東日本大震災

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宝酒造が仮設住宅で使用の工場跡地を白河市に寄贈

宝酒造が白河市に寄贈した元白河工場跡地。現在は仮設住宅の用地として使われている

 宝酒造は、白河市内にある元白河工場の跡地約1万8000平方メートルを白河市に寄贈した。17日までに市と契約書を交わした。跡地は現在、仮設住宅の用地として使われており、東京電力福島第一原発事故に伴い、双葉町民が避難生活を送っている。同社の担当者は「自治体が土地を所有し直接活用することが、被災地の一日も早い復興につながると考えた。地域への恩返しの意味も込めた」と話した。
 元白河工場は平成15年3月に閉鎖し、跡地は空き地になっていた。23年6月、市を通じて県から仮設住宅の用地として借りたいと同社に依頼があり、同社は敷地の一部(2区画合計1万5000平方メートル)を貸与していた。仮設住宅は23年9月から入居が始まり、6日現在、57世帯92人が生活している。
 鈴木和夫市長は「寄贈に深く感謝する。当面、仮設住宅として活用し、その後の利活用については、全庁的に検討したい」と述べた。

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