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築地で安全性説明 試験操業受け、いわきの漁業関係者

説明会の席上、市場の卸売業者らに協力を依頼する市の関係者ら

 いわき沖で10月から試験操業が始まったのを受け、いわき市の漁業関係者は19日、都内の築地市場を訪れ、卸売業者らに水揚げされた魚の安全性を説明した。卸売業者からは風評対策を求める意見が相次いだ。
 市が市場の卸売業者に試験操業の現状を紹介し、今後予定している首都圏での販売に結び付けようと企画した。市や県漁連、いわき仲買組合の関係者ら約20人が訪れた。
 卸売業者との意見交換では、関係者は「協力は惜しまないが、沿岸魚は多くの消費者が危ないと思っている。積極的なPRをお願いしたい」と求めた。根本彰彦市農林水産部長は「一丸になって消費者向けの対策に取り組む」と述べた。
 約60人が出席した説明会では、県漁連の野崎哲会長が試験操業の状況などを報告。最後に関係者全員で「安全性の確保に努め、皆さま方に1日も早く新鮮な魚をお届けできるよう日々努力する」とあいさつし、今後の取引への協力を求めた。
 長年、築地市場で本県で水揚げされた魚を取り扱ってきた東都水産鮮魚部の石原隆之副部長は「市場関係者が見れば福島産の良さは分かるが、消費者の反応を考えると先は厳しい。風評払拭(ふっしょく)に力を入れてもらうしかない」と語った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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