東日本大震災

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夢の実現目指し続けて 民報出前スクール喜多方二小で 復興大使高橋さん講演

経験や特技を生かすことの大切さを伝える高橋さん

 福島民報社の「ふくしまは負けない」出前スクールは19日、喜多方市の喜多方二小(関本良校長)で開かれた。東京電力福島第一原発事故のため飯舘村から福島市に避難し、松川工業団地第一仮設住宅の村直売所「なごみ」で副店長を務める高橋みほりさん(31)が経験を生かして夢の実現を目指すことの大切さを伝えた。
 高橋さんは村営の書店「ほんの森いいたて」で副店長をしていた。避難後は2児の子育てと直売所勤務の傍ら、村再生に役立てようと福島大の夜間主コースで地域コミュニティーを学んでいる。福島民報社の「うつくしま復興大使」も務めている。
 講演では、直売所で「早く村に帰りたい」と語っていたお年寄りが亡くなっていく現実に触れながら、「希望を失わず、明るく声を掛け続ける仕事に誇りを持っている」と強調した。仕事や避難生活で得た経験を「自分カード」と称し、「この先どうなるか分からなくても、カードがあれば大丈夫。カードをたくさん見つけることで豊かに楽しく生きられる」と6年生約80人に呼び掛けた。
 移動編集車「民報号」が訪れ、出前スクールの様子を伝える電子号外を作って配った。
 出前スクールは福島民報社復興戦略事業の一つで、東日本大震災などを乗り越えて前向きに生きる県民を講師に招き、子どもたちに「負けない心」を伝える取り組み。問い合わせは地域交流室 電話024(531)4009へ。

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