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放射線 放射性物質 Q&A 県外避難先で健康調査 受診可能か

 10歳になる自分の孫が東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴い、県外への避難を続けています。避難先の県外にある学校や病院などでも県の県民健康管理調査を受けることは可能なのでしょうか。

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■日本全国で検査体制整う 甲状腺検査などは確認を

 県の県民健康管理調査は現在、(1)基本調査(2)甲状腺検査(3)健康診査(4)心の健康度・生活習慣に関する調査(5)妊産婦に関する調査-の5項目について行われています。
 このうち甲状腺検査は震災発生時に18歳以下だった人が対象となっています。震災時の住所が、政府が指定した避難区域に含まれている人や、基本調査の結果、必要と認められた人は健康診査の対象となります。
 現在、県外に避難している人でも、県と協力して検査が可能となった病院が日本全国にありますので、避難先の機関で検査を受けることができます。例えば、検査機関は山形県では山形大医学部付属病院(山形市)などがあります。東京都では虎ノ門病院(港区)、国立成育医療研究センター(世田谷区)などで検査が可能です。
 県外での検査についての詳しい説明や、検査可能な機関の一覧表は「放射線医学県民健康管理センター」のホームページ(http://fukushima-mimamori.jp/)内の、「甲状腺検査」の項目の中にありますので、最寄りの病院を確認していただくことができます。
 避難先で通っている学校でも、毎年、健康診断(学校健診)があるとは思いますが、学校健診は学校保健安全法に定められた内容でしか受けられないため、県民健康管理調査の甲状腺検査や、健康診査で必要な項目の血液検査を全て受けることができません。甲状腺検査などを受ける場合には、検査可能な病院を確認していただき、受診してください。

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

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