予定している次回会合で上乗せ額の算定方法などを協議する。  土地・住...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡町 毛萱地区に「仮仮置き場」 町議会特別委で環境省示す

環境省の担当者に対し、再度説明を求めた特別委
 富岡町で懸案となっている家庭ごみの搬入先について、環境省は町内の仮置き場候補地になっている毛萱地区に一時保管用の「仮仮置き場」を設置する。10日、郡山市で開かれた富岡町議会の原子力発電所に関する特別委員会で示した。  特別委は町内で比較的線量の高...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野町 町営住宅改修へ 町民帰還促す

 広野町は東京電力福島第一原発事故で町外に避難している町民の帰町を促すため、老朽化した町営住宅の改修に乗り出す。国の補助を受け、今年度は30戸で実施する。来年度は48戸を改修する計画だ。  山田基星町長が10日に開会した9月定例議会の一般質問で示し...[記事全文

浪江町 新規に医療施設 二本松の仮設内診療所機能拡大

 浪江町は新たな医療施設を建設する方針を固めた。東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く中、二本松市の安達運動場仮設住宅内にある仮設診療所の機能を拡大させ、町民の健康を維持する環境を充実させる。  町は11日の9月定例町議会本会議に関連予算を盛り込...[記事全文

再編計画「白紙」に 南会津広域組合消防署 救急搬送に懸念

 南会津地方広域市町村圏組合が平成28年度を目標に進める消防署の再編計画が「白紙」に戻った。消防署を現在の6カ所から3カ所に統廃合する計画だが、どの消防署を廃止するかで町村間の調整がつかず、10日までに計画の協議休止が決まった。現状維持の場合、救急搬...[記事全文

福島地裁に2次提訴 原発訴訟原告団 2000人規模で責任追及

提訴のため福島地裁に向けて行進する原告団
 東京電力福島第一原発事故による被災者が国と東電に対し慰謝料などを求めて提訴した「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団は10日、福島地裁に二次提訴した。二次提訴に加わった原告は1159人で、一次提訴と合わせて原告数は1959人となった。国と東...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東北未来がんばっぺ大使に秋吉久美子さん委嘱へ 消費者庁

秋吉久美子さん
 消費者庁は、東京電力福島第一原発による食品の風評払拭(ふっしょく)に向け、女優の秋吉久美子さんを「東北未来がんぱっぺ大使」に委嘱する。  10日の閣議後の会見で森雅子消費者行政担当相(参院本県選挙区)が発表した。同庁が「大使」を委嘱するのは初めて...[記事全文

東日本大震災からきょう2年6カ月

 東日本大震災の発生から11日で2年6カ月を迎える。大津波による壊滅的な被害と東京電力福島第一原発事故により、今なお県民14万6804人(10日、県まとめ)が県内外で避難生活を強いられている。  避難者数は1年前に比べ約1万3千人減った。県内避難者...[記事全文

念願の美容院開業 野馬追での夫の活躍楽しみに

■南相馬市原町区萱浜 星さとみさん(43)  さとみさんは、震災当日、南相馬市原町区の自宅に開業した美容院で常連客を見送り、店じまいの準備をしていた。大きな揺れの後、双葉町の建設現場で働いていた夫の秀正さん(45)から携帯電話に安否を気遣うメールが届...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

家族思いの娘 誕生日、母の日に贈り物

■いわき市四倉町 高橋みゆきさん(48)  みゆきさんは家族思いだった。明るい性格で、周囲の人たちにも親しまれていた。いわき市四倉町で3人姉妹の末っ子として生まれた。市内の四倉高を卒業後、近くのコンクリートを扱う会社に勤めた。結婚後に退職し、息子の子...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

(41)命の重さ 慰謝料 法律家の闘い 「自己責任」問うのか 体調不良や精神的弱さ

被災者の求めに応じて奮闘する弁護士の白鳥さん
 東京電力福島第一原発から北側に25キロほど離れた南相馬市原町区にある新開法律事務所の南相馬事務所。原発事故に伴い、一時緊急時避難準備区域となった。東日本大震災から2年6カ月が経過した現在も、原発事故による慰謝料請求などの相談に訪れる住民が後を絶たな...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

記者が歩く「福島の今」【仮設住宅】 富岡生活復興支援センター フラダンスで交流 高齢者「もう限界」の声

おだがいさまセンターのフラダンス教室に参加する富岡町民
 9月上旬の月曜日の午後、郡山市富田町の仮設住宅内にある富岡町生活復興支援センター(おだがいさまセンター)に女性が続々と集まってきた。同町から仮設住宅などに避難している人たちだ。  毎週月曜はフラダンス教室の日。「ワン、ツー、スリー、腕を上げて−」「...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

記者が歩く「福島の今」【教育】 プレハブ校舎で元気に 大熊の小中校 子ども流出は止まらず

プレハブの新校舎で英語の授業を受ける大熊中の1年生
 生徒約120人が平屋のプレハブ校舎で学ぶ。会津若松市一箕町にある大熊町・大熊中だ。  今月上旬に訪れた。1年1組の子どもたちは、英語の「三単現のS」の使い方を学んでいた。三瓶幹子教諭と外国語指導助手のビドル・ジョン・ラッセル先生が黒板に英文を書き、...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

記者が歩く「福島の今」【除染】 帰還へ作業進む 楢葉 住宅、線量...不安も

下小塙地区では住民の帰還へ向け、住宅の除染が急ピッチで進められていた
 原発事故により町の大部分が避難区域になった楢葉町。町内に入ると、至る所で除染作業の光景が目に入る。  町南西部の下小塙地区では作業員約100人が10戸に分かれ、作業に当たっていた。いわき市に避難する会社役員橋本明夫さん(58)=同町下小塙=は「この...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

記者が歩く「福島の今」【高台移転】 古里の仲間と一緒に 新地の吉田さん、新居着工へ

新地町の富倉団地に整地された新居建設地に立つ吉田さん。「また、みんなで力を合わせて暮らしていく」と誓う
 2キロ先に太平洋を望む。新地町富倉地区の高台に整備された防災集団移転団地「富倉団地」で、同町議吉田博さん(63)は安堵(あんど)の表情を浮べた。先月、8区画のうちの1区画を町から引き渡された。今年中にも自宅を着工し、町内の前田仮設住宅を離れる。  ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

記者が歩く「福島の今」【津波被災地】 「ここの暮らしがいい」 いわき平豊間 海に愛着、夫婦戻る

いわき市平豊間の津波被災地は建物の基礎と雑草が目立つ。復興の道のりは険しい
 いわき市の平豊間地区は震災の大津波で甚大な被害を受けた。海岸では護岸設備の復旧工事を進める重機が休みなく動いている。  月日が流れ、地区のコンビニエンスストアや病院、信用金庫などが再開した。隣接する平薄磯の豊間中の校庭に山積みになっていた震災がれき...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

記者が歩く「福島の今」【避難区域再編】 住民「一歩ずつ前へ」 小高 神社にがれき山積み

村上城跡に立つ貴布根神社本殿。拝殿の解体作業を終わったが、がれきは境内に山積みにされたままだ
 東日本大震災から11日で2年半を迎える県内は、汚染水漏れなど東京電力福島第一原発の廃炉作業でトラブルが続く。長期化する仮設住宅暮らし、除染、高台への住宅移転など数々の課題が横たわっている。大津波と原発事故...。経験したことのない大きな被害に見舞わ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

復興クローズアップ 田村市都路町 特例宿泊 3年ぶりに盆踊りの輪

3年ぶりに盆踊りの輪が広がった田村市都路町の中心部。避難指示解除準備区域の住民も特別宿泊で戻った自宅から大勢訪れた=8月14日
 東京電力福島第一原発から20キロの距離にある、田村市都路町の避難指示解除準備区域(旧警戒区域)では、申請すれば自宅に継続的に寝泊まりできる長期の特例宿泊が8月から実施されている。8月28日には冨塚宥けい市長が特例宿泊が終わる10月31日に合わせ、「...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

国際医療科学センター 28年度運用目指す 県民の健康管理、放射線医学研究 福島医大

 福島医大は原発事故からの復興に向けた先端医療、県民健康管理調査、放射線医学の研究、開発を進める拠点「ふくしま国際医療科学センター」を整備し、平成28年度の運用開始を目指す。  医大敷地内に4つの建物を建設する。延べ床面積は約4万平方メートル。「放射...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

健康管理先見えず 問診票の回収難航

 東日本大震災直後に発生した東京電力福島第一原発事故。県内各地に拡散した放射性物質対策として、県などは全県民を対象とした県民健康管理調査に乗り出している。県民の健康状態を長期間にわたり把握する。しかし原発事故直後の外部被ばく線量を調べる基本調査の問診...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

ドキュメント(8月11日〜9月10日)

■8月11日  ・石原伸晃環境相は東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設整備について「何よりも福島県をはじめとする皆さま方が、福島県のために自ら行動するという認識をしっかり持っていただくことが重要」と述べた。福島市...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

ADR申し立て検討も 住民サービス低下懸念 市町村

 原発事故に伴う自治体賠償で、県内市町村の請求に対し、東電の支払状況は低迷している。請求から1年近くが経過しても東電からの回答がなく、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)の申し立てを検討している市町村もある。市町村からは賠償...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

支払額2兆7677億円 未請求の避難住民1万人

 東京電力は福島第一原発事故に伴い8月23日までに、2兆7677億円の賠償金を支払っている。  このうち、精神的賠償や休業補償などに関する賠償は平成23年11月から支払いが始まった。法人・個人事業主に対する賠償金が最も多く1兆2912億円、次いで個人...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 飯舘 菅野典雄村長 自立を促す対策必要

 −東京電力の賠償をどう評価するか。  「不動産などの賠償手続きが繁雑で、分かりづらく、避難者に寄り添った対応を取っていないと思われる。村民が生活を再建する一歩になるので、しっかりとした対策を講じてほしい。ただ、住民の生活を原発事故前の状態に近づける...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 田村 冨塚宥けい市長 帰還者の生活支える

 −市内都路町の避難指示解除準備区域では長期特例宿泊が8月から3カ月間実施されている。  「住民の理解を得るのが前提だが、個人的には同制度が10月末で終わるのを機に、11月にも避難指示が解除されるのが適当と考える。10月中に国と住民説明会を開いて地元...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

原発事故で全員不起訴 東電前会長、菅元首相ら 東京地検

 東京地検は9日、東京電力福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された勝俣恒久前東電会長(73)や菅直人元首相(66)ら42人全員を不起訴処分とした。東日本大震災の巨大津波による被害予測は困難で、事故後の対応も過失に問えないと...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

五輪でJヴィレッジ活用を 楢葉町長「復興の後押しに」

Jヴィレッジ活用を岩城議員(左から2人目)に訴える松本町長(右から2人目)。左は吉野、右は坂本の両議員
 楢葉町の松本幸英町長は9日、自民党東日本大震災復興加速化本部「福島再興に関する委員会」に、東京電力福島第一原発事故の収束作業の拠点となっているJヴィレッジ(楢葉・広野町)を東京五輪で活用するよう求めた。  松本町長は、避難区域の将来像を検討するヒア...[記事全文

せきかさ上げ、タンク交換 現地調整会議 初会合で対応策

汚染水対策現地調整会議であいさつする赤羽経産副大臣(中央)
 政府は9日、東京電力福島第一原発の汚染水漏えい問題をめぐり、現場レベルで東電と連携強化を目指す汚染水対策現地調整会議の初会合をJヴィレッジ(楢葉、広野町)で開いた。汚染水の地上タンク周辺を取り囲むせきのかさ上げや、漏えいが見つかった地上タンクと同型...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

木質バイオマス発電撤回求める 塙町に住民グループ

記者団に会談などを説明する吉田代表(右)と宮崎庶務
 塙町の菊池基文町長が整備計画凍結を発表した木質バイオマス発電施設をめぐり、同計画に反対する住民グループ「塙町木質バイオマス発電問題連絡会」は9日、菊池町長に計画の白紙撤回を求めた。  吉田広明代表と宮崎正利庶務が町役場で菊池町長と会談した。終了後、...[記事全文

石綿対策せず工事 広野火発作業員延べ330人

 東京電力は9日、広野火力発電所の石綿を含んだ配管保温材の取り換え工事で、作業員延べ約330人がマスクなどの石綿対策用の装備をしていなかったと発表した。石綿が保温材に4・4%の割合で含まれていることが同日確認されたためとしている。現時点で健康被害は確...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

試験操業へ準備 いわき市漁協

試験操業に向けた準備のため、漁獲物を小名浜漁港に水揚げする漁師=いわき市
 いわき市漁協は9日、本県沖で9月末に予定している試験操業に向けた準備を小名浜漁港で実施した。  試験操業で漁獲物を水揚げした後、放射性物質の検査や魚種の選別などで、どの程度の時間がかかるかを確認する目的。今回の魚種はメヒカリやヤナギダコなど7種とし...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

渡利で作業本格化 表土剥ぎ取り芝張り替え 県内初、福島の河川堤防除染

表土剥ぎ取りなどの作業が始まった福島市渡利の堤防除染
 国土交通省福島河川国道事務所が福島市渡利地区で実施している県内初の河川堤防の除染は9日、本格的な作業に入った。この日は渡利大橋付近の河川堤防で住宅側の斜面約10メートルの表土を剥ぎ取り、芝を張り替えた。  作業は住宅地に隣接する阿武隈川右岸の弁天橋...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

3年ぶり開催、50人熱演 郡山・横山慶子舞踊学園Dance・舞踊フェス

かわいらしいバレエダンスを披露する子ども
 横山慶子舞踊学園の「第168回Dance・舞踊フェスティバル」は8日、郡山市民文化センターで開かれた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生で休止していたが、3年ぶりに開催した。県洋舞連盟顧問の横山さんは浜通りを中心に活動してきたが、原発事故...[記事全文

「ふくしま除染隊」発足 郡山、住民の手で故郷再生へ

市民の手で除染を行い、後世に住みよい環境を残すことを誓った設立総会
 郡山市を中心とした50代から70代の会社員や経営者らでつくるNPO法人「ふくしま除染隊」の設立総会は8日、郡山市の清陵山倶楽部で開かれた。  会員は約30人。東京電力福島第一原発事故により放射性物質の影響が色濃く残る故郷の再生を目指す。行政だけでは...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

念願の矢吹工房開設 大堀相馬焼栖鳳窯窯元・山田さん

矢吹町で栖鳳窯を再開した山田さん
 矢吹町で作陶の再開を目指していた大堀相馬焼栖鳳(せいほう)窯の窯元、山田正博さん(63)は8日、山田陶器店矢吹工房の開設式を行った。プレハブ仮設店舗での再起だが、山田さんは「これまでお世話になった方へ恩返ししたい。初日から多くのお客さんが来て、うれ...[記事全文

浪江町民、塗り絵で交流 福島・仮設住宅で体験教室

塗り絵を楽しんだ参加者
 「大人の塗り絵」体験教室は8日、福島市飯坂町の北幹線第一仮設住宅で開かれた。避難生活を送る浪江町の住民らが、色鉛筆で風景画に色を塗りながら交流した。  同仮設住宅の有志で組織する「寿会」の代表佐々木健子さん(78)ら約30人が参加した。同会では日頃...[記事全文

顕彰碑前で重陽祭 秩父宮妃勢津子さましのぶ

顕彰碑前で勢津子さまの遺徳をたたえる宮森委員長(右)
 秩父宮妃勢津子さまをしのぶ重陽祭は9日、会津若松市の国指定名勝会津松平家庭園・御薬園にある顕彰碑前で行われた。  勢津子さまは会津藩主松平容保公の孫で、皇族に嫁ぎ、会津藩の「朝敵」の汚名をそそいだとされる。重陽祭は秩父宮妃勢津子殿下顕彰委員会と市観...[記事全文

(40)命の重さ 慰謝料 法律家の闘い 時効の影付きまとう 「消滅」撤廃求め意見書

ADRの申し立て内容について話し合う弁護団員=7月24日、東京都
 東京電力福島第一原発事故からあすで2年半を迎える。民法の損害賠償請求権の消滅時効は3年だ。このままで被害者を救えるのか-。和解仲介に携わる多くの弁護士は、焦りの色を隠せない。  東電の広瀬直己社長は1月、請求権の消滅期間を過ぎても損害賠償に対応する...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

国内外の英知結集 8月設立の国際廃炉研究開発機構

 福島第一原発の廃炉に向け、研究開発を担う「国際廃炉研究開発機構(理事長・山名元京都大原子炉基礎工学研究部門教授)」が8月に設立された。  日本原子力研究開発機構をはじめ、東電など電力各社、原発プラントメーカーなど17法人が参加し、海外から廃炉に詳し...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

高線量 作業の支障に

 福島第一原発では、高い放射線量が廃炉作業の行く手を阻む。  東電は、汚染されたがれきを撤去することで空間線量を下げ、全面マスクが不要なエリアを順次拡大し、作業負担の軽減を進めている。だが、地上タンクからの高濃度の汚染水漏れにより空間線量が上昇してい...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

根本復興相インタビュー 医療費減免策検討へ 司令塔機能さらに発揮

本県の復興加速化の課題などを語る根本氏
 根本匠復興相(衆院本県2区)は9日、福島民報社のインタビューに応じた。子ども・被災者支援法の基本方針案に明記されなかった子ども・妊婦の医療費減免の施策については、県民健康管理調査などの結果を踏まえて検討していく考えを明らかにした。  ―本県では依然...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

燃料状態分からず 取り出し前倒し不透明

 福島第一原発1〜3号機の溶けた燃料の状態は全く分かっていない。政府と東電などでつくる廃炉対策推進会議は今年6月、福島第一原発の廃炉に向けた新たな工程表を示し、1〜3号機の溶けた核燃料の取り出しを従来計画の平成33年末から最大1年半前倒しすることを明...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

ブランド力低下防ぐ 水産物加工・販売さすいち直売店社長 小野輝男さん(いわき)

活気にあふれる小名浜漁港の写真を前に漁業復興を願う小野さん
 「原発事故の影響で今は難しいが、いつか必ず地魚の天日干しは復活させる」。いわき市小名浜の「さすいち直売店」社長の小野輝男さん(71)は力を込める。  震災前は新鮮な魚介類の販売をはじめ、いわきの特産品ヤナギガレイや特製たれに漬け込んだサンマなどを店...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

風評の拡大憂える いわき市漁協 試験操業検討委員長 鈴木三則さん

漁を再開できる日を思い描きながら海を眺める鈴木さん
 いわき市漁協試験操業検討委員長で、仁洋丸船主の鈴木三則さん(62)は古里・四倉の海をじっと見詰めた。「消費者が不安に思っている以上、試験操業は簡単に始められない。震災当初は、まさか2年以上も漁ができなくなるとは考えていなかったが...」  今月5日...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

漁業再開 また暗礁に 怒りこらえ前向く 明神丸船主・船長 高橋通さん(相馬)

相馬双葉漁協の組合員向け説明会で、東電に質問する高橋さん
 「福島の漁業を守り続けるため、俺たちは前を向いていくしかない」。相馬市の明神丸船主・船長の高橋通さん(58)は試験操業中断を余儀なくされた悔しさをにじませながらも言葉に力を込めた。  原発敷地内の地下水をくみ上げ海に流す地下水バイパス計画や汚染水問...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 浪江馬場有町長 恒久的取り組み必要

 −汚染水問題など原発事故の問題が続いている。  「町民の原発への信頼はゼロ。国や東電はもっと真剣に原発事故に向き合い、取り組みを加速化させるべき。汚染水問題などで、ますます不安感が募っている。想定できる問題のはずだが、なぜ最初から手を打つことができ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 双葉 伊沢史朗町長 国、東電は危機意識を

 ―福島第一原発の廃炉作業をどう見ているか。  「廃炉作業や汚染水処理は、東電や国が場当たり的な対応になっていると感じる。問題が発生すると『これまでに経験がない』と理由を挙げるが、もっと危機意識を持ち取り組むべき。気候や地域の特徴を知る地元自治体や住...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 南相馬 桜井勝延市長 汚染水対応 国が責任

 ―福島第一原発の廃炉作業はトラブル続きだ。  「汚染水の流出で、東電の対応は既に破綻している。原発の安全神話を流布した国が責任を全面的に持ち、早急に対応策を打ち出すことが必要だ。汚染水への対応を含め、原発の廃炉に向けた作業の進捗(しんちょく)は避難...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 富岡 宮本皓一町長 生活環境の改善支援

 -町の課題は。  「全町避難が続く中、町民の生活環境の改善が最優先だ。原発事故前の町では、庭付きの一戸建てに暮らす住民がほとんどだった。仮設住宅や都市部の借り上げ住宅での生活とは大きく異なる。特に高齢者は不自由な暮らしが長引いた影響で、足腰が弱るな...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

(39)命の重さ 慰謝料 法律家の闘い 事業者の無過失前提 支払額 交通事故に満たず

医療過誤や労災などの賠償に用いられる「赤い本」。「無過失責任」が前提のADRでは、死亡慰謝料は交通事故に満たない
 原発事故関連死の死亡慰謝料の賠償額算定は、交通事故を例に考えられている。東京都港区の「原発被災者弁護団」副団長の大森秀昭さん(55)は、頼らざるを得ない過去の基準に違和感を抱いていた。  司法の世界は判例が重要視される。「民事交通事故訴訟 損害賠償...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

「八重之像」に復興願い 除幕式 会津の魂後世に

鶴ケ城三の丸に完成し除幕式が行われた「八重之像」=会津若松市
 会津生まれの女性・新島八重を顕彰する銅像「八重之像」が完成し7日、会津若松市の鶴ケ城三の丸で除幕式が行われた。激動の幕末から昭和にかけて、会津の魂を忘れず前を向いて生き抜いた姿を永く伝え、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の願いを込め...[記事全文

再生へ向け意見交換 県弁護士会シンポ 川内村長、浪江町長ら

地域再生に向けて意見を交わす遠藤村長(右から2人目)、馬場町長(同3人目)
 東京電力福島第一原発事故による被災者救済や本県復興に向けて意見を交わすシンポジウム「原発事故で奪われたものは何か~住民被害の回復と地域の再生に向けて~」は7日、郡山市のホテルハマツで開かれた。遠藤雄幸川内村長と馬場有浪江町長らパネリストが地域再生に...[記事全文

経営者ら復興策探る 福大が特別公開講座

企業家としての復興への使命感を語る(左から)庄司、伊藤、橋本の各氏
 大同生命保険の寄付講座で福島大の特別公開講座「中小企業の力で福島の未来を拓く-リーダーシップと事業構想力」は7日、福島市の福島学院大で開かれ、東洋システム(いわき市)の庄司秀樹社長、いちい(福島市)の伊藤信弘社長、エヌジェイアイ(郡山市)の橋本弘幸...[記事全文

チェルノブイリ原発視察を報告 ふくしま復興塾

ウクライナでの経験を話す塾生(右)
 本県の復興を担う若者向け人材育成プロジェクト「ふくしま復興塾」のウクライナフィールドワーク報告会は7日、郡山市の郡山情報ビジネス専門学校で開かれた。  塾生21人は8月12日から17日までウクライナを訪問し、事故のあったチェルノブイリ原発や中心都市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「語り部」避難生活伝える 富岡町社協事業が県外視察団に

現在の心境などを明かす語り部役の末永さん(右)
 東京電力福島第一原発事故で避難した自治体の団体として、町の現状を伝える富岡町社会福祉協議会の「語り部」事業は7日、郡山市富田町の仮設住宅集会所であり、語り部役の町民5人が初めて県外からの視察団を前に思いを語った。  静岡県牧之原市の落居区自主防災委...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

英大使館と親善試合 クリケット本県出身選手ら

クリケットで交流した大使館、東北両チームの選手ら
 東日本大震災で被災した東北の復興を願って、駐日英国大使館は7日、南相馬市原町区の北新田野球場で英国の伝統球技クリケットの親善試合を行った。大使館チームと本県出身者らでつくる東北チームが対戦し、交流を深めた。  スポーツを通し友好関係を深め、被災地へ...[記事全文

全国のオートバイ愛好者が坂下に集結 復興支援イベント

県内外からオートバイ愛好者が集まった会場
 首都圏などのオートバイ愛好者が集まる「福島応援おんもしぇ祭」は7日、会津坂下町の鶴沼球場駐車場で催された。  東京電力福島第一原発事故の風評や新潟・福島豪雨被害に悩む会津地方の観光を支援しようと都内のオートバイ店が中心となり、平成23年から復興支援...[記事全文

「悔しさをパワーに」 震災・原発事故後初参加の双葉町 市町村対抗県軟式野球

古里復興の願いを胸に、町旗を掲げて入場行進する石沢主将ら双葉町のメンバー
 「出場できなかった悔しさをパワーに変える」。7日、福島市のあづま球場で開幕した第7回市町村対抗県軟式野球大会の開会式には、東京電力福島第一原発事故の影響で出場を断念していた双葉町の選手が3年ぶりに姿を見せた。避難生活が続く中、町民の復興への願いを背...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 母親の被ばくで胎児への影響は

 母親のおなかの中で被ばくをした原爆被爆者の中で病気が増えたケースはあるのでしょうか? 東京電力福島第一原発事故の影響で今後、県内で生まれてくる子どもに障害が出るのではないかと、不安に思っています。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

避難区域の市町村長に聞く 葛尾 松本允秀村長 除染進行 帰還の前提

 -避難が長期化している。  「役場機能を置く三春町に村営の災害公営住宅を整備する。帰還困難区域の野行行政区や居住制限区域の広谷地行政区北部、村全域の子育て世帯を対象に最大で125戸を整備する。三春町の協力を得て平成25年度内に土地を造成し、26年度...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月

避難区域の市町村長に聞く 川俣 古川道郎町長 高齢者の健康を守る

 −避難区域の山木屋の状況は。  「住民は約2年4カ月にわたり避難生活を送り、高齢者は精神的に苦しい状況が続いている。家族と離れて暮らしているお年寄りが多く、孤立化しつつあるからだ。子育て世代は放射性物質に、より不安を抱き、遠方に避難している。同居し...[記事全文

カテゴリー:震災から2年6カ月