東日本大震災

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傾斜地で除染実証実験 郡山市、土のう並べ放射線遮蔽

斜面に土のうを敷き並べる作業員

 郡山市は13日、崩落の懸念があり表土除去ができない傾斜地での新たな除染方法の実証実験を行った。市内の高倉小のプール脇の斜面で効果を試した。
 県が財政支援する市町村除染技術強化事業で、二本松市、広野町に続き3例目。斜面に清浄な土を入れた土のうを敷き並べ、放射線を遮蔽(しゃへい)する手法。放射線量低減の効果が高い表土除去は斜面で実施した場合、土砂流出などの危険が生じる。土のうは厚さ15センチで野芝の種が含まれており、芝の生育とともに土壌が安定する仕組みだ。
 実験の結果、斜面の際の地上50センチの空間放射線量が毎時0.33マイクロシーベルトから毎時0.19マイクロシーベルトまで下がった。
 市は線量低減の効果が認められたため、今後、県を通じて環境省に除染のガイドラインに盛り込むように提案する。

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