東日本大震災

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コメ検出限界値未満 飯舘村の帰還困難区域で初の試験栽培

放射性物質検査の結果を発表する万福氏

 飯舘村は17日、東京電力福島第一原発事故で営農が禁止されている帰還困難区域で初めて試験栽培したコメの放射性物質の測定結果を発表した。全て検出限界値未満(限界値は1キロ当たり10ベクレル)となった。
 村は10月、帰還困難区域の長泥行政区の水田5アールでコメ約200キロを収穫した。水田の中央部や四隅など栽培位置に偏りがないよう検体約15キロを抽出した。
 福島市飯野町学習センターで開かれた放射能技術セミナーの席上、村復興対策課の万福裕造主任研究員が測定結果を発表した。
 食品衛生法の基準値は1キロ当たり100ベクレルで、万福氏は「安全性は確認できた。今後は消費者の信頼を得る方法を考える必要がある」と述べた。
 村は来年度以降も長泥行政区での試験栽培を続け、将来の営農再開に必要なデータを収集する。


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