東日本大震災

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大地震、安全な避難法考える 矢吹中でシミュレーション

沼田助教(中央)のアドバイスを受けながらシミュレーションをする生徒

 大震災が発生した場合を想定し、安全な避難をシミュレーションする授業が18日、矢吹町の矢吹中で行われた。
 東日本大震災の教訓を基に生徒に「自分の命は自分で守る」という意識を持ってもらい、危機対応能力を磨くことなどが目的。同校によると県内初の実施。防災専門家で町防災計画を担当する東京大生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センターの沼田宗純助教(工学博士)を指導助言者に招いた。
 2年生161人の総合的な学習の時間を使って行われた。東日本大震災発生当時の状況を踏まえた上で、「12月19日晴れの日に、通学途中で震度6の地震に遭遇した」との想定でシミュレーションを実施。生徒はイメージを膨らませながらどのような行動を取るかをシートに記入した。班に分かれ出来上がったシートを基に、判断に迷った点や安全な避難法について話し合った。
 沼田助教は「シミュレーションをすることで、災害に備え何が事前に必要かが分かってくる」と効果を強調。箭内三紀夫校長も「災害発生時に『想定外』という言い訳はあってならない」と述べ、来年度以降は全学年でシミュレーションを実施する考えを示した。


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