東日本大震災

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生活再建の土地決まる 津波被災のいわき久之浜 関係地権者に仮換地

久之浜地区の震災復興土地区画整理事業の完成イメージ

 東日本大震災の復興土地区画整理事業で、いわき市は14日、久之浜地区の関係地権者に対し、現在の土地に代わる新たな土地「仮換地」を指定したと発表した。津波で自宅を失った被災者らが生活を再建する場所が決まった。被災地区を対象にした大規模な仮換地指定は県内で初めて。被災3県では岩手県釜石市平田地区に次いで2番目となる。
 津波で被災した家屋の基礎などを撤去し、さら地にした後、防災緑地、宅地、道路などを整備する。地権者は割り当てられた土地に住宅などを建設する。
 仮換地指定は、区画整理事業完了後の換地処分に先立つ行政処分。整理前の土地に対する地権者の使用・収益する権利を停止させ、その使用収益権を仮換地に移行させる。市は9日付で同地区の地権者420人に通知を発送した。24日から仮換地指定の効力が発生する。
 施工面積は28・3ヘクタール。平成27年度末までの事業完了を目指しており、一部の土地では今年6月ごろから住宅建設が可能になるという。
 市内では、岩間と小浜、久之浜、豊間、薄磯、小名浜港背後地の6地区で同事業を実施する。全地区で既に起工式を行っている。

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