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「福島第一原発」 汚染水漏れ続く 対策効果不透明

 汚染水が依然、深刻な状況だ。地下水が原子炉建屋内に入り、1日約400トン発生している。政府を中心に複数の対策が打ち出されているが、効果は不透明な部分も多い。

 6日に成立した平成25年度補正予算案には廃炉・汚染水対策費が盛り込まれた。1〜4号機建屋周辺の土壌を凍らせ、地下水の建屋への流入を食い止める「凍土遮水壁」の設置、汚染水を浄化するための新たな高性能多核種除去設備の開発に計470億円を投入する。凍土遮水壁の工事は、これまでに大規模な実用例がないため、技術的課題を克服しながらの整備となる。高性能多核種除去設備は、62種類の放射性物質を取り除く現在の多核種除去設備(ALPS)よりも処理能力を高めた新施設を目指している。ただ、汚染水から放射性物質のトリチウムを完全に分離する技術は確立されていない。政府は昨年末に設置した有識者の作業部会で今後のトリチウムの扱いを議論している。

 東電は、がれきを撤去した後、構内をアスファルトで舗装する取り組みも進める。地表から雨水が地下に浸透するのを防ぐことで汚染水対策につなげるとしている。

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