東日本大震災

「震災から3年」アーカイブ

  • Check

「避難区域再編・解除」 帰町へデータ提示 検証委 除染後、健康影響を調査 広野

 旧緊急時避難準備区域の広野町に任意の帰町届を提出した帰還者は約1300人で、町民約5300人の25%ほどにとどまっている。一方で町が昨年末に公表した町民の意向調査では、町外に避難している世帯のうち62・8%が将来的に「町に戻る」と回答した。戻る時期は「1〜2年以内」が35・8%で最多だ。

 「戻る」と回答した世帯の判断材料は「医療や福祉、買い物など日常生活に関するサービスが元通りになったとき」「仮設住宅や借り上げ住宅の入居期限が終了したとき」「福島第一原発が安定したとき」などが多かった。「戻らない」理由では「原発が不安」が最多だった。

 町が実施している住宅除染は97%を終えたが、一部で放射線量が低減しないホットスポットがあり、帰町を妨げる要因の一つになっている。町は平成26年度、除染後の線量や健康への影響などを調査する有識者による第三者機関「検証委員会(仮称)」を発足させる。検証委員会はさまざまなデータなどを町民に提示し、帰町に対する判断材料を提供する。

カテゴリー:震災から3年

「震災から3年」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧