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「エネルギー」 県内初LNG受け入れ相馬港基地 4号ふ頭(新地)に新設 パイプライン40キロ整備

石油資源開発が昨年11月に公表した相馬港LNG受入基地の完成イメージ

 県内初の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地は、資源開発大手の石油資源開発(本社・東京都)が平成30年3月の操業開始を目指し、新地町の相馬港4号ふ頭に整備する。同基地から宮城県岩沼市まで約40キロにわたる新しいガスパイプラインを造る。同社の「大動脈」である新潟・仙台ラインに接続。天然ガスの需要拡大や災害対応などを見据え、太平洋側、日本海側を結ぶガス供給網を構築する。相馬港基地ではLNGを活用した火力発電設備の整備も検討されている。
 カナダなど海外からのLNGを大型船で相馬港に運び込み、基地のタンクに貯蔵して気化させ、パイプラインを通して供給する。相馬港の敷地約20ヘクタールに大型タンク1基、外航船や内航船の受け入れ岸壁、LNG気化二器などを整備する。基地、パイプライン建設費は約600億円を見込んでいる。
 昨年11月には県、新地町と基地立地協定を交わした。県庁での締結式には佐藤雄平知事、加藤憲郎町長、渡辺修社長、石井正一専務相馬プロジェクト本部長らが臨んだ。同8月には復興庁から震災復興特区法に基づく復興推進計画の認定を受けた。国や県、町などが連携し、港湾整備などを進めて支援する。
 震災復興の推進、雇用創出など地域経済への波及効果が期待されている。

カテゴリー:震災から3年

協定を交わした左から加藤町長、渡辺社長、佐藤知事、石井専務=昨年11月、県庁

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