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ALPS液漏れ 第一原発試運転中のC系統 汚染水処理できず

 東京電力は1日、福島第一原発で試運転中の汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」のA~Cの3系統のうち、C系統で薬液がにじみ出るトラブルがあり、汚染水処理を始められない状態になったと発表した。
 東電によると、1日朝、汚染水処理を始める前に、ALPSでアルカリ性の処理水を中和するために使われる塩酸が供給ポンプの出口継ぎ手部分からにじみ出ているのが見つかった。にじみ出た量は約1リットルで、漏えい箇所の周囲をポリ袋で覆う処置をした。漏れた原因は不明で、東電はC系統を待機状態に設定した。C系は11月18日に試運転を再開した。1日に循環待機運転から処理運転に移行する予定だった。福島第一原発ではB、Cの2系統で試運転が行われていた。
 ALPSは汚染水からトリチウム以外の62種類の放射性物質を取り除くことができるため、政府や東電は汚染水対策の柱の1つに位置付けている。ただ、トラブルが相次いでおり安定的な運用のめどは立っていない。

カテゴリー:福島第一原発事故

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