東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

帰還可能性を示唆 除染目標完全達成前でも 宮本富岡町長

 富岡町の宮本皓一町長は17日、郡山市で開会した9月定例町議会の一般質問で、年間追加被ばく線量が国の除染の長期目標である1ミリシーベルトまで低減されない場合でも、町に帰還する可能性を示唆した。
 宮本町長は答弁で「1ミリシーベルトに近づけることは絶対条件」と説明した上で、「1ミリシーベルトに達するまで大変な年月がかかる。帰還したい人ができないという問題に発展しかねない」と述べた。
 前町長は町議会などで、追加被ばく線量が1ミリシーベルトにまで下がらなければ帰還しないとの姿勢を打ち出していた。

■「当面実現できない」 いわき市への役場機能移転 町長

 宮本町長は一般質問で、郡山市からいわき市への役場機能の移転について「当面実現できない」という考えを示した。
 宮本町長は7月に行われた町長選で、いわき市への役場機能移転を公約とした。この日の答弁では、いわき市への避難者が増え役場庁舎や駐車場、職員の住宅確保が困難であること、郡山市から多大な支援を受けていることなどを当面、移転できない理由に挙げた。
 ただ、宮本町長は、水面下でいわき市内での役場庁舎の土地・建物確保に向けて取り組んでいると強調。「将来的には移転の方向で進んでいきたい」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧