予防接種無料化充実を要望 県小児科医会が復興庁に

県小児科医会は29日、復興庁に対し県内全ての子どもの任意予防接種の無料化や県内への総合小児医療センター設立などを要望した。
任意予防接種の種類として、特にロタウイルス、おたふくかぜ、水痘、B型肝炎を挙げた。総合小児医療センターについては、子どもの健康、安心、安全を継続的に保証するとともに、医療従事者の流出を防ぐため本県の小児医療をレベルアップさせる施設としている。要望内容は7月の総会で声明として取りまとめた。
郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開かれた意見交換会の席上、太神和広会長が根本匠復興相(衆院本県2区)に要望書を手渡した。太神会長は「子どもが県内に戻ってくるためには大胆な子育て支援策が必要だ」と訴えた。
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