東日本大震災

2014年3月アーカイブ

「農業・漁業」いわき仲買組合 遠藤浩光組合長 安全な魚介類 出荷

 原発事故の影響で漁を自粛していた、いわき沖で昨年10月、試験操業が始まった。漁師と消費者をつなぐ、いわき仲買組合の遠藤浩光代表理事組合長(54)に現状と課題を聞いた。  −試験操業が始まって間もなく半年を迎える。  「モニタリング検査の結果を受け、...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「農業・漁業」相馬双葉漁協新地支所青壮年部長 荒敏裕さん 「信頼を取り戻す」

漁業の継承、再興に向けて挑む荒さん=新地町・釣師浜漁港
 「数々の困難を乗り越え、課題を解決しながら試験操業を続けることが大切だ。『福島の魚は安全だ』と実績を積み上げ、信頼を取り戻す。本操業再開のためには、きっとこの道しかない」。原発事故の影響で操業自粛が続く中、相馬双葉漁協新地支所青壮年部長の荒敏裕さん...[記事全文

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「農業・漁業」農業、漁業再生に光 浪江から郡山に避難 山田秀和さん家族 イチゴ栽培挑戦

新天地でイチゴ栽培を始めた山田さん(左から3人目)と妻美恵子さん(右から2人目)、子どもたち
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の拡散で、県内の農産物、水産物は大きな打撃を受けている。風評による価格下落、津波による塩害、避難に起因する離農...。稲作農家にとっては国の減反政策の大転換が、農業の未来への不透明感を強めている...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「農業・漁業」政府がコメ政策見直し 所得確保不透明に

 県内のコメ農家は、原発事故による風評に加え、政府のコメ政策見直しにより、転作など難しい判断を迫られている。農家の所得確保が不透明な状況だ。  政府の生産調整(減反)見直しで、減反に参加する農家に支給している10アール当たり1万5千円の定額補助金は2...[記事全文

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「農業・漁業」 県産 輸入停止続く 再開目指し高品質PR

 原発事故の影響で、中国、韓国、台湾など多くの国が県産農産物の輸入を停止している。  県は平成24年から、原発事故発生以降も国外で唯一、県産農産物を受け入れているタイにモモ、リンゴなどを輸出した。現地のデパートなどでは高値で販売され、売り切れるほどの...[記事全文

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「農業・漁業」本県生産者を応援 都内にアンテナショップ

 県外では原発事故の風評被害に苦しむ農家を応援する取り組みが盛んだ。通信販売大手のカタログハウスは1月、東京都渋谷区に本県産の商品のみを扱うアンテナショップ「本日!福島」を開店した。  JR新宿駅近くの本社ビル内に開設した店舗では、コメやネギなどの野...[記事全文

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「農業・漁業」試験操業手探り 対象魚種、漁場は拡大傾向 魚介類

 いわき市、小名浜機船底曳網、相馬双葉の3漁協が取り組む試験操業は、モニタリング検査で安全性を確認した水産物を出荷している。ユメカサゴから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが2月下旬に初めて検出されたが、これまで水...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「農業・漁業」福島の食 風評が壁 営農再開に課題

 県によると、震災に伴う津波で、県内5460ヘクタールの農地が海水に漬かるなどの被害を受けた。昨年10月時点で、このうち、24・7%に当たる1350ヘクタールが復旧し、営農再開が可能な状況になった。しかし、避難区域では、農地の復旧が進んでおらず、営農...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

東電から現状と対策を聞き取り 楢葉防災対策検討委

東電から汚染水対策などの取り組みを聞いた委員会
 楢葉町の地域防災計画(原子力災害対策編)の見直しを提言する有識者による第三者機関「町原子力防災対策検討委員会」(委員長・松本哲男東京都市大工学部教授=同町出身)の2回目の会合は2日、いわき市の町いわき出張所谷川瀬分室で開かれた。  東京電力の担当者...[記事全文

二つの風(下) 作業員次々に去る 現場の思い伝え続ける

汚染された水が排水路を通じて海に流れ込まないようにする作業員ら=昨年12月17日、福島第一原発(東電提供)
■東京新聞 社会部 片山夏子記者  夜、電話が鳴る。「明日、現場を離れろって言われた」。電話口から沈んだ声が聞こえる。「被ばく線量がいっぱいになっちゃって。次に戻って来るのは2年後かもしれない」  いわき市に通いながら、東京電力福島第一原発で働く作業...[記事全文

カテゴリー:記者たちの3年

「中間貯蔵施設」環境省チーム長 藤塚哲朗氏に聞く 候補地集約の課題検証 用地国有化望ましい

 中間貯蔵施設の建設計画について、環境省中間貯蔵施設チーム長(大気環境課大気生活環境室長)の藤塚哲朗氏(56)に話を聞いた。  −佐藤雄平知事は建設候補地から楢葉町を外し、大熊、双葉両町に集約するなど計画見直しを求めた。集約後も、それぞれの施設面積は...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「中間貯蔵施設」整備に動き 国、新配置計画提示へ 県が集約要請 地元、あらためて検討

 東京電力福島第一原発事故に伴い、汚染土壌などを一時保管する中間貯蔵施設整備が進んでいない。国は双葉、大熊、楢葉の3町の計19ヘクタールを買い上げる方針を示したが、県は双葉、大熊の両町に集約するよう計画見直しを求めた。さらに、2町と県は施設の受け入れ...[記事全文

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復興の槌音 除塩、除染し農業再開 南相馬市原町区萱浜地区

【平成26年2月】 津波被害を受けた農地ではネギの栽培が始まっている
 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。現在、被災した農家が集い除塩、除染した農地でネギを栽培している。  南相馬市は平成23年4月、災害がれきの仮置き場への搬入を始め、同7月に分別や処理作業を開始した。26年1月末現在、分別を終えた再生可能資材を...[記事全文

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「中間貯蔵施設」是非問う住民投票案を否決 楢葉町議会

 楢葉町議会では昨年の9月定例議会に、議員発議で中間貯蔵施設建設の是非を問う住民投票実施に向けた条例案が提出された。採決の結果、否決した。  その後、町民グループが住民投票条例の制定を求め署名活動をスタートさせた。有権者数の50分の1(126人)を大...[記事全文

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「中間貯蔵施設」中間貯蔵施設をめぐる経過

(肩書は当時) 平成23年3月11日  東日本大震災発生。東京電力福島第一原発に津波が到達、1〜5号機で全電源喪失  8・27  菅直人首相が県庁で佐藤雄平知事と会談し、中間貯蔵施設の県内設置を要請  9・8  野田佳彦首相が県内設置に向け、県、関係...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「中間貯蔵施設」双葉郡住民 思い複雑 「建設要請仕方ない」「帰還の妨げ」 最終処分場化懸念も

 中間貯蔵施設の建設候補地がある双葉郡の住民の思いは複雑だ。  「本当は造ってほしくない。しかし、事故を起こした福島第一原発が近くにあるので、建設を要請されるのは仕方がないこと」。双葉町から、いわき市の仮設住宅に避難している、自営業松本正道さん(50...[記事全文

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「中間貯蔵施設」除染促進の鍵握る/英知集め最先端施設に 県民、行方を注視

 除染促進の鍵を握る中間貯蔵施設整備の行方を県民は注意深く見守っている。  郡山市富田町に住む無職窪小谷五良さん(73)は自宅の除染の順序がまだ回ってこないことを心配している。「中間貯蔵施設の計画が進めば、仮置き場の設置がスムーズになるのではないか」...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

県民向け放射性物質検査 食品測定を簡素化 26年度に県「非破壊式」を導入

■希望市町村に配備  県民向けに行われている食品放射性物質検査の方式が簡素化される。県は平成26年度、野菜などの検体を測定器に入れるだけで放射性セシウム濃度を測定できる非破壊式検査器を導入する。希望する市町村に1台以上配備する方針で、同年度当初予算案...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

放射線 放射性物質 Q&A サイログロブリンでがん分かるか

 甲状腺がんが発生した患者は、血液中の「サイログロブリン」という物質の濃度が上昇すると聞きました。このサイログロブリンを測定すれば、甲状腺がんが発生しているかどうかが分かるものでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

復興へ向かう現場視察 根本復興相、須賀川・白河を視察

植物工場で収穫された野菜を食べる根本復興相(右)。左は鈴木組合長
 根本匠復興相(衆院本県2区)は1日、須賀川市と白河市を視察し、復興状況を直接、把握した。復興庁によると、県南地方を公務で訪れるのは復興相就任後、初めて。  根本復興相は須賀川市役所仮設庁舎を訪れ、橋本克也市長から復興に向け事業の進捗(しんちょく)...[記事全文

復興へドングリの絆 石川の全小学生750人 いわき久之浜に植栽へ

石川町の児童が育てるコナラのドングリを管理する仲田社長
 石川町の全小学生約750人が東日本大震災からの復興を願ってドングリを育て、来年秋以降に児童代表がいわき市久之浜地区の防災緑地に苗木を植栽する。震災以降、同町中谷地区と久之浜の住民が交流の絆を育んできたことが縁で、久之浜からドングリが届いた。久之浜の...[記事全文

関船団地入居始まる いわき市民向け災害住宅第1号

待望の入居日を迎え、安心した表情を見せる小林さん
 東日本大震災の津波や地震で自宅が被災したいわき市民向けの災害公営住宅の完成第1号となる同市常磐関船町の「関船団地」への入居が1日、始まった。  関船団地は鉄筋コンクリート造りの8階建てで、32世帯が入居する。2DK16戸、3DK16戸をそれぞれ整...[記事全文

利き酒、講座多彩に 岳温泉「あだたら万遊博」

二本松の地酒の魅力を紹介した利き酒会
 二本松市岳温泉の「第12回あだたら万遊博~おかみと過ごすひな祭り」は1日、開幕した。東日本大震災からの復興への動きを感じさせる「芽吹き」をテーマに、3日まで講演会や健康・美容講座、地酒の利き酒会などを繰り広げている。  岳温泉おかみ会「かたかごの...[記事全文

「福島と原発 2」発刊 11日から全国主要書店で販売

発刊される「福島と原発 2-放射線との闘い+1000日の記憶」
 福島民報社は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年を迎える11日、「福島と原発 2-放射線との闘い+1000日の記憶」を早稲田大学出版部から発刊する。  福島民報紙上で昨年1月3日付から11月8日付まで計5部、96回(番外編を含む)に及...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興の槌音 校庭の表土除去(郡山) 万全の態勢で管理

【平成26年2月】 除去した表土が仮埋設してある薫小の校庭
 放射性物質から子どもの安全を守ろうと、郡山市は他の市町村に先駆けて小中学校校庭の表土除去を開始した。各校の要望に応じて実施し、除去した表土を校庭に仮埋設した。校庭の放射線量は大きく下がったが、表土は現在も埋まったまま。搬出のめどは立っていない。  ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」第一原発周辺11市町村 作業ずれ込む

 福島第一原発周辺の11市町村は国直轄除染の特別地域となっている。環境省は当初、平成25年度内の完了を目指していたが、作業は大幅に遅れており、完了時期を最大3年間延長した。  対象11市町村のうち、除染が行われている10市町村の計画に対する1月末現在...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」住宅除染 道半ば 「中間貯蔵」は不透明

 東京電力福島第一原発事故に伴い、県内に降り注いだ放射性物質を取り除く除染は、古里再生と避難区域への帰還の大前提だ。しかし、計画通りに運んでおらず、道半ばだ。汚染土壌などを搬入する仮置き場の整備が思うように進まない。仮置き場からの搬出先となる中間貯蔵...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」作業員の安定確保課題

 県や環境省によると、避難区域外の市町村除染には昨年11月現在で1日当たり約1万5千人が従事している。国直轄除染は約1万人で、今後、ピーク時には1万5千人程度が必要になる。作業員をいかに安定的に確保するかが課題だ。  除染作業以外にも浜通りの復旧工事...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」再除染求める 住民要望続出 都路や川内

 住宅などの除染後、国が長期的な目標とする年間追加被ばく線量1ミリシーベルト(毎時0・23マイクロシーベルト)以下を達成できないケースは多く、再除染を求める住民の声は根強い。  国直轄除染が完了した田村市都路町では毎時0・23マイクロシーベルトを超え...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」帰還困難区域実証事業 除染後も高線量

 環境省は昨年末、帰還困難区域内で実施している除染モデル実証事業で、除染により住宅地や農地の空間線量が42〜62%下がったとする中間報告をまとめた。同省は既存の除染方法で一定の効果が確認できたとしているが、除染後の住宅地の平均放射線量は各地区で毎時3...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」住民 もどかしさ 線量ごとに異なる手法 市、見直し検討 伊達

Cエリアで実施した除染では、局地的に線量が高い土壌を除去した
 伊達市の除染を担当する放射能対策課。職員は除染の満足度などを調べた調査票の集計に追われていた。  市は空間放射線量などを基準に市内を3つのエリアに分け、除染を進めた。昨年末までに生活圏の除染をほぼ終了した。効率を重視し、エリアごとに異なる手法を用い...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」住民 もどかしさ 仮置き場ようやく確保 福島の蓬莱地区

福島市蓬莱地区の住宅街で、雪が残る側溝を見詰める岸さん
 雪が残る福島市蓬莱地区の住宅街。蓬莱地区除染等対策委員長の岸儀勇さん(83)は険しい表情で、側溝を見詰めた。「道路と側溝の除染を1日も早く進めたいとの思いで取り組んできた。それでも、これほど時間がかかるとは...」  同地区は約5万平方メートルの仮...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」住民 もどかしさ 子ども持つ親の目線必要 3姉妹の父・坪井さん訴え 自宅周辺に不安 都路

除染が見送られた自宅近くの斜面を見詰める坪井さん
 田村市都路町の避難指示解除準備区域の解除が表明された2月23日の意見交換会。「子どもを持つ親の目線で、(除染を)もう少し見直してもらいたい」。居並ぶ政府関係者に訴える男性がいた。元会社員坪井秀幸さん(36)だ。  9歳からゼロ歳まで3人姉妹の父親だ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

「除染」住民 もどかしさ 計画に遅れ 作業員増で対応へ 原町

南相馬市原町区で行われている除染作業。仮置き場の確保や作業員不足が課題となっている
 南相馬市原町区西部の大木戸地区。1カ月ほど前、手袋に長靴、マスク姿の除染作業員が黙々と住宅の庭土を入れ替えていた。除染が始まっていない地区の住民は自転車を止め、興味深げに作業を見詰めていた。  市は平成23年11月、25年度内の除染完了を目指す当初...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

卒業 本校舎通えぬまま サテライト校 相双地区8校

式終了後、恩師や保護者と一緒に笑顔で新たな門出を喜び合う富岡高の卒業生
 県立高の全日制87校と定時制6校は1日、卒業式を行い、約1万5千人が巣立った。東京電力福島第一原発事故に伴い、仮校舎で学ぶ「サテライト校方式」を導入している相双地区の8校の生徒は3年間、本校舎に一度も通うことなく卒業を迎えた。  このうち、県内外の...[記事全文

カテゴリー:震災から3年

避難解除見込み1年延期 飯舘、葛尾1999世帯 除染遅れ

 政府の原子力災害現地対策本部は28日、東京電力福島第一原発事故に伴い飯舘、葛尾両村に設けた避難区域の一部について、避難指示解除見込み時期を当初の今年3月から1年延期する方針を固めた。両村合わせ1999世帯(6569人)が対象となる。国による除染の遅...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

倍増4万8164カ所 除染仮置き場と現場保管

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で発生した廃棄物などの仮置き場と現場保管の箇所数は昨年12月末現在、4万8164カ所となった。前回調査(昨年7月末)に比べ2万3910カ所増え、ほぼ倍増した。このうち、現場保管は4万7433カ所。県が28日、発表し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

弁操作人物特定できず 第一原発タンク汚染水漏れ

 東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度の汚染水約100トンが漏れた問題で28日、東電はタンクにつながる配管の弁を開閉した人物を特定できていないことが分かった。作業員への聞き取り調査を進めているが、漏えい判明から1週間以上が経過しても、手掛かりは...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住宅除染完了率42.6% 重点調査地域

 東京電力福島第一原発事故に伴い、国の財源により実施する市町村除染で、1月末現在の計画に対する住宅の完了率は42・6%となり前月よりも4・0ポイント上昇した。県が28日、発表した。  各市町村の除染状況は【表】の通り。住宅は9万2470戸で実施した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町帰還希望40.2% 復興庁の1月住民意向調査

 復興庁は28日、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定されている楢葉町と川俣町山木屋地区の住民意向調査の結果を発表した。楢葉町で「町にすぐに戻る」と「条件が整えば、町に戻る」を合わせた帰還希望の割合は40・2%となった。平成24年末の前回調査から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山にモデルルーム 県整備の災害公営住宅

室内のつくりを確認する来場者
 東京電力福島第一原発事故の避難者向けに県が整備を進める災害公営住宅のモデルルームが28日、郡山市の県郡山合同庁舎敷地内にオープンした。いわき市小名浜に次いで2カ所目となる。  2LDK(55平方メートル)と3LDK(70平方メートル)を1戸ずつ設け...[記事全文

街並み整備本格化 新地の復旧・復興事業

くわ入れする佐藤知事(左から4人目)と加藤町長(右隣)ら
 新地町震災復旧・復興事業の合同起工式は28日、町農村環境改善センターで行われた。  東日本大震災で津波被害を受けたJR新地駅周辺の復旧・復興事業が本格化するのを機に町と県が合同で開催した。関係者約160人が出席した。佐藤雄平知事が「本県復興の大きな...[記事全文

除染技術支援で協定 大玉村、日大工学部と締結

協定書にサインした出村学部長(右)と押山村長
 大玉村は28日、郡山市の日大工学部と工学技術支援に関する協定を結んだ。村は大学から新たな除染技術ついて情報提供を受ける。  同大で締結式を行い、押山利一村長と出村克宣学部長が協定書にサインした。  押山村長は「新しい除染技術について支援を受け、職員...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県派遣の2企業人を激励 復興庁

本県に派遣される山中さん(右)と安永さん
 東日本大震災で被災した自治体などに民間企業の人材を派遣する復興庁の「WORK FOR 東北(復興人材プラットフォーム構築事業)」の派遣内定者激励会は28日、復興庁で開かれた。双葉町で山中啓稔さん(45)=TOTO=、川内村商工会で安永文子さん(46...[記事全文

停止1系統処理を再開 ALPS

 東京電力福島第一原発で、汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」の1系統が停止した問題で、東電は27日夜、故障原因とみられる部品を交換し、処理を再開した。  東電によると、放射性物質を吸着させる設備に汚染水を送るポンプの電...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

トルコで復興の響き 二本松の和雅美太鼓4月、国際児童フェス出場

見事なばちさばきを披露し、出席者の感動を呼んだ和雅美太鼓
 二本松市の太鼓団体「和紙の里 和雅美(わがみ)太鼓」は4月23日、トルコで開催される第36回国際児童フェスティバルに出演する。28日、東京都渋谷区のトルコ大使館で結団式が行われ、メンバーが成功を誓った。  フェスティバル参加は、日本トルコ友好協会が...[記事全文

第二の人生 広野のため 前橋から移住 看護師・森村栄子さん

スタッフと打ち合わせを行う森村さん(中央)
 広野町の高野病院。看護部主任、森村栄子さん(63)はスタッフとの打ち合わせで、病院内を忙しく動き回る。平成25年4月、62歳で古里・前橋市の病院を定年退職し、夫の英之(えいじ)さん(62)と一緒に広野町に移り住んだ。働き始めて1年近くになる。「第二...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

孤立死防止へ見守りネット 南相馬市、警察と新聞販売店など

孤立死防止などを目指し協定を締結する関係者
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で一人暮らしや高齢者だけの世帯が増えたことを受け、孤立死などを防止するため南相馬市と南相馬署は28日、市内の新聞販売店、牛乳販売店など10事業所と「安心見守りネットワーク」協定を結んだ。事業所は各世帯で異変を察...[記事全文

二つの風(中) 根雪のような風評 報道手探りの日々続く

農産物の放射性物質検査を通して安全性を確認する関係者
■福島民報社 いわき支社 五十嵐稔報道部長 48  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年近くが過ぎた。いわき市の農林水産業や観光業は依然、風評に苦しめられている。原発事故の状況を伝える中で「報道が風評を助長している」との指摘をしばしば受ける...[記事全文

カテゴリー:記者たちの3年

「原発事故関連死」双葉病院(熊大)鈴木院長に聞く 緊急時の連絡体制構築を 救助遅れ原因 解明求める

 原発事故に伴う避難に際し、大熊町の双葉病院の患者21人が死亡する事態が起きて3年を迎えるのを前に、鈴木市郎院長(79)は福島民報社のインタビューに応じた。再三の救助要請に対して関係機関の対応が遅れた原因解明をあらためて求める一方、緊急時の速やかな連...[記事全文

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「原発事故関連死」 賠償獲得まで「半年」 ADR、求められる期間短縮

 原発事故の賠償金は避難住民の生活再建を支える。しかし、裁判外紛争解決手続き(ADR)による和解仲介は合意まで長期間かかる。損害賠償を求める民事訴訟はさらに時間を要する。  原発事故関係のADRを担う原子力損害賠償紛争解決センターによると、迅速な和解...[記事全文

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「原発事故関連死」 原発事故賠償 法整備が必要 新開弁護士(福島)指摘

 震災や原発事故による避難に起因し死亡した場合、震災関連死と認定され、遺族に災害弔慰金が支払われる。  「災害弔慰金の支給等に関する法律」。災害を「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波その他の異常な自然現象により被害が生じること」としており、原発...[記事全文

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「原発事故関連死」県臨床心理士会東日本大震災対策プロジェクト代表 成井香苗さんに聞く

■「喪失感」の解消急務  県臨床心理士会東日本大震災対策プロジェクト代表の成井香苗さん(61)に原発事故に伴う長期避難の現状や避難住民の喪失感への対処法などを聞いた。  −原発事故は避難者をはじめ県民の心を傷つけている。  「原発事故による避難者の自...[記事全文

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「原発事故関連死」 孤立やストレス要因 行政の見守り、人員確保課題

 原発事故などにより、今も約13万6千人が厳しい避難生活を強いられ、県内ではこのうち約5万人が借り上げ住宅、約2万9千人が劣化の進む仮設住宅で寝起きしている。人とのつながりが希薄になって孤立したり、ストレスをため込んだりする被災者もおり、「原発事故関...[記事全文

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「原発事故関連死」深刻 避難長期化が拍車 津波、地震の直接死者数上回る

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難が長期化している。手狭な上、老朽化が進む仮設住宅、古里から遠く離れた借り上げ住宅で多くの避難住民は心労をため込む。医療行為を十分に受けることができなかった避難最中の死に加え、望郷の念を抱えながら不自由な避難生活で命...[記事全文

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「原発事故関連死」遺族の悲しみ癒えず 夫を亡くした陶絹子さん 66(浪江) 「いないんだよね」

絹子さんは毎朝、仏前に手を合わせ話し掛ける。コーヒーカップ(手前)の「走り駒」は俊明さんが描いた
 「原発事故さえなければ...」。大切な人を失った遺族の悲しみは癒えない。     ◇   ◇  名前を呼ばれた気がして振り向くことがある。「その辺にいるような気がするんだけど、いないんだよね」  浪江町から大玉村に避難している主婦陶(すえ)絹子さん...[記事全文

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「原発事故関連死」慣れない地で生活 限界 避難者 古里へ思い募らせる

 見知らぬ地での避難生活に活路を見いだす被災者がいる一方で、古里への思いを抱えながらストレスをため込むケースもある。    ◇    ◇  白河市の借り上げ住宅で妻と子ども2人と避難生活を送る佐々木公一さん(32)は、浪江町で社長の父栄一さん(66)...[記事全文

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「原発事故関連死」遺族の悲しみ癒えず 両親を亡くした渡辺彦巳さん 61(川俣) 「報われない最期」

マチさんの災害関連死不認定を知らせる用紙に目を落とす渡辺さん
 川俣町山木屋地区の嘱託社員渡辺彦巳(ひこみ)さん(61)が、福島市の借り上げ住宅に身を寄せて3年目を迎える。この間、父義亥(よしい)さん=当時(87)=は避難先の埼玉県草加市で病を発症し、平成23年4月、急性心筋梗塞で亡くなった。母マチさん=当時(...[記事全文

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