東日本大震災

2014年3月アーカイブ

復興への取り組み紹介 「新しい東北」官民連携推進協

各ブースで来場者に取り組みを紹介する会員ら
 復興庁の主導で今年1月に設立された「新しい東北」官民連携推進協議会の初めての会員交流会は16日、仙台市内のホテルで開かれた。行政や企業、大学、NPOなどの会員が地域の復興や産業再生に向けた取り組み、支援活動などを紹介し合い、情報を交換した。  福島...[記事全文

早期復旧目指し起工式 県道広野小高線バイパス 広野

双葉郡の早期復旧・復興を願った安全祈願祭。(右から)渡辺町長、遠藤町長、渡辺部長
 広野町下浅見川の県道広野小高線バイパス工事現場で16日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で遅れていた災害復旧・復興工事の安全祈願祭と起工式が行われた。双葉郡では初めて。関係者は郡内の一日も早い復旧と復興を願った。  安全祈願祭は広野東地...[記事全文

サクラ1000本植樹達成 いわきの「じょうばん街工房21」

植樹したサクラが1000本となり喜ぶ参加者
 サクラの植樹を通して東日本大震災の復興を目指していた、いわき市常磐地区の有志でつくる「じょうばん街工房21(小井戸英典会長)」は16日、3年がかりで目標の1000本を達成した。同日、市内2カ所で行われた植樹式には50人以上の市民らが参加し復興の誓い...[記事全文

仮設の飯舘村民と交流 保原高生、劇やギター演奏

豚汁を食べながら交流を深める参加者
 伊達市の保原高の生徒は16日、東京電力福島第一原発事故の影響で飯舘村民が避難している市内の伊達東仮設住宅を訪れ、劇やギター演奏などで住民と交流した。  東日本大震災で損壊した校舎のがれきに花を描き、被災者にプレゼントする活動を続ける同校の「がれきに...[記事全文

支援金742万円贈る いわきのNPOに味の素冷凍食品

竹内常務から目録を受ける吉田理事長(右)
 味の素冷凍食品(本社・東京)は15日、いわき市で震災復興事業を展開するNPO法人ザ・ピープル(吉田恵美子理事長)に支援金742万3千円を贈った。  同社が東日本大震災後に展開している農業復興支援「東北に元気を!明日を耕すプロジェクト」の一環。平成2...[記事全文

【ALPS試運転1年】汚染水処理 期待外れ 浄化完了不透明 トラブル防止急務

 東京電力が福島第一原発の汚染水処理の切り札として導入した「多核種除去設備(ALPS)」は試運転開始から30日で1年を迎える。1日平均の処理量は11日現在、約180トン。相次ぐトラブルによる停止などで、1日に発生する汚染水約400トンの半分にも満たな...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【ALPS試運転1年】取り除けないトリチウム 処分方法宙に浮く

試運転開始から間もなく1年を迎えるALPS。今後、本格運転や増設などで処理能力の向上が期待される=昨年10月(福島民報社撮影)
 試運転開始から30日で1年を迎える多核種除去設備(ALPS)は、汚染水から大半の放射性物質を取り除けると期待されている。しかし、ALPSでも取り除けないトリチウムの処分方法は宙に浮いたままで、放射性物質を取り除いた後に残る吸着材の最終処分方法も決ま...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 鎮魂祈り 碑除幕 原町三中生 復興ソング披露

慰霊碑の前で、復興を祈って歌う原町三中の生徒
■震災で180人余りが犠牲 原町・大甕地区の住民  東日本大震災で180人余りが犠牲となった南相馬市原町区大甕地区で16日、地区住民が建立した「鎮魂・感謝・闘魂の碑」の除幕式が行われた。地元の原町三中の生徒らが作った復興ソング「この場所から...」も...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「エネルギー] 産総研福島再生可能エネルギー研究所 研究で復興支援

 研究本館北側の実証フィールドには風車がそびえ立ち、太陽電池モジュールの設置が進む=2月26日
 産業技術総合研究所(産総研、中鉢良治理事長)は4月1日、郡山市の郡山西部第2工業団地に「福島再生可能エネルギー研究所」を開所する。主な研究テーマは薄型結晶シリコン太陽電池モジュール技術など6分野。企業や大学との共同研究を通じて実用化を図り、東日本大...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「エネルギー」 メガソーラー 敷地内に建設 月内運用開始目指す 福島空港

 次世代エネルギーパークの中核施設として、福島空港敷地内にメガソーラーの建設が進められている。3月中の運用開始を目指している。  約2ヘクタールの敷地に30種類の太陽光パネルを設置する。産業技術総合研究所(産総研)の福島再生可能エネルギー研究所と連携...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「エネルギー」 インタビュー Q:研究所の業務、役割を教えてください

■産総研福島再生可能エネルギー研究所長 大和田野芳郎氏 産学との連携推進 技術移転し産業集積加速  産総研福島再生可能エネルギー研究所の大和田野芳郎所長に研究所の役割や業務内容、抱負などを聞いた。  -研究所の役割は。  「産総研の国内10番目の研究...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「エネルギー」 常磐共同火力勿来(いわき)・広野火発(広野) 最新石炭火力建設へ 東電、数千人の雇用創出

最新鋭のIGCCを採用している常磐共同火力勿来発電所。さらに1基増設される
 東京電力は三菱グループ3社と共同で、本県に石炭ガス化複合発電(IGCC)を採用した最新鋭の石炭火力発電設備を2基建設する。いわき市の常磐共同火力勿来発電所と広野町の東電広野火力発電所の敷地内に1基ずつで、出力は計約100万キロワット。原発1基分に相...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「エネルギー」 県内初LNG受け入れ相馬港基地 4号ふ頭(新地)に新設 パイプライン40キロ整備

石油資源開発が昨年11月に公表した相馬港LNG受入基地の完成イメージ
 県内初の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地は、資源開発大手の石油資源開発(本社・東京都)が平成30年3月の操業開始を目指し、新地町の相馬港4号ふ頭に整備する。同基地から宮城県岩沼市まで約40キロにわたる新しいガスパイプラインを造る。同社の「大動脈」...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「地域防災」 災害への備え大切 自主防災組織 活動活発に 県、出前講座で講師派遣

県の防災担当職員が災害の備えなどを説明する防災出前講座=昨年8月、二本松市
 東日本大震災を教訓に、県内の町内会や自治会単位で組織する自主防災組織の活動が活発化している。県内には平成25年4月1日現在、2423団体の自主防災組織がある。県内の全75万世帯のうち、8割超の63万世帯が加入している。災害はいつ襲ってくるか分からな...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「地域防災」 非常用伝言板活用を ダイヤル「171」で安否確認

 「災害伝言ダイヤル(171)」は、震度6以上の地震をはじめ噴火などの災害が発生し、被災地への電話がつながりにくくなった時にNTT東日本が開設する。  まず、固定電話や携帯電話などから「171」にダイヤル。固定電話の番号を市外局番から入力し、伝えたい...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「地域防災」 電気自動車用の充電器 公共施設 設置進む 観光への波及効果も期待

南会津町の電気自動車用急速充電器で充電する関係者
 県内の公共施設で電気自動車用充電器の設置が進んでいる。東日本大震災では、ガソリン不足が深刻化した。電気自動車は二酸化炭素の削減だけでなく、大規模災害時の代替交通手段としても注目されている。  県は日産自動車との「低炭素社会の実現に向けた共同宣言」に...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 目指せ「観光大国」 懐かしの列車が行く

 JR東日本はプレDC期間中に県内を中心とした在来線で沿線の魅力を楽しめる多彩なイベント列車を運行する。昔懐かしいクリーム色と赤いラインの入った「国鉄色」をまとった485系や、かつて特急・急行けん引機として県内の東北線などを疾走したC61型蒸気機関車...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 目指せ「観光大国」 塩屋埼灯台 復活、希望の灯

 いわき市平薄磯の塩屋埼灯台は復旧工事が完了し、2月22日から一般参観が再開された。連日、多くの観光客が訪れている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前は年間約10万人が訪れる市の観光名所だっただけに、観光復興の象徴として関係者に希望を与えている...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 目指せ「観光大国」 地元色に 衣替え 二本松の菊人形

60回の節目に衣替えする二本松の菊人形
 二本松市の秋を彩る「二本松の菊人形」は今年、60回の節目を迎える。会場の県立霞ケ城公園にあった二本松城の築城600年にも当たり、地元に根差したテーマに衣替えし内容も充実させる。  主催の二本松菊栄会(会長・新野洋市長)によると、これまでテーマにして...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 福島の魅力を結集 プレDC来月スタート

 福島県や各市町村、JRなどでつくる県観光復興キャンペーン委員会が展開する観光キャンペーン「福が満開、福のしま。」が4月にスタートする。6月までに県内全域にわたる食、温泉、花、史跡など2800を超える観光素材を磨き上げ、本県の魅力を発信する。平成27...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 福島の魅力を結集 地元産食材で弁当 風評払食 「福豆屋」新メニュー

12種類のおかずをそろえた試作段階の女子駅弁
 郡山市の駅弁製造・販売「福豆屋」は27年のDCに向け、県中地区12市町村の食材をふんだんに使った新メニューを提供する。  県県中地方振興局管内で取り組むプロジェクト「ど真ん中女子駅弁」の一環として、同社専務の小林文紀さん(52)をはじめ、自治体や商...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

震災後3年未来考える いわきでシンポ

震災後3年を迎え、地域の未来を語り合ったシンポジウム
 いわき地域の東日本大震災復興などをテーマにしたシンポジウム「震災後3年 ここから未来を考える」は15日、いわき市のカルチェドシャン・ブリアンで開かれた。  特定非営利活動法人ザ・ピープル、いわきおてんとSUN企業組合が主催した。  組合と早大大学院...[記事全文

4年目の避難生活課題を協議 東京で支援集会

本県からの避難者と支援者らが意見を交わした集会
 東京電力福島第一原発事故の避難者を支援する東京災害支援ネット(とすねっと)の集会は15日、東京都千代田区の上智大で開かれ、本県からの避難者と支援者らが避難生活4年目の課題などについて意見を交わした。  シンポジウムが催され、いわき市から避難している...[記事全文

柳津念仏太鼓で慰霊 福島の東北3県復興物産展

念仏太鼓を披露する柳津町の保存会員
 柳津町伝統の柳津念仏太鼓は15日、福島市のMAXふくしま前で披露され、東日本大震災の犠牲者の霊を慰めた。  同店敷地内で23日まで開かれているHIKARI「岩手宮城福島東北三県復興物産展」に合わせ、同町商工会女性部でつくる念仏太鼓保存会の5人が訪れ...[記事全文

今を生きる 舞台通し地域に力を 22、23日原町 レ・ミゼラブル上演 希望捨てない姿見せる

公演に向けて練習に熱が入る野村さん(右)ら
■相双の高校生らの演劇団体代表 野村綾子さん 18  相双地方の高校生らでつくる演劇団体「Étudiant(エチュジオン)」は22、23の両日、南相馬市の原町生涯学習センターで手作りの劇「レ・ミゼラブル<変わらない愛のカタチ>」を上演する。同団体代表...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリで急性症状は出たか

 1986年に発生したチェルノブイリ原発事故では、原発の緊急復旧作業に当たっていた作業員や、原発周辺にいた住民の中には、急性放射線障害を発症したり、死亡したりした人はいたのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さ...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

用地9割確保 災害公営住宅 27年度の整備計画分

 東京電力福島第一原発事故に伴う災害公営住宅整備で、県などが平成27年度中の完成を目指す第1次整備計画の3700戸のうち、9割に相当する約3300戸超について用地確保の見通しがついた。14日開かれた2月定例県議会の企画環境委で県が示した。  県による...[記事全文

実証試験開始 凍土遮水壁

 東京電力福島第一原発で14日、凍土遮水壁の実証試験が始まった。増え続ける汚染水の抜本的対策の一つで、東電などは6月からの本工事着手、来年3月の運用開始を目指している。  経済産業省資源エネルギー庁の公募事業で、鹿島が実施している。試験は共用プール西...[記事全文

(66)はけ口 アルコール 依存からの脱却 「二度と裏切らない」 元妻との再出発願う

酒を断ち、家を買った。別れた妻ともう一度やり直そうと考えている
 アルコール依存と闘う大熊町の元原発作業員の男性(59)は平成23年10月ごろから、県南地方の元妻のアパートで夕飯を食べるようになった。23年夏ごろに離婚した元妻(63)は、500メートルほど離れた別のアパートに住んでいる。  「戸籍上は赤の他人だか...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

県内自殺者年々増加 昨年23人、前年比10人増

 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故が原因とみられる県内の自殺者数は昨年末現在、46人に上っている。さらに、震災以降の年間自殺者が毎年増え続けている。13日、内閣府のまとめで分かった。被災三県のうち岩手、宮城と比べて突出している。専門家は自殺を食...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

本紙一連報道が受賞 復興支援坂田記念ジャーナリズム賞

 東日本大震災被災地での優れた報道を表彰する第2回東日本大震災復興支援坂田記念ジャーナリズム賞に、東京電力福島第一原発事故の被災者が避難中に命を落とす問題を追った福島民報社の連載企画「原発事故関連死 ふくしまからの訴え」など一連の報道が選ばれた。13...[記事全文

容認する声多数 第一原発の地下水バイパス計画 いわき市漁協理事会

 いわき市漁協は13日、市内の県水産会館で理事会を開き、東京電力の「地下水バイパス計画」実施の可否について協議した。理事からは容認の声が多く上がったが、今回の会議を最終結論とはせず、週明けに再度理事会を開いて判断する。  地下水バイパスは福島第一原発...[記事全文

アカガレイ出荷停止 エゾアワビ、5月試験操業調整

 相馬双葉漁協が12日に実施した試験操業で漁獲したアカガレイから1キロ当たり54ベクレルの放射性セシウムが検出され、同漁協といわき市漁協が出荷を停止したことが13日、分かった。同日、県水産会館で開かれたいわき市漁協の試験操業検討委員会で報告された。 ...[記事全文

傾斜地で除染実証実験 郡山市、土のう並べ放射線遮蔽

斜面に土のうを敷き並べる作業員
 郡山市は13日、崩落の懸念があり表土除去ができない傾斜地での新たな除染方法の実証実験を行った。市内の高倉小のプール脇の斜面で効果を試した。  県が財政支援する市町村除染技術強化事業で、二本松市、広野町に続き3例目。斜面に清浄な土を入れた土のうを敷き...[記事全文

最大2倍の開き 避難区域の震災関連死認定率

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難生活で心身の健康を崩して亡くなった震災関連死(原発事故関連死)の認定判断をめぐり、避難区域が設定された12市町村の認定率に最大で約2倍の開きが出ている。市町村ごとに認定基準が異なるためだ。  県の最...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

せき二重化5月にずれ込み 第一原発汚染水対策

 東京電力福島第一原発の汚染水タンク群の「せき」の二重化は当初、今月中の完了予定だったが、5月中にずれ込む見通しとなった。12日、楢葉町の東電福島復興本社で開いた政府の廃炉・汚染水対策現地調整会議で東電が明らかにした。議長の赤羽一嘉経済産業副大臣らは...[記事全文

東北の名産品販売 花王本社で復興応援市

復興応援市で試食などを楽しむ社員ら
 東日本大震災の被災地を支援しようと、花王は12日、東京都中央区の同社本社で復興応援市を開いた。  同社は、福島民報社が被災地の応援を目的に河北新報社、岩手日報社と取り組んでいる「スマイルとうほくプロジェクト」に特別協賛している。「震災をいつまでも忘...[記事全文

(65)はけ口 アルコール 依存からの脱却 病院と断酒会が支え 元妻の大切さに気付く

元妻と娘に連れられて受診した大島クリニック。男性は朝から酔っ払っていた
 大熊町の元原発作業員男性(59)が東京電力福島第一原発事故に伴う避難生活で酒浸りになり半年以上が過ぎた。平成23年10月5日、酒癖の悪さで愛想を尽かされた元妻(63)と長女(35)、次女(34)に連れられて郡山市の大島クリニックのドアを開けた。  ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

「観光」 福島の魅力を結集 インタビュー Q:プレDCへの抱負をお聞かせください 鈴木文男氏

本県の観光事情について解説する鈴木常務理事
 キャンペーンの主体となるJR東日本の伏見欣人福島支店長と、受け入れ側として観光戦略を打ち出す県観光物産交流協会の鈴木文男常務理事兼事務局長に抱負を聞いた。 ■県観光物産交流協会常務理事兼事務局長 鈴木文男氏 持続的な誘客図る  -東日本大震災以降の...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 福島の魅力を結集 インタビュー Q:プレDCへの抱負をお聞かせください 伏見欣人氏

プレDCについて語る伏見支店長
 キャンペーンの主体となるJR東日本の伏見欣人福島支店長と、受け入れ側として観光戦略を打ち出す県観光物産交流協会の鈴木文男常務理事兼事務局長に抱負を聞いた。 ■福島の姿広く発信 JR東日本 福島支店長 伏見欣人氏  -「福が満開、福のしま。」(プレD...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「観光」 福島の魅力を結集 福が満開ふくしま隊 元気伝える顔

演舞を披露する「福が満開ふくしま隊」のメンバー
 DCを県内外にPRするのが「福が満開ふくしま隊」。メンバーは9人で、「鶴ケ城」「花見山」など県内で人気の観光スポットの情報を発信する。明るく、快活な歌や踊りにメッセージを託して誘客を図る。  これまで大河ドラマ「八重の桜」の放映に合わせて活動してい...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

古里受け継ぐ 東日本大震災から3年 県追悼復興祈念式で再生誓う

古里や亡くなった方への思いを込めた高校生の追悼詩を朗読する芦名さん=福島市の県文化センター(代表撮影)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年を迎えた11日、県主催の東日本大震災追悼復興祈念式が福島市の県文化センターで行われた。高校生がつづった追悼詩を通して、大切な古里を再生し、未来へと受け継ぐ決意を共有した。佐藤雄平知事は初めて県民の思いを...[記事全文

3500人が心一つ 郡山で福魂祭

橋本さん、VOXRAYとともに「花は咲く」を合唱する開成、桑野、本宮まゆみ、渋川の4小学校児童
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による犠牲者の追悼と復興を願うイベント「福魂祭(ふっこんさい)FUKUSHIMA SOUL」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。有名アーティスト23組が集結し、復興への願いを込めたステージを展開...[記事全文

AKB48が被災者にエール 南相馬でミニライブ

復興支援ライブで「会いたかった」を歌うメンバー
 人気アイドル「AKB48」グループのメンバーは11日、東日本大震災復興支援のため南相馬市の県立テクノアカデミー浜でミニライブを開き、被災者にエールを送った。  平成23年5月から毎月被災地を訪れる「誰かのために」プロジェクトの一環。南相馬市には4...[記事全文

郷土のために尽くす 浪江出身の本居さんと相馬の木幡さん

行方不明者の捜索に参加する本居さん(右)
 大切な人の思い出を胸に、明日に力強く歩み出す-。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から3年を迎えた11日、津波で家族を失った遺族は海に向かい静かに手を合わせた。悲しみはいまだ、胸の中から消えない。しかし、節目の日に誓った。「古里の復興に尽く...[記事全文

亡き人の分まで生きる 双葉の田中さんといわきの高木さん

政府の追悼式で、言葉を述べる田中友香理さん(代表撮影)
 11日、行われた政府の東日本大震災三周年追悼式と県の東日本大震災追悼復興祈念式では、遺族が前向きに生きる決意を亡くなった家族に伝えた。 ■「お父さん心配しないで」 政府追悼式田中友香理さん(双葉)  「もしかしたら生きていたかもしれないのに、見つ...[記事全文

犠牲者安らかに 南相馬など4市町でキャンドルナイト 

福島市の中心街を彩ったキャンドルナイト「希望のあかり」
 東日本大震災の犠牲者を追悼するキャンドルナイト「希望のあかり」は11日、福島、南相馬、白河、南会津の4市町で催された。  県の主催。このうち福島市の街なか広場では点灯セレモニーで内堀雅雄副知事、演出を担当したキャンドルアーティストのキャンドルジュ...[記事全文

美しい音色 来場者癒やす ふくしまコンサート"復興のひびき"

「花は咲く」を歌い、本県の復興を祈った佐藤知事(前列中央)、東儀さん(右隣)ら出演者
 福島市の県文化センターで県の追悼復興祈念式終了後に開かれた「ふくしまコンサート"復興のひびき"」は、本県に心を寄せる音楽家と県民が共演し、来場者の心を癒やした。  雅楽奏者の東儀秀樹さん、ピアノ奏者の西村由紀江さん、歌手の大島花子さんの3人が、福...[記事全文

福島民報など被災3県の地元紙 共同で特集紙面 東京などで配布

特集紙面を配る3新聞社の関係者=11日、東京・JR渋谷駅西口
 福島民報社と河北新報社(仙台市)、岩手日報社(盛岡市)の被災3県の新聞社は11日、被災地の現状などを伝える特集紙面を共同で約100万部発行した。それぞれ購読者に配達したほか、東京都渋谷区のJR渋谷駅西口などでも配った。  2年前から3社で取り組む...[記事全文

各地で追悼行事 浪江町は初めて町内で式典実施

町内で初めて行われた追悼式で献花する津波被害者の遺族ら=浪江町
 11日、浪江町の如水典礼さくらホールで追悼式を行った。震災と原発事故発生後、町内での追悼式は初めて。  遺族ら約170人が出席。馬場有町長が「一筋の光が見える段階となった。未来に向かって力強く進む私たちを見守ってほしい」と式辞を述べた。石本健県相...[記事全文

本県の主力農作物 193億9000万円 前年比40億円増 昨年の実績

 キュウリやトマトなど本県の主力農作物6品の平成25年販売額は総額193億9000万円で、前年実績を約40億円上回った。11日に県が福島市のふくしま中町会館で開いた園芸振興推進会議で示した。  キュウリ、トマト、アスパラガス、モモ、ナシ、リンドウの...[記事全文

都路の避難指示来月1日解除 田村市長に通知

冨塚宥●市長に指示書を手渡す熊谷副本部長(右)
 政府原子力災害現地対策本部の熊谷敬副本部長は11日、東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示の「4月1日解除」を冨塚宥●市長に通知した。  熊谷氏が市役所を訪れ、冨塚市長に指示書を手渡した。冨塚市長は「身の引き締まる思いだ。帰還した住...[記事全文

記憶後世へ「千年桜」植樹 いわきの久之浜一小で 白やピンクの風船放つ

希望や被災者への思いを込めて桜色の風船を飛ばす児童ら=11日正午ごろ
 東北の被災地に桜の木を植樹し、東日本大震災の記憶を風化させない活動を展開する「桜3・11学校プロジェクト」は11日、いわき市の久之浜一小に桜の木を贈った。  全国のアーティストや建築家などでつくる同プロジェクト実行委員会の主催。震災の記憶を後世に...[記事全文

「文化財・地域づくり」鶴ケ城天守閣 来年再建50周年 城の歴史 展示の軸に

屋内の展示をリニューアルする鶴ケ城天守閣
 会津若松市のシンボル・鶴ケ城の天守閣は来年、再建から50周年を迎える。市は屋内の郷土博物館の展示内容をリニューアルする計画を平成26年度に進め、魅力の向上を図る。  「城の歴史」と「会津の武家文化とその時代」を展示の軸とし、貴重な文化財などの展示に...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」古里再生の力に 映画「超高速!参勤交代」6月公開 観光振興策が多彩 いわき

湯長谷藩の屋敷があった磐崎中敷地内にある石碑
 東日本大震災による地震と津波、東京電力第一原発事故の風評被害を受けているいわき市では、江戸時代の旧湯長谷藩を舞台にした映画「超高速!参勤交代」を起爆剤にした地域おこしが動きだした。  市と市内の観光、商工、まちづくり団体、福島民報社などで4月に応援...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」石碑や神社 調査へ 中間貯蔵施設の候補地周辺 大熊町教委

 大熊町教委は平成26年度、町内にある石碑や神社などの文化財調査に取り組む。震災発生から3年がたち、どんな状況になっているかを把握し、記録に残すとともに保護の必要性などを検討する。  原発事故に伴う除染廃棄物を長期保管する中間貯蔵施設の建設候補地周辺...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

復興の槌音 小峰城跡(白河市) 石垣積み替え開始

【平成26年3月】 クレーンを使った石垣の積み替えが進む小峰城
 地震で白河市のシンボル「小峰城」の石垣は10カ所にわたり崩れた。東日本大震災による文化財の被害としては最大とされ、平成24年4月には当時の近藤誠一文化庁長官が被害状況を視察している。  市は23年10月に専門家でつくる小峰城跡保存管理計画策定委員会...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」文化財「救出」進む 保存方法が課題 個人所蔵品の対応急務

「まほろん」敷地内に仮保管されている被災地の文化財。温度や湿度など管理環境はしっかり整えられている
 地域の生活や歴史を伝える文化財は、住民の心のよりどころだ。東日本大震災の地震や津波で多くの有形文化財が壊れた。東京電力福島第一原発事故で立ち入りが制限された避難区域では劣化が進む。運び出しが始まったが、保存方法が課題となる。伝統芸能など無形の文化財...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」福島わらじまつり台湾で披露 伝統行事通じて復興の決意示す

台湾ランタンフェスティバルで大わらじを担ぐ派遣団。復興に向かう福島の姿を発信した=2月14日、台湾・南投市
 福島市の伝統行事「福島わらじまつり」は2月14日、台湾の南投市で開かれた台湾最大の祭典「台湾ランタンフェスティバル」に参加し、海外で初めて披露された。  東日本大震災発生時の台湾から寄せられた多くの支援に感謝の気持ちを示すとともに、原発事故の風評払...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」小川公園仮設住宅 村上美保子さん 新地 紙芝居で教訓伝える 130回超「自分にできる恩返し」

首都圏から訪れた人たちに震災体験談を語る村上さん(右)=2月、新地町役場
 新地町の小川公園仮設住宅で暮らす村上美保子さん(64)は学校の子どもたちや施設を訪れる団体に被災体験を精力的に紹介している。話した回数は130回を超える。「震災後、国内外からさまざまな支援を受けた。自分にできる恩返しとして震災の教訓を次世代に語り継...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」原発事故風化防げ 富岡町社協 避難町民が「語り人」

現在の心境などを明かす語り手の住民(右)=平成25年9月
 富岡町社会福祉協議会は、震災や原発事故による自らの被災体験を伝承する「語り人(かたりべ)」の事業を展開している。県内に避難する50~80代の町民18人が語り手だ。月日とともに進む風化を防ぎ、次の世代に防災の在り方を伝えようとしている。  語り手は昨...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「文化財・地域づくり」被災地の現状見て 県内外から受け入れ 南相馬の復興支援ツアー ボランティアが案内

南相馬市小高区の大悲山でガイドの説明を聞くツアー参加者=平成25年11月
 自分の目で実際に見ないと被災地は分からない-。南相馬市が原町観光協会に委託して実施している復興支援ツアーは、被災地を直接見たい人を受け入れ案内する事業だ。平成25年度は県内外から2千人を受け入れた。26年度も同規模を予定している。  市に人を呼び込...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

強く生きる 一本松に希望託す 南相馬

大津波に耐えた南相馬市鹿島区南右田地区の「一本松」。大地に根を張り、生育する姿は地域のシンボルとなっている=10日午後3時30分ごろ
 大津波が襲った「あの日」から人の営みが消えた南相馬市鹿島区南右田地区で、白波立つ浜辺と青空を背に「一本松」は立つ。東日本大震災から3年を前にした10日、生き残った生命力に人々が再生への願いを寄せた。  松は高さ約25メートル、根回り約2メートル。震...[記事全文

仮の町整備連携考える 二本松で浪江町民らシンポ

連携の在り方を探る被災住民や産学関係者
 第2回ふくしま復興まちづくりシンポジウムは10日、二本松市の二本松福祉センターで開かれた。町外コミュニティー(仮の町)の早期整備に向け、被災住民や産学関係者が連携の在り方を探った。  まちづくりNPO新町なみえ、ふくしま連携復興センターの主催。「多...[記事全文

被災地ツアー客が献花 いわき

花を手向け、犠牲者の冥福を祈る参加者
 首都圏の消費者がいわき市の被災地を巡る「視察試泊ツアー」は10、11の両日、行われている。初日は、東日本大震災の津波で7人が亡くなり3人が行方不明になった市内岩間町の沿岸部を訪れ、犠牲者の冥福を祈った。  ツアーは、市内の飲食店や食品関連業者などで...[記事全文

被災地の今発信 11日番組相互放送 避難生活、小学校閉校...

筒井さんにインタビューする松本さん(右)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から3年を迎えるのを機に、富岡町のおだがいさまFM、南相馬市の南相馬ひばりエフエム、いわき市のいわき市民コミュニティ放送(FMいわき)のFM3局は被災地の現状を発信する共同プロジェクトを始める。第一弾とし...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

大の車好き、ラリーに出場 土木会社勤務、責任感強く

■南相馬市鹿島区北右田 浜田孝二さん(53)  孝二さんは大の車好きだった。20代の時はラリー大会に出場するほどの腕前で、東北各地に出掛けた。友人の紹介で知り合った早苗さん(55)と昭和59年に結婚してからは2人でドライブを楽しんだ。車で京都へ旅行し...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

温厚実直、しつけ熱心 理容店営み、趣味多彩

■南相馬市原町区萱浜 木幡安司さん(53)富美子さん(54)  安司(やすし)さんと富美子さんは仲のいい夫婦だった。ともに自宅にいたところを津波に襲われたとみられている。  安司さんはトラック運転手として県内各地を走り回っていた。実直で温厚な性格だっ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

夫婦で稲作や養蚕 大相撲観戦楽しむ 父子2代行政区長

■南相馬市原町区萱浜 新川広美さん(86)トシ子さん(86)政広さん(66)  広美さんと妻のトシ子さんは二人三脚で稲作や養蚕、畑作に取り組んだ。2人で大相撲のテレビ観戦をするのが大好きだった。長男の政広さんは広美さんと2代続きで地区の行政区長を務め...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

(64)はけ口 アルコール 依存からの脱却 妻に愛想尽かされ 酔いに任せ離婚届に判

再飲酒した男性に妻は離婚を迫った。酔った勢いで判を押した
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難中、大熊町の元原発作業員男性(59)の「隠れ飲み」が始まった。娘婿の社員寮は新潟県柏崎市にあった。男性にとって3カ所目の避難先だった。間取りは2LDK。田村市や会津若松市の体育館のような騒がしさも、対人関係の煩わし...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

私立の松栄高(南相馬) 生徒確保難しく 25年度で廃校

 南相馬市原町区にある松栄高は平成25年度限りでの廃校が決まった。旧緊急時避難準備区域にあり、原発事故の発生直後から休校が続いていた。同校を運営する学校法人松韻学園(福島市)は再開しても生徒確保が困難と判断した。原発事故の影響を受け、公立と私立合わせ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

子どもの体力低下 県内肥満への懸念も

 東京電力福島第一原発事故の影響で県内の子どもの体力低下や肥満傾向は続いており、学力向上とともに県教委の最重要課題になっている。  文部科学省は昨年12月、県内の小学5年と中学2年を対象とした「平成25年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

復興の槌音 本宮二中(本宮) 新たな学びや完成

【平成25年9月】 完成した本宮二中の新校舎
 震災により校舎の1階部分が崩壊した。窓ガラスが割れて破片が散乱し、体育館の壁も剥がれ落ちた。  甚大な被害を受けた校舎や体育館は立ち入り禁止となり、生徒は約3カ月間、近隣の荒井公民館と荒井体育館で授業を受けた。仕切られた厳しい学習環境の中、生徒は懸...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

県内中1、2アンケート 745人「新高校に入りたい」

 県教委は双葉郡で全県の生徒を対象に中高一貫校を新設するに当たって県内の中学1、2年生を対象にアンケートを実施した。平成27年4月に開校する新しい高校に「入学したいと思う」と答えた生徒は745人。県教委は「新しい高校には、ある程度のニーズがある。全員...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

広野に中高一貫校 高校を27年先行開校

 県教委は広野町での双葉郡中高一貫校の設置に向け、準備を進めている。4月からはいわき市の四倉高の中に現地事務所を設け、平成27年春の開校に万全の態勢で臨む。  高校は進学、スポーツ、実業系の3コースで構成する総合学科型を目指している。3つのコースはそ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

サテライト5校 卒業生や在校生 母校へ思い強く 同窓会が伝統つなぐ/知恵出し合う時

1日の卒業式で祝辞を述べる斎藤会長
 南相馬市原町区の斎藤和子浪江高同窓会長(71)は「同窓会が伝統をつないでいくしかない」と言い切る。  1日には仮設校舎を置く本宮市で行われた卒業式で祝辞を述べた。元は県立高の教員で、母校浪江高でも勤務した。震災と原発事故で生徒数が減少し、母校が存続...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

サテライト5校29年度から休校

 「サテライト校方式」を導入している計8校のうち、双葉郡の双葉、富岡、双葉翔陽、浪江、浪江津島の5校は双葉郡中高一貫校の開校に合わせ、平成27年度の入学生から募集を停止する。これに伴い、在校生が全員卒業した後の29年度から休校となる。県教委は「あくま...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

教育再生新たな試み

 東京電力福島第一原発事故と東日本大震災により、本県の教育現場は苦境に立たされている。浜通りの県立高8校が避難先に仮の校舎を設ける「サテライト校」方式を取る。南相馬市の全日制私立高の松栄高は生徒確保が難しくなり平成25年度で廃校となる。原発事故により...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

県内の子ども学力改善傾向 25年度県調査

 県教委は学力向上で、特に理数系の強化を最重要課題に挙げて取り組んでいる。今年1月に県教委が発表した県内の全ての小学5年生と中学2年生対象の「平成25年度県学力調査」の結果では、六教科のうち五教科で全国の平均正答率を上回った。昨年8月に文部科学省が公...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

指導資料を改訂 福島 復興担う人材育てる

放射線教育の授業を受ける福島一中の生徒。中央は菅野教諭=昨年10月
 福島市の中学校では、原発事故を受け市教委が作成した「放射線教育指導資料」に基づき、学級活動や理科の授業で放射線教育の指導が行われてきた。  市教委は原発事故から3年が過ぎるのを機に、平成26年度以降の指導資料に改訂を加えた。「『希望ある復興』の担い...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

自ら考える力育成 相馬 増子教諭(桜丘小) 研究報告

教員仲間に放射線教育の取り組みを報告する増子教諭=2月
 「『安全』『安心』を押し付けるのではなく、科学的根拠に基づく情報を伝え、子どもが自ら判断できるような授業を心掛けた」。相馬市の桜丘小の増子啓信教諭(42)は2月、市総合福祉センターはまなす館で開かれた教育研究発表会で、3年間にわたる放射線教育の取り...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

模型使い分かりやすく 若松 高田教諭(謹教小) 教え方公開

手作りの教材で児童に説明する高田教諭(左)=昨年6月
 会津若松市教委は平成24年度から市立の小中学校全30校で放射線に関する授業に年2時間、取り組んでいる。このうち謹教小は、放射線教育の授業を他校の教諭らに公開し、外部の評価を生かす努力を続けている。  高田道子教諭(46)は手作りの人体や町の模型、紙...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

放射線授業模索続く

 東京電力福島第一原発事故により県内に放射性物質が拡散した。教育現場では放射線に対する正しい知識を伝えるための模索が続く。...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

大熊町が合同追悼式 若松、震災犠牲者しのぶ

花を手向け、祈りをささげる参列者=大熊町
 大熊町の東日本大震災犠牲者合同追悼式は9日、役場機能を移している会津若松市の神保セレモニーホール天恵苑で行われ、震災と津波の犠牲となった11人と、避難生活中に亡くなった281人を弔った。  遺族ら約90人が参列した。全員で黙とうをささげ、渡辺利綱...[記事全文

双葉は合同慰霊式 いわき、遺族ら120人

追悼の言葉を述べる田中さん=双葉町
 双葉町の東日本大震災合同慰霊式は9日、いわき市のせきのホールで行われた。  式には遺族ら約120人が列席した。伊沢史朗町長が故人の冥福を祈り、「今年を復興元年とし、一日も早く町民が古里に戻れるよう全力を挙げる」と語った。  この後、いわき市在住...[記事全文

楢葉は犠牲者追悼式 町役場で

黙とうする追悼式の参列者=楢葉町
 楢葉町の東日本大震災犠牲者追悼式は9日、町役場で行われた。  黙とうの後、松本幸英町長が「一日も早い復興・再生、安心・安全なまちづくりが最善の供養。着実に事業を進める」と誓い、青木基町議会議長と中川修双葉署副署長が追悼の言葉を述べた。  松本町...[記事全文

慰霊碑前で冥福祈る 南相馬の下渋佐行政区

黙とうをささげる遺族ら=南相馬市・下渋佐行政区
 東日本大震災の津波で32人が犠牲になった南相馬市原町区下渋佐行政区の慰霊祭は9日、慰霊碑が立つ同地区の八沢神社で行われた。  遺族ら約40人が参列した。相馬太田神社の多田仁彦神官が祝詞を奏上した。桜井勝延市長をはじめ参列者が祭壇に玉串をささげ、犠...[記事全文

追悼の祈りと復興の誓い いわき

犠牲者の冥福を祈り献花する遺族=いわき市
 東日本大震災の犠牲者を追悼するいわき市の「3・11いわき追悼の祈りと復興の誓い2014」は9日、市内のアリオスで開かれた。  清水敏男市長が「未来に向かって力強く歩む私たちを見守ってほしい」と語り掛け、遺族を代表して小松純子さん(70)が「生きる...[記事全文

災害の教訓後世に 藤沼湖の記憶つなぐつどい 須賀川

菊花を手向け手を合わせる参加者=須賀川市長沼
 東日本大震災による藤沼湖決壊で7人が亡くなり、1人が行方不明となった須賀川市長沼地域の住民らが9日、長沼保健センターで「大震災と藤沼湖の記憶をつなぐつどい」を開いた。犠牲者の冥福を祈るとともに、震災の記憶を語り継ごうと誓った。  約120人が集ま...[記事全文

県警が一斉捜索 沿岸部を丹念に

水中を捜索するダイバー=9日午前10時ごろ、南相馬市鹿島区・真野川漁港
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から丸3年を迎えるのを前に、県警は9日、本県沿岸部で行方不明者207人の一斉捜索を始めた。11日まで続ける。  県警本部をはじめ沿岸部の各署と福島海上保安部、相馬、双葉両地方広域消防本部などから約740人...[記事全文

住民の声を施策に 福島でふくしま復興県民シンポ

復興の課題を探ったシンポジウム。右から丹波、横田、遠藤、桜井、内堀、熊谷、城本の各氏
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の進路を探る県と福島大の「ふくしま復興を考える県民シンポジウム」は9日、福島市の福島グリーンパレスで開かれ、避難者の帰還や生活支援の課題解決に向けて意見を交わした。  今後の復興の進め方をテーマにし...[記事全文

小泉政務官ら提言 いわきで日本JCフォーラム

メーンフォーラムで復興に向けて意見を交わす(左から)小泉、桜井、西本、山下の各氏
 日本青年会議所(JC)の「復興創造フォーラム2014」の最終日は9日、いわき市のいわき明星大で開かれ、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興を考えるメーンフォーラムを開催したほか、地元の中学生と高校生が復興支援曲を披露した。  メーンフ...[記事全文

11日に再オープン 石蔵造りの白河・長田美容院 震災の被害を修復

長田美容院の前に立つ(右から)長田絹子さん、信一郎さん夫妻
 石蔵造りの美容院として長年親しまれ、東日本大震災で被災した白河市年貢町の長田美容院の改修が完了し、大震災発生の11日に合わせ再オープンする。  美容院の建材には白河石が使われており、大正時代に建てられたとされる。当初は石材業者が店舗として使ってい...[記事全文

動物の犠牲増やさない 原発周辺の犬、猫に不妊手術 白河の医院

犬や猫の不妊去勢手術を専門とする「フクシマスペイクリニック」
 白河市高山の「フクシマスペイクリニック」は、東京電力福島第一原発事故により原発から半径20キロ圏内や周辺地域に取り残された犬と猫の不妊去勢手術に取り組んでいる。  同クリニックは神戸市が本部の民間非営利団体・アニマルレスキューシステム基金が平成2...[記事全文

図書ボランティアに感謝の花束 若松で大熊中生

猪熊さん(右)らから花束を受けたボランティアのメンバー
 大熊町の大熊中の「感謝を伝える会」は6日、会津若松市一箕町の仮設校舎で開かれ、生徒が図書ボランティアのメンバー9人に花束を贈った。  図書ボランティアは、地域住民や保護者らが務め、寄贈された本にフィルムカバーを掛けるなど、仮設校舎にある約8000...[記事全文

帰町計画案了承、提言 楢葉町長に町復興推進委

松本町長に提言する近藤委員長(左)
 楢葉町復興推進委員会(近藤邦彦委員長)は9日、町役場で最終会合を開き、帰町計画案を了承、松本幸英町長に提言した。町は今後、町議会に計画案を報告し、3月末までに計画を策定する。  町は今春に帰町時期を判断する方針を示している。計画案には判断材料とし...[記事全文

タンク群視察し再発防止要望 東電に自民県議団

石崎副社長に要望書を手渡す杉山幹事長(右)
 県議会の自民党議員会は9日、東京電力福島第一原発で高濃度汚染水が漏れた「H6」と呼ばれるタンク群などを視察した。  杉山純一幹事長ら県議13人がタンク群をはじめ、汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」などを回り、東電の...[記事全文

(63)はけ口 アルコール 依存からの脱却 車の中で「隠れ飲み」 物に当たり、死を望む

避難先の車の中で飲んだ缶ビールはうまかった。男性のアルコール依存症は車内の「隠れ飲み」から始まった
 東京電力福島第一原発事故で古里を追われた避難者の一部は心労をため込み、そのはけ口を酒に求める。多くの医療関係者が問題を指摘する。専門の医療機関で治療を受けても、アルコール依存症からの脱却は簡単ではない。  東日本大震災と原発事故発生間もない平成23...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 古里の舞避難者励ます 神楽田植え踊り 3仮設で披露 祭壇設置、本来の形に近く

震災と原発事故からの復興に願いを込めた神楽の奉納
■浪江の請戸芸能保存会  東京電力福島第一原発事故で避難している浪江町の請戸芸能保存会は9日、福島市飯坂町の北幹線第1、同市の笹谷東部、二本松市の安達運動場の3つの仮設住宅で伝統の神楽と田植え踊りを披露し、避難生活を送る住民らを励ました。神社関係者ら...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「社会基盤復旧」栗子トンネル22日貫通 東北中央道 8972メートル、東北最長

 国土交通省が福島と山形両県の間に建設している東北中央自動車道の「栗子トンネル(仮称)」が3月22日に貫通する。総延長は8972メートルで、平成29年度の供用開始を見込む東北中央自動車道の福島−米沢間(延長28キロ)の約3分の1を占める。貫通すれば東...[記事全文

カテゴリー:震災から3年