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「福島第一原発」 タンク増設加速 溶接型に切り替え、大型化 東電

 東京電力は福島第一原発の汚染水を保管している地上タンクについて、増設ペースを今年4月以降、毎月最大1万5千トン分から約4万トン分に増やす。昨年8月以降、接合部をボルトで締めただけの「フランジ型」タンクで汚染水漏えいが相次いだため、新たに設置するタンクは全て溶接型の予定。タンク容量も従来の最大千トンから2900トンに大型化する。

 汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)の処理水が平成26年度、約50万トン発生すると見込んでおり、新たに設置する溶接型タンクに貯蔵して対応する方針。

 東電は作業員の増員が難しく増設のペースは上げられないとしていたが、「組み立て済みのタンクの輸送方法の見直しなどで、工程を短縮できた」としている。

 第一原発では地下水の流入により1日400トンの汚染水が発生している。汚染水漏れが心配されるフランジ型タンクから溶接型への移し替えは、11月から始まるが、全量移し替えの時期のめどは立っていない。

 さらに、高濃度の汚染水の保管に使用していたタンクは、移し替え後も高線量の放射線を放つことが予想される。東電は「置き換えたタンクの保管方法や除染が課題」としている。

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