東日本大震災

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植物プラント完成 パナソニック福島工場 「復興に貢献したい」

植物プラントで栽培されている葉物野菜

 福島市のパナソニック福島工場の完全人工光型植物プラントが完成し、17日、落成式が行われた。発光ダイオード(LED)の光でリーフレタスなど1日約1380株を栽培する。
 東日本大震災からの復興を支援する経済産業省の「先端農業産業化システム実証事業」に選ばれた。国から1億6500万円の補助を受け、昨年7月から総事業費2億8400万円をかけて同工場内のスペース約1600平方メートルに整備してきた。
 栽培エリアは約600平方メートルで、同社の省エネや光学、空調制御などの最先端技術を導入した。低カリウムのリーフレタスなど16種の葉物野菜を栽培しており、2月末から試験的に県内のスーパーで販売している。今後は野菜栽培の低コスト化と量産を進め、植物栽培システム自体の販売も視野に入れている。
 落成式では、パナソニックの宮部義幸常務が「工業と農業の融合で福島の復興再生に貢献したい」とあいさつした。亀岡偉民内閣府政務官兼復興政務官、守本憲弘東北経済産業局長、村田文雄副知事、小林香福島市長が祝辞を述べた。岡上均工場長が取り組みを紹介した後、関係者がテープカットした。

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