東日本大震災

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原子力対策監を新設 県の特別職 来月から廃炉監視 角山会津大学長任命へ

角山茂章氏

 県は東京電力福島第一原発の廃炉作業の監視強化に向け、非常勤の特別職「原子力対策監」(仮称)を10月1日に新設し、原子力規制委員会「特定原子力施設監視・評価検討会」の外部専門家を務める角山茂章会津大理事長兼学長(69)を任命する。佐藤雄平知事が24日、9月定例県議会の提案理由説明で明らかにした。
 対策監は知事や副知事らに対し、廃炉に対する県の監視態勢の在り方をはじめ、国や東電への要求事項などについて、専門家の視点からアドバイスする。4月に設置した専門委員が主に技術面での監視を担うことに対し、対策監は原発に関する政策全般に携わる。
 角山氏は東芝原子力研究所などを経て、平成14年に会津大教授に就任し、18年から現職。原子炉工学が専門。県は角山氏の特定原子力施設監視・評価検討会での情報を、今後の廃炉作業監視に活用する考えだ。
 廃炉作業監視強化の一環で、県は県廃炉安全監視協議会の専門委員3人を24日までに新たに任命した。既に就任していた12人と合わせて15人になった。新たに加わった専門委員は次の通り。
 柴崎直明(福島大共生システム理工学類教授)原猛也(海洋生物環境研究所中央研究所研究参与)吉田望(東北学院大工学部環境建設工学科教授)

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