東日本大震災

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本紙一連報道が受賞 復興支援坂田記念ジャーナリズム賞

 東日本大震災被災地での優れた報道を表彰する第2回東日本大震災復興支援坂田記念ジャーナリズム賞に、東京電力福島第一原発事故の被災者が避難中に命を落とす問題を追った福島民報社の連載企画「原発事故関連死 ふくしまからの訴え」など一連の報道が選ばれた。13日、坂田記念ジャーナリズム振興財団が発表した。授賞式は25日、大阪市のクラブ関西で行われる。
 授賞理由として、原発事故による避難で死に追いやられた人と、死の原因を多角的に報道している点を挙げた。「被災者に寄り添った目線の低い報道。政府や専門家たちに国民の安心・安全政策の見直しを迫るものである」と評価している。
 さらに、被災地からの情報発信について「地域の現在と未来を地域の人が知り、考える契機を与えるだけでなく、原発問題を風化させない点でも意義深い」とした。選考委員会(委員長・渡辺武達同志社大教授)が審査した。
 福島民報社は原発事故による避難中の死を「原発事故関連死」と位置付け、キャンペーン報道を続けている。連載は平成24年11月に開始し、これまで66回掲載した。避難生活の過酷さ、死と原発事故との因果関係立証の難しさなど、自然災害を想定した災害弔慰金制度の問題点を指摘してきた。また、毎月11日付の震災特集などで原発事故関連死の現状などを随時報道している。

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