東日本大震災

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「ふたり」が梁川でライブ 復興全国ツアー終え出発の地で

梁川の子どもたちが寄せ書きした旗を飾って歌う「ふたり」

 福島復興を呼び掛けて全国ツアーを展開した神奈川県出身のアコースティックデュオ「ふたり」の「お帰りライブ」は21日夜、伊達市の梁川体育館で開かれた。ツアーを始めた思い出の地で、半年ぶりの再会を喜び合い、熱い演奏を繰り広げた。
 東日本大震災の発生後、東北自動車道・国見サービスエリア(SA)下り線に置いた雑記帳に、利用者がメッセージを次々に書き込んだ。同SA食堂の店員・中木トク子さん(63)が返事を書き続けた。活動に感銘した「ふたり」のプロデューサーNORIOさんが曲を作り、「ふたり」が詞を付け「small cherry」という作品が完成した。
 「ふたり」は今年3月、中木さんが指導していた梁川剣道スポーツ少年団育成会が主催する梁川体育館でのコンサートで、全国ツアーを開始した。仙台から四国まで全国約70カ所で演奏、スポ少の子どもたちが贈った寄せ書き入りの白い旗を持ち歩き、福島への支援を呼び掛けた。
 「お帰りライブ」には約100人が集まった。「ふたり」の小沼拓郎さん(28)、石崎紀彦さん(29)は旗をステージに飾り、「ツアー中、福島のことを忘れたことはなかった。これからも音楽でみんなに元気を与えたい」とあいさつ、「small cherry」やGReeeeNの東北支援曲「green boys」などを澄み切った歌声で聞かせた。
 会場ではスポ少のお母さんたちが「福島は負けない」などと書かれたうちわを振って声援を送った。
 「ふたり」は23日に国見町で催される「義経まつり」でもライブを予定している。

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