東日本大震災

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塩屋埼灯台の復旧完了 復興願い式典

灯台からの景色を確かめようと集まった大勢の市民ら

 いわき市平薄磯の塩屋埼灯台の復旧完成記念式典は22日、灯台下の雲雀乃苑で開かれ、関係者が地域復興の願いを込めた。
 福島海上保安部の主催。成田剛一福島海上保安部長が「灯台から津波の被災地を一望できる。地域の復興を確かめる場所として訪れてほしい。灯台の明かりが亡くなった人への鎮魂、残された人たちの慰め、復興の希望の光になることを願う」とあいさつした。
 清水敏男いわき市長が「市の観光のシンボルである灯台の復旧は風評払拭(ふっしょく)に向けて素晴らしいこと」と祝辞を述べた。
 式典終了後は灯台が無料で一般開放され、大勢の市民や観光客らが灯台の上から沿岸部の状況を見詰めていた。同市中央台から訪れた林敏子さん(70)は「津波で亡くなった人を思うと胸が痛い。早く街が元通りになってほしい」と話していた。
 23日からは通常通り午前8時半から午後4時(受け付けは午後3時半)まで、中学生以上は1人200円の寄付で見学できる。小学生以下は無料。

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