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「福島の今」 営農環境に薄日差す 【植物工場】 ブランド確立雇用拡大期待相次ぎ稼働

低カリウムレタスが生産されている富士通の植物工場=1月

 県内は原発事故による風評被害にあえいでいるが、新たなブランド確立を目指し植物工場の稼働が相次いでいる。最先端の技術を駆使した生産手法で需要を掘り起こし、地域活性化や雇用拡大に期待が寄せられている。

 富士通は、会津若松市内の休止した半導体製造ラインを低カリウムレタスの生産工場に転用した。クリーンルームに並べた栽培棚で1日最大3500株の出荷を目指す。半導体製造で培った生産環境や雑菌管理のノウハウを生かす。栽培データを蓄積し、生産性や品質の向上に活用する。

 低カリウム野菜はカリウムの摂取制限がある透析患者でも生食できる。同社は国内だけで1300万人以上といわれる慢性腎臓病患者を中心に、低カリウム野菜の需要が高まると見込む。

 川内村の野菜工場「KiMiDoRi」ではレタスの出荷が順調だ。白河市では植物工場と加工場を併設した複合施設「しらかわ・きずな農場」の建設が始まっている。

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