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中間貯蔵施設14日に要請 環境省が大熊、双葉、楢葉3町と県に

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た土壌などを搬入する中間貯蔵施設の整備について、環境省は14日に大熊、双葉、楢葉の3町と県に建設受け入れを要請する。井上信治環境副大臣が9日、明らかにした。
 石原伸晃環境相と根本匠復興相(衆院本県2区)が佐藤雄平知事、3町長と福島市で面会し、建設受け入れを求める。貯蔵施設の具体的な設置場所、敷地の範囲なども示す。
 井上副大臣は記者団に対し、平成27年1月の運用開始が目標であることを踏まえ、「できるだけ早く回答がほしい。議会や町民にも説明して理解を得る」と語った。国は来年の早い段階で同意を取り付け、4月にも工事に着手したい考えだ。
 さらに、井上副大臣は中間貯蔵施設の廃棄物を貯蔵開始から30年以内に県外搬出するとしている最終処分の在り方について「(会合で)言及できるか検討する」と述べた。同省は建設用地を買い取る方針を示しているが「(買い取り価格などの)具体的数字には触れないが、基本的考えは示したい」とした。
 同省は7日の有識者検討会で、地質調査などを進めていた双葉町の建設候補地について「設置可能」と判断した。既に調査を終えた大熊、楢葉両町を含め、建設候補地がある3町全てで、設置可能との結果が出そろったため、受け入れを要請する。
 同省は富岡町の既存の民間管理型最終処分場を何らかの形で活用したい考えで、同町にも理解を求める。14日の会合に出席予定の富岡町長に要請する。

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