東日本大震災

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小高の日鷲神社初詣準備整う 避難先から氏子駆け付ける

氏子の手で境内に掲げられた大幟

 東京電力福島第一原発事故の避難指示解除準備区域にある南相馬市小高区の日鷲神社で29日、新年の初詣客を迎える準備が行われた。来年で鎮座650年を迎える地域の鎮守を守ろうと、避難先から氏子が駆け付けた。
 神社は鎌倉時代後期、相馬氏と共に相双地方に移った。かつて境内の古井戸では相馬野馬追の野馬懸(のまかけ)御水取りの神事が行われた。
 早朝から約20人の氏子が集い、本殿まで130段の階段を掃き清めた。拝殿でしめ縄をつくり、新調した神社の名前が入った大幟(おおはた)を参道の入り口に掲げた。
 宮司の西山典友さん(60)は「困難な状況が続くが、地域の人々の心のよりどころを守っていきたい」と氏子に感謝していた。

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