東日本大震災

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広島の高校生がお手伝い 鹿島の仮設で掃除や球根植え

仮設住宅で換気扇を掃除する大宝君(右)を見守る富田さん

 被災地支援を続ける広島県の「高校生災害復興支援ボランティア派遣隊」は30日、南相馬市鹿島区の寺内塚合第二仮設住宅を訪れ、仮設住宅で年越しする住民の大掃除などを手伝った。
 同団体は広島市の高校生を中心に、今年3月に結成された。広島県内の企業から支援を受けて、南相馬市や伊達市などの仮設住宅を定期的に訪れており、住民の支援や交流を続けている。今月、活動が評価され、プルデンシャル生命保険など主催の「ボランティア・スピリット賞」奨励賞を受賞した。
 今回は広島市立工業高の生徒ら5人が訪れた。仮設住宅の住民の要望に応じ、チューリップの球根約300個を花壇に植えた。集会所では広島名物のお好み焼きを振る舞った。
 一人暮らしの高齢者宅では高校生が換気扇や窓の掃除を手伝った。南相馬市小高区から避難している富田セツさん(73)は「自分では手の届かない所まで磨いてもらった。おかげさまで気持ちのいい新年を迎えられる」と感謝していた。
 初めてボランティアに参加した同校2年の大宝棟丸(おおたから・むねまる)君(16)は「避難している人のため、少しでも役に立てて良かった」と汗を流していた。

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