東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

川内に帰還支援拠点 復興庁が来月3日、村役場内に設置

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難住民の早期帰還を加速させるため、復興庁は12月3日、「帰還環境整備センター」(仮称)を川内村役場内に設置することが24日、分かった。既に帰還が始まっている地域や、今後1~2年程度で解除を目指す避難指示解除準備区域のある市町村を対象に帰還に向けた各種事業の申請事務を支援し、共通課題への対応に当たる。
 関係者によると、帰還環境整備センターは川内村役場2階の一室に設け、同庁職員5人程度が常駐する見通し。同庁にとって双葉郡内で初の拠点となる。
 当面の支援対象は、旧緊急時避難準備区域(福島第一原発から半径20~30キロ圏)を抱える田村、広野、川内の3市町村と、町の大半を占める避難指示解除準備区域の解除を来春に判断する楢葉町。
 交付金申請事務や事業の現況報告などを、センターが支援することで各種事業の加速、住民の早期帰還促進につながるとみている。さらに、商業施設と医療施設の休止や放射線量、飲用水に対し不安を持つ住民もいることから、現場の声を吸い上げ、対応策を検討する。
 政府は今年度、避難指示が解除された地域や避難指示解除準備区域の帰還、復興を進めるため、復興交付金に加えて生活基盤施設整備や住宅の荒廃防止を支える「原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」、社会基盤復旧に活用する「福島避難解除等区域生活環境整備事業」などを創設した。ただ、市町村では避難者支援など従来からの復興関連事業の事務が膨大で、交付金申請手続き、現況報告などが負担となっている。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧