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タンクのせきから排水 第一原発

 東京電力は16日、福島第一原発の地上タンク群に設けた漏水防止用のせきが、台風18号による大雨の影響であふれる恐れが高まったため、7カ所のせきの弁を開けるなどして、たまった水を排出した。いずれも、ストロンチウム90(法定基準1リットル当たり30ベクレル)などベータ線を出す放射性物質濃度は基準以下で、最大1リットル当たり24ベクレルという。
 濃度の確認をしているとはいえ、東電がせきの水を故意に排出するのは初めて。水は排水溝などから直接、外洋(原発港湾外)に出る。排出総量は不明。
 排出したのは、敷地西側にある「H9」や南側の「G4」などのタンク群のせきにたまった水。300トンの高濃度汚染水が漏えいしたタンクのあるH4エリアでは最大で17万ベクレルを計測した。これら法定基準を上回ったせきでは、仮設ポンプで水を移送している。
 一方、15日午後にBエリアと呼ばれるタンク群のせきからあふれた水には、ベータ線を出す放射性物質が37ベクレルの濃度で含まれていた。東電が16日、発表した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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