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平田の病院で検査開始 乳児用ホールボディーカウンター

機器の特徴を語る(右から)早野教授、佐川理事長、山之内社長

 乳児の内部被ばく検査ができるホールボディーカウンター「BABY SCAN(ベビースキャン)」を導入した平田村のひらた中央病院内の震災復興支援放射能対策研究所は2日、同病院で、検査を無料で開始した。
 身長130センチまでの子どもを調べている。検査は月曜日から土曜日。時間は午前9時から午後6時(土曜日は午後1時)まで。東京の玩具メーカー奇譚クラブが近く、カプセル玩具が出る「ガチャガチャ」を置き、検査を受けた子どもが無料で楽しめるようにする。
 開発に当たった東京大大学院の早野龍五教授らは同日、院内で記者会見し、検査の意義などを語った。早野教授は、県内の一般家庭で育つ子どもが内部被ばくをしている可能性は極めて低いとしたものの、検査を受ければ「リスクと向き合う皆さんが納得できる」と強調した。
 会見には研究所の佐川文彦理事長と機器を製造したキャンベラジャパン(東京)の山之内寿彦社長も出席した。佐川理事長は検査を無料とした理由に「原発事故は県民に責任がない」ことを挙げた。機器の導入費は約8500万円。無料検査や機器導入に対する国や県の補助はなく、独自費用で対応している。
 問い合わせは同研究所 電話0247(57)5012へ。

カテゴリー:福島第一原発事故

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