東日本大震災

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4月上旬までに中間報告 楢葉町除染検証委が会合

 楢葉町が今春の帰町時期判断の参考にするため昨年11月に発足させた第三者機関「町除染検証委員会(委員長・児玉龍彦東大アイソトープ総合センター長)」の第2回会合が28日、町役場で開かれた。4月上旬までに中間報告を取りまとめ町長に提出することを確認した。
 同委員会は当初、今年度内に3回開き、最終報告書をまとめる予定だった。住宅の再除染や森林除染など国の方針が固まらないため期間を平成26年度まで延長し今夏以降に最終報告する。
 会合では町や環境省などが除染やモニタリングの現状などを報告。委員が内部・外部被ばく、土壌や水などそれぞれの専門分野に沿い説明した。行政区長3人が出席し「低線量被ばくが心配だ」「水道の安全性を確保してほしい」「住宅の再除染後まで避難指示を解除すべきではない」などの意見を出した。
 また楢葉、広野、富岡、大熊、双葉5町が水道用水などとして利用していた木戸ダムを視察した。ダム周辺では森林からダム湖に流れ込む雨水、土砂の現状と対応策などの質問があった。
 町は帰町時期を判断するため同委員会の他、2月上旬を目標に新たな第三者機関「原子力発電所事故影響を踏まえた地域防災計画の改定に関する検討委員会(仮称)」を設立する。

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