東日本大震災

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原因は人為ミス 鮫川の仮設焼却施設破損 マニュアル守らず 環境省

 環境省が鮫川村青生野に建設した仮設焼却施設で8月、焼却灰を運ぶコンベヤーのアルミ製ケースが破損した事故の原因は、担当者が運転マニュアルを守らなかったことによる人為ミスと分かった。同省が25日、調査結果を発表した。
 同省によると、運転担当者が8月26日から事故当日の同29日まで、焼却炉とコンベヤーの間にあるゲート(仕切り弁)を開けた状態で運転した。そのため、炉からコンベヤー内に落ちた廃棄物の燃え残りから可燃性ガスが発生、爆発し、アルミ製ケースが壊れた。運転マニュアルではゲートは閉めて運転することになっていた。
 再発防止策として、運転中にゲートを開放できない構造に設備を改良する。8人で行っていた運転作業を14人で行う。省内に外部有識者による委員会を設置し、監督体制の強化を図るとしている。
 同省は同日、村仮設焼却炉監視委員会に調査結果などを報告した。また施設運転を委託している日立造船(本社・大阪市)に対し、事故防止対策を講じるよう文書で指示した。

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