東日本大震災

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震災の短歌盛り込み 29日、三原由起子さん朗読劇

 浪江町出身の歌人三原由起子さんが脚本を書いた朗読劇「しもきたなみえ」は、29日午後4時半から東京・下北沢の成徳ミモザホールで上演される。三原さんが東日本大震災後に詠んだ短歌を交え、まちづくりの在り方などを問う。
 29、30の両日、下北沢で繰り広げられるイベント「Shimokita Voice2013」の演目の一つ。下北沢では現在、大規模な再開発が進んでおり、街の様子が大きく変わろうとしている。朗読劇には「地域のことを自分たちでしっかり考えよう」との思いを込めた。
 東京電力福島第一原発事故で三原さんの古里・浪江町は大きな被害を受けた。「決まったことだから、反対しても仕方がない」。原発を受け入れてきた歴史の裏に、そうした住民の意識があったのではないか-。三原さんは短歌に詠む。〈「仕方ない」という口癖が日常になり日常をなくしてしまった〉
 上演を前に、「もう『仕方ない』とは言いたくない。古里を失った者として、街の顔って何?ということを問い掛け、一緒に考えたい」と話している。
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 「Shimokita Voice2013」には、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当した福島市育ちの音楽家大友良英さんが30日、「あまちゃんスペシャルビッグバンド」を率いて参加する。

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