東日本大震災

2013年12月アーカイブ

只見線復旧基金に1000万円 東邦銀行が寄付を発表

 東邦銀行は「県只見線復旧復興基金」に1千万円を寄付する。17日、発表した。  基金はJR只見線の不通区間の復旧、利活用促進のため県や会津地方の市町村が費用を負担するとともに、企業や個人からの寄付を積み立てる。同行は早期復旧に協力するため寄付を決め...[記事全文

広野で3年ぶりにミカン狩り 甘酸っぱい古里の味 町民50人笑顔広がる

一個一個丁寧にミカンを収穫する町民
 「東北に春を告げるまち」をキャッチフレーズに掲げている広野町で17日、東京電力福島第一原発事故後初のミカン狩りが行われ、町民約50人が収穫を楽しんだ。太平洋を見下ろす町役場近くの斜面に昭和60年に設けられた「みかんの丘」には約160本のミカンの木が...[記事全文

寒風が守る伝統の風味 凍み豆腐作り最盛期 福島・立子山

カーテンのようにつるされる凍み豆腐=福島市立子山
 福島市立子山で特産の凍(し)み豆腐作りが最盛期を迎え、冬枯れの山あいで「薄黄色のカーテン」が風に揺れている。  農業、三本杉正洋さん(75)方では、三本杉さんとパートの主婦らが凍らせた豆腐を手際良くわらで編み、軒下や干し場につるしている。3日ほど...[記事全文

富岡高に激励金 全国高校サッカー出場で

高瀬主将に激励金を手渡す半谷君(右)
■東電社員有志  東京電力の社員有志は17日、全国高校サッカー選手権大会に県代表として出場する富岡高サッカー部に激励金145万4千円を贈った。  県内事業所の約2千人が協力した。同校がサテライト校を置く福島市飯坂町の福島北高で贈呈式が行われ、大越和...[記事全文

いわきの魚安全性PR 都内でイベント しずちゃんも協力

気勢を上げて本県漁協の復興支援を呼び掛ける野崎会長(右から3人目)としずちゃん(同4人目)
 「復興支援感謝!いわきの魚祭り」は17日、東京都のJR新橋駅前のSL広場で開かれ、いわき市の漁業関係者と、映画「フラガール」に出演した南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんが県産水産物の安全性とおいしさをアピールした。  実行委の主催で、東...[記事全文

23日チャリティーバザール 来年のカレンダーと手帳 福島で

県内外の企業から寄せられたカレンダー
「2014有名企業カレンダー・手帳チャリティーバザール」は23日午前10時から福島市のMAXふくしま4階アオウゼで開かれる。  福島民報社と福島民報厚生文化事業団の主催で、年末恒例の事業。県内をはじめ全国の有名企業など91社から寄せられたカレンダー、...[記事全文

23日チャリティーバザール 来年のカレンダーと手帳 福島で

県内外の企業から寄せられたカレンダー
「2014有名企業カレンダー・手帳チャリティーバザール」は23日午前10時から福島市のMAXふくしま4階アオウゼで開かれる。  福島民報社と福島民報厚生文化事業団の主催で、年末恒例の事業。県内をはじめ全国の有名企業など91社から寄せられたカレンダー、...[記事全文

県内1605人に 避難長期化 直接死上回る

表(上)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難などが要因で亡くなったとして、県内の市町村が震災関連死と認定した死者数が1605人となり、地震や津波による直接死1603人を上回ったことが17日、分かった。避難の長期化が背景にあり、早期帰還や災害公営...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

(51)ストレス 仮住まい 慣れない環境 減り続ける仮設住民 行政、実態の把握に苦心

郡山市の稲川原仮設住宅。夜間も駐車場はがらんと空いたままだ
 東京電力福島第一原発事故に伴う仮設住宅暮らしが長期化する中、住民同士のつながりが希薄になるという課題が浮かぶ。  郡山市富田町の稲川原仮設住宅。2階建ての9棟が並ぶ。平成24年1月31日に「帰村宣言」した川内村の村民が避難生活を送る。入居当初は子育...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

避難生活もう限界 借り上げ・仮設住民が訴え 災害公営住宅整備を

福島市の仮設住宅で夫直延さんの遺影を見詰める近藤さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う県内の震災関連死認定数が直接死者数を上回ったことで、避難生活の過酷な実態があらためて浮き彫りとなった。仮設住宅や借り上げ住宅の住民は「窮屈な暮らしで、ストレスがたまる一方。もう限界だ」と声を上げ、行政に災...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

旅館「福うさぎ」12日オープン 土湯温泉の旧「天景園」改装

土湯温泉の活性化に貢献したいと意気込む佐藤支配人
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故などの影響で旅館5軒が廃業した福島市の土湯温泉で、旧「天景園」を改装し新たな旅館として開業を目指していた「福うさぎ」が12日、オープンする。震災から2年9カ月となっても、客足が完全には回復していない同温泉を活気...[記事全文

県内強風大荒れ 樹齢600年スギ倒木

強風で倒れた平田村の二また杉=16日午前9時40分ごろ
 県内は16日、冬型の気圧配置の影響で強風が吹き荒れた。平田村鴇子(とうのこ)の菅布祢(すがふね)神社では、村天然記念物に指定されている樹齢約600年のスギの古木「二また杉」の幹が折れた。  地面から数メートルの高さで二本に分かれていた幹のうち、49...[記事全文

東電が水中ポンプ増設検討 核燃料プール内砂塵排出

使用済み燃料の取り出しをしている4号機の核燃料プール(代表撮影)
 東京電力は福島第一原発4号機の使用済み核燃料プール内にたまった砂塵(さじん)をプール外に吸い出す水中ポンプの増設を検討している。16日、福島第一原発で実施された県廃炉安全監視協議会の現地調査で東電が明らかにした。  水素爆発の影響でプール内にたまっ...[記事全文

(50)ストレス 仮住まい 慣れない環境 友いない生活に嫌気 仮設に移り、少しは安心

二間ある仮設住宅に住み替え、運び込んだ介護用ベッド。7カ所目の避難所で初めて寝室ができた
 「借り上げ住宅での1人暮らしはつらかったね。1日中、誰ともしゃべらないでテレビ見てたんだ」  大熊町の無職渡部英雄さん(71)は平成23年7月から5カ月間、会津若松市のマンションを借り上げて住んだ。しかし、近くに友達もいない生活に嫌気が差した。  ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

山木屋住民ら追加提訴 精神的賠償求める

 東京電力福島第一原発事故で居住制限、避難指示解除準備区域に指定されている川俣町山木屋地区の住民ら約100人は26日、東電に対し損害賠償を求め地裁いわき支部に提訴する。  双葉郡の住民らでつくる「福島原発避難者訴訟原告団」が地裁いわき支部に起こしてい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災がれき1.8アールを焼く 相馬

積み上げられた震災がれきの消火に当たる消防署員ら=14日午前6時15分ごろ、相馬市光陽
 14日午前5時45分ごろ、相馬市光陽、市光陽第2がれき置き場から火を出し、震災がれき約1・8アールを焼いた。  相馬署や市によると、現場には木材や金属などを含んだ震災がれきが野積みされ焼却処分前の分別作業を行っている。出火当時、作業はしていなかった...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興区画整理が起工 いわきの豊間、薄磯2地区

薄磯地区震災復興土地区画整理事業の完成イメージ
 東日本大震災に伴いいわき市が進めている豊間、薄磯両地区の震災復興土地区画整理事業の合同起工式は15日、現地で行われた。  施工面積は豊間が約56・4ヘクタール、薄磯が約37・2ヘクタール。津波で被災した家屋の基礎などを撤去した後、平成26年度から本...[記事全文

特例宿泊時、線量測定へ 川内村、年末年始対応

除染状況などを説明した懇談会
 川内村は、東京電力福島第一原発事故に伴う旧警戒区域の住民を対象に、年末年始の特例宿泊の際に1日に受ける放射線量を測定する。15日、旧警戒区域の住民懇談会を村コミュニティセンターで開き、報告した。沢水を利用していた住民に対し、飲み水確保のための井戸の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

雪続き 福島茂庭31センチ 会津中通りきょう「冬型」緩む見込み

 県内は冬型の気圧配置の影響で、14日夜から15日にかけて中通りや会津で雪が降った。福島地方気象台によると15日午後6時までの24時間降雪量は、天栄村湯本で36センチ、福島市茂庭で31センチ、檜枝岐村で50センチなど。  中通り北部や会津などでは一時...[記事全文

みんなで歌う第九の会 郡山で市民が初のコンサート

 郡山市内の音楽関係者でつくる「みんなで歌う第九の会」による初のコンサートは15日、郡山市民文化センター正面ホールで開かれた。公募で集まった120人の市民合唱団が、東日本大震災からの復興に願いを込めてベートーベンの「交響曲第九番」を歌った。  昨年1...[記事全文

桜、温泉資源で石川を元気に 学生が町の未来像提案

 石川町で8月に行われた学生デザインワークショップで町の未来像を考案した全国の大学生らは15日、町共同福祉施設で現地報告会を開いた。東京電力福島第一原発事故の被害を受けた土地と向き合うことをテーマに、桜や温泉など資源を生かした地域活性化策を提案し町民...[記事全文

本県チーム合同練習 3月ミニラグビーファイナル杯出場

大会での活躍を誓い合同練習に励む選手
 来年3月1、2の両日に神奈川県で開かれる「第4回ミニラグビーファイナルカップ」に本県小学生による合同チームが出場する。震災復興支援の一環で、昨年と今年に続き招待された。出場選手は15日、いわき市の鮫川河川敷グラウンドで合同練習に臨み、「勝利を目指す...[記事全文

(49)ストレス 仮住まい 慣れない環境 入居後も体調戻らず 東の空に「古里」を思う

進さんの遺影の周りには、スナップ写真がにぎやかに並ぶ
 富岡町から郡山市南一丁目の仮設住宅に避難している無職関根富子さん(66)は夫の進さん=当時(72)=の遺影を見て、ある言葉を思い出した。「おい、とみ(富子さん)。俺が死んだときの写真を撮ってくれないか」。急性脳梗塞で倒れる平成23年12月の1カ月ほ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

中間貯蔵施設受け入れ要請 政府 19平方キロ国有化提示

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で発生する汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、石原伸晃環境相と根本匠復興相(衆院福島県2区)は14日、福島市で佐藤雄平知事と、建設候補地がある大熊、双葉、楢葉の3町長に面会し、建設受け入れを要請した。第一原発...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興塾1期生が最終発表 人材育成プロジェクト

プロジェクト案を発表する塾生
 本県の復興を担う若者向け人材育成プロジェクト「ふくしま復興塾」の第1期生最終発表会は14日、郡山市のビッグアイで開かれた。  約100人が参加した。考案された10のプロジェクトのうち、塾内の選考を通過した6のプロジェクトの参加メンバーが発表した。本...[記事全文

小名浜のブイ、ハワイに 津波で流失後、漂着 震災教育で保存、展示へ

小名浜港から米ハワイ州カウアイ郡に流れ着いた大型のブイ
 東日本大震災の津波で流失したとみられる、いわき市の小名浜港に設置されていた国土交通省小名浜港湾事務所が管理していた大型のブイが、同市と友好協定を結んでいる米ハワイ州カウアイ郡に漂着しているのが見つかった。現地の行政や民間団体などは、友好のシンボルと...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリで甲状腺以外のがん増加は

 チェルノブイリ原発事故が発生した際の放射線被ばくの健康影響で、周辺の住民に甲状腺がんの発症が増えたことは知られています。それでは甲状腺以外でのがんの発症については増加したのでしょうか? 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

(48)ストレス 仮住まい 慣れない環境 避難所 心身むしばむ 「仮設に移れたのに...」

穏やかな表情で近所の子どもおんぶする進さん=平成23年11月
 郡山市南一丁目の仮設住宅の1室に1枚の写真が飾られている。男性が、近所の子どもをおんぶし穏やかな表情を見せていた。  2年前の冬、富岡町から避難する無職関根富子さん(66)の夫進さん=当時(72)=は仮設住宅の前で突然倒れた。冗談半分で遺影用の写真...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

東電 第一原発5、6号機廃炉表明 18日に正式決定

 東京電力は13日、冷温停止中の福島第一原発5、6号機の廃炉方針を立地町の福島県双葉、大熊両町と両町議会に初めて表明した。両町とも方針を了承した。東電は来週、県に説明し、18日の取締役会で廃炉を正式決定する。既に廃炉が決定している1~4号機を含め、福...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子どもの肥満傾向改善されず 本県、全国平均上回る 学校保健統計調査

 県は13日、今年度の学校保健統計調査速報を発表した。本県の子ども(4月1日時点で5~17歳)は標準体重より20%以上重い「肥満傾向児」の占める割合が男女ともに全ての年齢で全国平均を上回っており、前年調査から県内の子どもの肥満傾向が改善していないこと...[記事全文

第二原発廃炉継続し訴え 第一原発5、6号機東電方針受け県「全基対象は当然」

 13日に東京電力が福島第一原発5、6号機の廃炉方針を双葉、大熊両町に伝えたことを受け、県内原発の全10基廃炉を求めている県などは福島第二原発の廃炉を引き続き訴えていく考えを示した。  県議会は全10基の廃炉を求める請願を採択しており、県は「県内全基...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

環境相らきょう要請 県と4町に中間貯蔵施設の建設

 環境省は14日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た土壌などを保管する中間貯蔵施設の建設などを福島県と、大熊、双葉、楢葉、富岡の4町に要請する。  石原伸晃環境相、根本匠復興相(衆院本県2区)が福島市で佐藤雄平知事と4町長に受け入れを求める。国...[記事全文

本県避難者14万人切る

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う本県の避難者数は13万9996人となり、14万人を切った。13日、県のまとめで分かった。  県によると、避難先の内訳は県内が9万384人(12日現在)、県外が4万9554人(11月14日現在)。避難先を把...[記事全文

郡山で「フェア」復興への取り組み紹介 苦労話など披露

これまでの苦労話などを語る復興事業の担い手
 東日本大震災からの復興に取り組む各種団体の活動を紹介する「福島オールスター百貨店~誰もが主役の復興フェア~」は13日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。  ふくしま連携復興センターやNPO法人元気になろう福島などでつくる実行委員会の主催、「...[記事全文

本県特産品 首都圏に発信 東京で14日まで福島産直市

日本酒など本県の名産品を販売している福島産直市
 本県の特産品や観光地の魅力を首都圏に発信する第4回福島産直市は13日、東京都中央区の東京メトロ銀座駅で始まった。14日まで。  東京メトロの主催、県、東京都の共催。本県の復興を応援する「ふくしま⇔東京キャンペーン」の一環として8月に続いて開いた。 ...[記事全文

県と立命館大 復興へ連携 20日に協定締結

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に見舞われた本県の復興に向けて連携することで11月に合意していた県と立命館大などを運営する学校法人立命館(京都市)は20日、京都市の立命館大衣笠キャンパスで連携の協定締結を行う。  締結式には、県から内堀雅雄副...[記事全文

復興庁が被災者支援施策パッケージ公表 相双で介護職員新規採用を支援

 復興庁は13日、避難者らの健康面の支援施策を総合的に進める「被災者に対する健康・生活支援に関する施策パッケージ」をまとめ、公表した。介護福祉の人材が不足している相双地域で新規採用職員に対する支援策を講じることなどを盛り込んだ。  パッケージに盛り込...[記事全文

雛人形逸品ご覧あれ 徳川宗家伝来の美 2月4日から須賀川市博物館で

江戸時代の女雛(徳川記念財団所蔵)
 徳川記念財団が所蔵する徳川宗家に伝わる江戸時代後期から明治時代までの雛(ひな)人形や雛道具計55点が来年2月4日から3月9日まで須賀川市博物館で一般公開される。会津藩主松平容保公の男系子孫で、第18代当主の徳川恒孝理事長が東日本大震災と東京電力福島...[記事全文

南相馬市、コメ作付け再開へ 4年ぶり 旧警戒区域除く地域で 市独自に奨励金

 東京電力福島第一原発事故に伴いコメの作付けを自粛していた南相馬市は、市内の旧警戒区域を除く地域で4年ぶりに営農を再開する。13日、市内の農業関係団体などでつくる市地域農業再生協議会の総会を開き、決定した。市は平成26年産米として作付けしたほ場ごとに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コウナゴ漁再開目指し来春にも試験操業 いわき市漁協

コウナゴの試験操業を了承した検討委員会
 いわき市漁協は東京電力福島第一原発事故発生後自粛しているコウナゴ漁の再開に向け、来春にも試験操業に入る。13日、いわき市の県水産会館で開かれた、いわき地区試験操業検討委員会(鈴木三則委員長)で了承された。  コウナゴ漁を行う船曳網作業部会(いわき地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(47)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 「笑顔でいるのが一番」 夫の残した言葉支えに

俊明さんが記していた日誌。残りのページは絹子さんが引き継いだ
 浪江町小野田の陶(すえ)絹子さん(65)は、大堀相馬焼「大陶(だいとう)窯」の4代目で夫の俊明さん=当時(69)=に先立たれた7月から心にぽっかりと穴があいたままだ。  「大海に突然、放り出されたような感じ。一人は寂しいもんだね」  俊明さんと昭和...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

【子どもの肥満改善されず】 運動不足...健康が心配 学校 機会拡大に全力 保護者 体動かせる場を

昼休みに校庭でドッジボールを楽しむ福島三小の児童
 県内の子どもの肥満傾向が続いていることが明らかになった13日、県内の学校や保護者に戸惑いが広がった。現在、東京電力福島第一原発事故に伴う学校の屋外活動の制限はほとんどない状況。原発事故直後の屋外活動の減少が影響しているとみられる。学校側は児童・生徒...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

「天のつぶ」弁当に 県内ヨーク6店販売促進開始

天のつぶを使用した弁当を手にする買い物客=郡山市・ヨークベニマル横塚店
 本県オリジナル水稲品種「天のつぶ」の販売促進キャンペーンは12日、県内のヨークベニマル6店舗で始まった。東京都の日本料理「分とく山」総料理長の野崎洋光さん(古殿町出身)が監修した天のつぶを使った弁当を限定販売している。15日まで。  県の主催。弁当...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

改良ルート案公表 いわき北好間49号国道

 国土交通省は12日までに、いわき市好間町の49号国道北好間地区の改良ルート案をまとめた。  改良ルートは【図】の通り。同市好間町北好間字清水-同市好間町北好間字猪ノ鼻までの2・2キロで、現在の道路の北側に新たに片側一車線のバイパスを建設する。  設...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町議会も採択  第二原発廃炉求める意見書

 楢葉町の12月定例議会は12日、いわき市で最終本会議を開き、国に対して東京電力福島第二原発(楢葉・富岡町)の廃炉を求める意見書を賛成多数で採択した。11日には富岡町議会が同様の意見書を採択しており、同原発の立地2町で足並みがそろった。  議長を除く...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

義援金配分で百条委 楢葉町議会

 楢葉町議らが設立に関わった団体の義援金取り扱いに不透明な部分があるとして、同町議会は12日、地方自治法百条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置した。  12月定例議会最終本会議で委員会設置を求める緊急動議が提出された。議長を除く8人が賛成、1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川内村も受け入れ 減容化施設事前調査 村長が議会に方針

 環境省が田村市都路町と川内村にまたがる東京電力施設に整備を目指す、放射性物質で汚染された稲わらなどの減容化施設について、川内村の遠藤雄幸村長は12日の村議会全員協議会で同省の事前調査を受け入れる方針を説明した。  遠藤村長は「施設受け入れの可否を住...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

経済県都復興へ一丸 郡山で市民総決起大会

郡山市の復興に向け、掛け声とともに右手を突き上げる参加者
「築こう元気な"こおりやま"」を合言葉にした郡山市の東日本大震災復興市民総決起大会は12日、市内のホテルハマツで開かれた。328団体・企業の関係者が鉢巻き姿で参加し、一丸となって経済県都復興に取り組むことを誓った。  郡山商工会議所などでつくる実行委...[記事全文

災害住宅計画見直しへ 県、入居意向調査踏まえ

 東京電力福島第一原発事故に伴う災害公営住宅整備で、県は今年度実施した避難者の入居意向調査結果を踏まえて近く整備計画を見直す。企画環境常任委で示した。全体戸数は増える可能性があるという。  町外コミュニティー(仮の町)構想を打ち出した富岡、大熊、双葉...[記事全文

3年分のカルテ提出し主張補強 双葉病院遺族訴訟

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して死亡したとして、大熊町の双葉病院の男性患者=当時(98)=と、隣接する系列の介護老人保健施設の女性入所者=当時(86)=の遺族が、東電を相手取り損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きは12日、東京地裁で...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

(46)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 育ての親認定されず 60年一緒に暮らしても

福島市の避難所にいたころの大場さん(中央)と俊明さん(左)、絹子さん(右)。大場さんは避難所を転々とし歩けなくなった
 東京電力福島第一原発事故で避難を強いられた浪江町の大堀相馬焼「大陶(だいとう)窯」の4代目、陶(すえ)俊明さん=当時(67)=と妻の絹子さん(65)にとって、福島市のパルセいいざかは3カ所目の避難所だった。俊明さんは、60年間一緒に暮らしてきた育て...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 車いすラグビー代表目指す 夢は7年後の東京 家族、仲間に恩返しを

東京都開催のパラリンピック出場を目指し、仲間と練習に励む渡辺さん(左)=8日、いわき市
■大熊出身の会社員 渡辺直紀さん(24)  大熊町出身の会社員渡辺直紀さん(24)=東京都八王子市=はウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)の日本代表入りを目指し、コートを走り続けている。目標は7年後に東京都で開かれるパラリンピックだ。交通事故で頸...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【伊達 川内 避難勧奨地点解除あす1年】 帰還2割にとどまる 放射線不安根強く 霊山の小国 古里再生へ住民組織

 東京電力福島第一原発事故を受け、伊達市と川内村に設定された「特定避難勧奨地点」が解除されてから14日で1年を迎える。放射線に対する不安は根強く、伊達市で自宅に戻ったのは避難世帯の約2割にとどまる。一方、旧勧奨地点の大半を占めた同市霊山町小国地区の有...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

第二原発廃炉国に求める意見書 富岡町議会が採択 立地4町で初

 富岡町の12月定例議会は11日、郡山市で最終本会議を開き、冷温停止中の東京電力福島第二原発の廃炉を国に求める意見書を賛成多数で採択した。福島第一、第二両原発の立地町でつくる県原子力発電所所在町協議会の4町議会で第二原発の廃炉を求める意見書を採択する...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発敷地内舗装へ 被ばく低減、汚染水対策

除染計画などを説明する相沢副社長(右)、小野所長
 東京電力は、東京電力福島第一原発で事故収束作業に当たる作業員の被ばく量低減に向け、がれきを撤去した後、表土を剥ぎ取り、アスファルトで舗装する。11日、楢葉町の東電福島復興本社で相沢善吾副社長が発表し、「(汚染水増加の原因となっている)地下水の低減対...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

5地区を災害危険区域 浪江町条例案 津波被災地、建築を制限

地図
 浪江町が設定する方針を固めていた建築基準法に基づく災害危険区域は町内北幾世橋、棚塩、請戸、中浜、両竹の各地区となる。町は11日に二本松市で開かれた12月定例議会に町災害危険区域に関する条例案を提出した。  町の災害危険区域案は【地図】の通り。東日...[記事全文

(45)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 不満、苦情に耳傾け 行政区長として絆守る

陶さんが身に着けていた麦わら帽子。大堀相馬焼の走り駒を自分で描いた
 「せめてもの救いは、大好きな遺跡発掘現場で亡くなったことかな」  浪江町小野田の陶(すえ)絹子さん(65)は、夫の俊明さん=当時(69)=が倒れた当時、二本松市のトロミ遺跡でかぶっていた麦わら帽子を大事に保管している。帽子の側面には国指定伝統的工芸...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

仮設のエアコン移転被災者に譲渡 相馬市

 相馬市は廃止の決まった市内の仮設住宅のエアコンを、仮設住宅から移転する被災者に無償で譲渡する方針を決めた。9日の市災害対策復興会議で立谷秀清市長が明らかにした。  市がエアコンの所有者であるリース会社から中古品の提供を受け、希望世帯ごとに一台ずつ配...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発で誤警報 ネズミがまた侵入か

 東京電力は10日、福島第一原発の所内電源の配電盤などが入った建屋に9日、ネズミとみられる小動物が侵入し設備の異常を知らせる警報が作動したと発表した。11月下旬にも同じ建屋でネズミとみられる小動物が侵入し警報が作動している。  東電によると、9日午...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

田村市が受け入れへ 減容化施設事前調査

 環境省が田村市都路町と川内村にまたがる東京電力施設に整備を目指す、放射性物質で汚染された稲わらなどを焼却する減容化施設について、田村市の冨塚宥●市長は10日、同省の事前調査を「受け入れざるを得ない」との意向を表明した。川内村も調査を受け入れる見通し...[記事全文

町民に健康手帳配布 富岡町が来年度から

 富岡町は来年度から、内部の被ばく検査と健康診断、外部被ばく線量の結果などを一つにまとめた健康管理用の手帳を作製し、町民に配布する。任意の上でデータを町と町民で管理する。東京電力福島第一原発事故の長期的な影響から万一の場合に役立てたい考え。10日に開...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興の願いを日本酒に 桑折の愛好者団体企画

完成したばかりの日本酒「桑折」を紹介する鈴木さん
 桑折町内の日本酒愛好者でつくる「桑折醸会」は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興の願いを込めてオリジナル日本酒「純米吟醸 辛口 桑折」を企画し、販売を開始する。13日に町内の割烹仙台屋で発表会を開く。  町内では震災で家屋が倒壊し、農...[記事全文

県立図書館に絵本60冊 東京のアートディレクター

篠木館長に絵本を手渡す大内さん(左)
 東日本大震災の被災地支援に取り組む東京都のアートディレクター大内裕史さん(38)は10日、感謝の気持ちと未来への希望を描いた絵本「まつぼっくりちゃん ありがとうをチカラに」60冊を県立図書館に寄贈した。  贈呈式は福島市の同図書館で行われ、大内さ...[記事全文

中合に大懸垂幕 花王が早期復興の願い込め

中合福島店前に掲げられたビッグバナー
 福島民報社が被災地の応援を目的に河北新報社、岩手日報社と取り組んでいる「スマイルとうほくプロジェクト」に特別協賛している花王は、10日から福島市の中合福島店に縦2・9メートル、横5メートルのビッグバナー(懸垂幕)を掲げた。  ビッグバナーは早期復...[記事全文

狂言の楽しさ被災地で紹介 野村万作、萬斎さん親子

小舞を披露する野村万作さん(中央)。左は野村萬斎さん=いわき市・四倉小
 人間国宝の狂言師・野村万作さんと野村萬斎さん親子は10日、東日本大震災の津波被災地にあるいわき市の四倉小と四倉中を訪れ、伝統芸能の魅力を伝えた。  四倉小では万作さんが狂言の動作や発声の特徴などについて説明し、「日本語は美しい言葉。元気に明るく大...[記事全文

【介護老人保健施設 ヨッシーランドで犠牲】100歳...願い届かず 活動的な母、2男5女育て上げる

■南相馬市原町区桜井町 木幡マサ子さん 92  マサ子さんは活発で社交的な性格だった。70歳のころから始めたゲートボールが大好きだった。夫の稔さん=享年(84)=と地域の団体に所属し、80歳近くまで試合を楽しんだ。全国大会にも毎年のように出場し、2人...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

【介護老人保健施設 ヨッシーランドで犠牲】働き者、近所で評判

■南相馬市原町区下江井 江井キヨさん 89  キヨさんは9人家族の中心で、自宅にいたころは孫やひ孫、玄孫(やしゃご)の世話をした。  南相馬市小高区に生まれ、故善喜さんと結婚し原町区に移り住んだ。6年ほど前まで、家族の食事や縫い物など家事全般を担って...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

【介護老人保健施設 ヨッシーランドで犠牲】真面目で家族思い

■南相馬市原町区深野 五十嵐義政さん 70  義政さんは思いやりがあり、家族を大事にした。  近くに住む、めいの斎藤玲子さん(59)=南相馬市原町区=は、脳梗塞を患った父の義雄さん=享年(79)=と祖母のキクイさん=享年(90)=が長く入院していたこ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

(44)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 窯も家もあるのに 4代目、心労重なる

避難先で走り駒の絵付けをする陶さん。大堀相馬焼の再興を目指していた=北塩原村、平成23年
 「走り駒」が描かれた器を窯から取り出す。「ピーン」という澄んだ音が響き、「青ひび」が入る。国指定伝統的工芸品「大堀相馬焼」の大陶(だいとう)窯4代目で陶緑(すえみどり)商店主の陶(すえ)俊明さん=当時(69)=にとって、窯出しの音は、この上ない喜び...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

2万3000件が来春契約更新 県の民間借り上げ住宅

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて県が民間から借り上げているアパートやマンションなどの借り上げ住宅で、契約期限を迎える来年3月末に契約更新をするのは約2万3千件で、契約を更新しないのは約270件となっている。  10日の12月定例県議会...[記事全文

県、拠点設置を要望 震災記録保存や情報発信

 県は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の記録の保存や、情報発信の拠点となる施設の県内への設置を政府に要望している。  10日の12月定例県議会一般質問で、水野さち子議員(ふくしま未来ネットワーク、会津若松市)の質問に佐藤雄平知事が答えた。  県...[記事全文

県、検証へ新組織 国や漁業団体、有識者で構成 魚介類の放射性物質検査 3月までに設置

 魚介類の放射性物質検査が効率的に実施されているかを検証するため、県は来年3月までに、国、漁業団体、有識者で構成する組織を発足させる。10日の12月定例県議会一般質問で、矢吹貢一議員(自民、いわき市)の質問に畠利行農林水産部長が答えた。(4面に関連記...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

対象に双葉町農村広場追加 環境省モデル除染

 環境省は10日、帰還困難区域で実施しているモデル除染の対象地域に双葉町農村広場を追加すると発表した。  同広場は私有地で、道路や多目的集会所など約1ヘクタールを除染する。放射線量の低減状況などを調べ、同区域での効果的な除染方法、作業員の安全対策立案...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

立野下、高瀬地区も 来年早々にも開始 浪江町の本格除染

 浪江町の本格除染が来年早々にも立野下と高瀬両地区でも始まる見通しとなった。町内の墓地、帰還困難区域内の114号国道の除染も同時期に始まる方向だ。10日、二本松市の町二本松事務所で開会した12月定例町議会で町が明らかにした。  町内の本格除染は11月...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町 年明けにも調査開始 帰町時期の判断材料に 住宅の床、壁の放射性物質

 楢葉町は年明けにも町内の住宅内の床と壁に付着した放射性物質の調査を始める。約20戸をサンプリング調査して町民の不安解消を図り、来春予定する帰町時期の判断材料の一つにする。  10日、いわき市の町いわき出張所谷川瀬分室で開会した同町議会の12月定例議...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民帰還大きな節目 除染や損害賠償、課題山積 社会基盤復旧が鍵

住民の帰還に向けて道路などの整備が進められている=南相馬市小高区
 東日本大震災から11日で2年9カ月となる。東京電力福島第一原発事故で設定された避難指示解除準備区域を中心に帰還の動きが大きな節目を迎えようとしている。自民・公明両党は住民の帰還を促進させるとともに、移住支援に乗り出す姿勢を示す。ただ、住民の放射性物...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

帰還困難者移住支援を提言 自公の復興加速化本部

 原発事故からの復興に向け、自民、公明両党の東日本大震災復興加速化本部がまとめた第三次提言では、「全員帰還」を原則としてきた政府の避難者対策に、新たに帰還困難者の移住支援が盛り込まれた。避難区域の再編が完了し、住民帰還に向けた動きが本格化するのに合わ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

避難住民不安尽きず 「戻れない」 富岡から郡山 猪狩重信さん 除染の見通しなく...

 「古里はただ、振り返るもの」。富岡町から郡山市の仮設住宅に避難する無職猪狩重信さん(88)は最近、こう考えるようになった。  自宅は帰還困難区域の小良ケ浜。町内沿岸の北部に位置し、約6キロ北にある東京電力福島第一原発の煙突が見えるという。いまだ放射...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

飲用の沢水心配 葛尾から郡山 新開正和さん

 郡山市の借り上げ住宅に避難している葛尾村社会福祉協議会事務局長の新開正和さん(50)は「除染が順調に進んだとしても、飲み水の安全性が心配だ」と話す。  村内落合の避難指示解除準備区域にある自宅では沢からの引き水を飲用に使っていた。自宅周辺の空間放射...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

賠償額の差復興妨げ 飯舘から飯野 庄司洋子さん

 「地域によって賠償額に差があれば、住民が一体となって地域の復興に取り組めないのでは」。飯舘村草野行政区から福島市飯野町の旧明治小仮設住宅に避難している無職庄司洋子さん(69)は不安に感じている。  村内の不動産や家財の賠償額は地域によって異なる。帰...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

復興クローズアップ 災害公営住宅着工 10市町村に3700戸 27年度末までに建設

郡山市日和田町の災害公営住宅の建設予定地=12月9日
 県などが整備する原発事故避難者向けの災害公営住宅の建設が始まった。12月10日現在で、会津若松、郡山、いわきの3市と飯舘村で計453戸が着工した。  県の「第一次県復興公営住宅整備計画」によると県営、市町村営合わせて10市町村に3700戸を整備する...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

避難区域 住民意向調査結果 望郷、諦め揺れる心

■南相馬  南相馬市の避難区域の住民を対象にした意向調査で、帰還については「まだ判断がつかない」が最も多く44・0%だった。「戻ることを決めている」は29・3%、「戻らないと決めている」は26・1%だった。平成25年8〜9月に実施した。  帰還の判断...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

記者が歩く福島の今 郡山・食品検査 一点一点入念に厳しく

JA郡山市が実施しているコメの全袋検査
 郡山市役所に隣接するニコニコこども館2階の一角には、食品の放射性物質測定コーナーが設けられている。市民が自家栽培の野菜や果物などに放射性物質が含まれているかどうか調べてもらおうと訪れる。市保健所放射線健康管理課主査の安藤克広さん(33)は「7月には...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

いわきトップ 希望する避難生活地

 避難を強いられている県内8市町村の世帯を対象に復興庁などが平成24年度に実施した住民意向調査では、4世帯に1世帯がいわき市での避難生活を希望している。  調査は復興庁と県、各市町村が24年8月から25年1月にかけ、田村市、楢葉町、富岡町、大熊町、双...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

識者の目 個人線量把握し対策を 原子力規制委「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」外部専門家 丹羽太貫さん

 にわ・おおつら 兵庫県高砂市出身。京都大理学部卒、スタンフォード大大学院修了。京都大医学部放射線基礎医学教室助手、広島大原爆放射能医学研究所病理学教室教授、京都大放射線生物研究センター教授、放射線医学総合研究所(放医研)重粒子医科学センター副センター長などを歴任。平成24年9月から福島医大放射線医学県民健康管理センター国際連携部門副部門長理事長付特命教授。京都大名誉教授。専門は放射線生物学。国際放射線防護委員会(ICRP)委員も務める。
 原子力規制委員会は原発事故に伴う避難住民の帰還に向け、被ばく線量の評価方法を従来の空間線量の推計値から個人線量計による実測値に転換するなどとした提言案をまとめた。「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」外部専門家の丹羽太貫さん(70)=福島...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

「仮の町」協議進む 受け入れに10市町村

 富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村が町外コミュニティー(仮の町)を設ける。福島、郡山、いわきの各市など10市町村が受け入れ側となり、復興庁と県を交え、協議を進めている。  政府は仮の町整備に向け平成25年度予算で長期避難者生活拠点形成交付金...[記事全文

カテゴリー:震災から2年9カ月

中間貯蔵施設14日に要請 環境省が大熊、双葉、楢葉3町と県に

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た土壌などを搬入する中間貯蔵施設の整備について、環境省は14日に大熊、双葉、楢葉の3町と県に建設受け入れを要請する。井上信治環境副大臣が9日、明らかにした。  石原伸晃環境相と根本匠復興相(衆院本県2区)が佐藤...[記事全文

住民帰還依然遠く 大熊の区域再編から1年 国直轄除染に不満

 東京電力福島第一原発事故で大熊町に設定された警戒区域が「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、10日で1年を迎えた。町は今年度内にも、平成29年に帰還し郷土再生を目指す「復興まちづくりビジョン」をまとめる。ただ、「町内には戻...[記事全文

4年間250~650万円で調整 原発賠償、帰還困難区域の事故後7年以降

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会(会長・能見善久学習院大教授)は9日、同省で開かれ、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の被災者の精神的損害賠償について、事故発生後7年目の平成29年から事故10年後の33年まで4年間の支払額の試算結果を示...[記事全文

帰還困難区域以外も対象 原賠審、住居確保損害

 9日に文部科学省で開かれた原子力損害賠償紛争審査会では、比較的近い将来、帰還が見込める居住制限・避難指示解除準備区域の被災者であっても、移住の必要性が認められれば、避難先での宅地・建物の確保に必要な追加的費用「住居確保損害」(仮称)を支払う方針で大...[記事全文

環境省食堂でコメ使用 川俣と飯舘で試験栽培

おにぎりを頬張る井上副大臣(中央右)と浮島政務官(中央左)
 環境省は9日、都内の中央合同庁舎5号館の食堂で川俣町と飯舘村で試験栽培された「ひとめぼれ」を提供する取り組みを始めた。初日は井上信治環境副大臣らが試食し、両町村の生産者らとともにコメの安全性をPRした。  両町村の避難区域で生産した約540キロを、...[記事全文

「できる限り支援」 下村文科相、双葉郡中高一貫校で

5、6年生の授業を視察する下村文科相(中央)
 下村博文文部科学相は9日、双葉郡に新設される県立中高一貫校について、「古里を取り戻す施策のポイントは教育。できる限り支援する」との考えを示した。二本松市に仮校舎を設置している浪江小を視察後、福島市で記者団に語った。  浪江小では、総合的な学習の時間...[記事全文

石破氏が仮設住宅視察 相馬、漁業者の雇用対策支援

仮設住宅の入居者らと握手を交わす石破幹事長(左)
 自民党の石破茂幹事長は9日、相馬市の大野台仮設住宅を視察し、漁業者の雇用対策などを引き続き支援する考えを示した。  相馬双葉漁協、JAそうま、相馬商工会議所の代表らから、漁業者の雇用対策である海洋がれき撤去作業の継続、高速道路や鉄道の早期復旧・整備...[記事全文

使用済み核燃料22体移送 第一原発4号機 未使用と合わせ66体終了

 東京電力は9日、福島第一原発4号機使用済み核燃料プールからの燃料移送状況を発表した。新たに使用済み燃料22体を移した。  これまでに計3回、使用済みと未使用合わせて66体の移送を終えた。  燃料は、燃料輸送容器(キャスク)に収納し、4号機建屋から約...[記事全文

村民に笑顔届ける マラソン川内さん、海自の歌姫三宅さん 川内でイベント

大勢の村民に囲まれ笑顔で歌う三宅さん
 川内村の復興イベント「かわうちドンドン村づくり」は最終日の8日、特別ゲストに市民ランナーの星の川内優輝さん(埼玉県庁)と海自の歌姫の三宅由佳莉さんが登場した。震災と原発事故からの復興に前進する村民を、川内さんはスポーツで、三宅さんは歌を通じそれぞれ...[記事全文

学生が被災地ツアー企画 南相馬で宮城教育大 地元出身2人案内役

時が止まったままのような被災地を歩く学生ら
 仙台市の宮城教育大の学生が企画した被災地ツアーは7日、南相馬市を訪れた。南相馬出身の学生2人がガイド役を務め、東日本大震災の津波に東京電力福島第一原発による災害も重なった被災地の現状を学友らに訴えた。  同大の清水卓樹さん(4年)らは大学の教育復興...[記事全文

朗読劇「銀河鉄道の夜」披露 郡山出身の小説家・古川さん

古里で朗読劇「銀河鉄道の夜」を披露する古川さん
 郡山市出身の小説家古川日出男さんが脚本を書いた朗読劇「銀河鉄道の夜」は8日、同市の安積高にある安積歴史博物館で上演された。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地にささげられた作品が、約400人の心を打った。  宮沢賢治の不朽の名作「銀河鉄道...[記事全文

【区域再編から1年】 大熊再生へ課題山積 除染 順番に不満 復興計画で町民に希望

タブレット端末で町の様子を確認する斎藤さん(右から2人目)
 東京電力福島第一原発事故で大熊町に設定された警戒区域が「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、10日で1年を迎えた。町は今年度内にも、平成29年に帰還し郷土再生を目指す「復興まちづくりビジョン」をまとめる。ただ、「町内には戻...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリの甲状腺がん発症状況は

 昭和61年に発生したチェルノブイリ原発事故の影響によって子どもの甲状腺がんの発症が増加したと聞きました。具体的には、どのような年齢層の子どもに甲状腺がんが多く発症したのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

中間貯蔵施設、双葉の候補地も「設置可」 環境省 年内3町に受け入れ要請

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た土壌などを搬入する中間貯蔵施設の整備で、環境省は7日、双葉町の建設候補地で実施したボーリング調査から「設置可能」と判断した。有識者でつくる検討会に設置案を示し、了承された。既に調査を終えている大熊、楢葉両町を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故