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タンクボルトにさび 付近で高線量検出 第一原発

 東京電力は22日、福島第一原発の「H4北」と呼ばれる地上タンク群のタンク1基で5センチ離れた位置の放射線量を測定したところ、ベータ線が毎時150ミリシーベルト、別のタンク群「H2南」のタンク1基でも5センチ離れた位置のベータ線が毎時40ミリシーベルトと極めて高い値で検出されたと発表した。東電は「水位に変動はなく、漏えいは確認されていない」とする一方、「過去に微量がにじみ出た可能性もある」としている。
 東電によると、H4北のタンクは21日午前、1日に4回実施しているタンクエリアのパトロールで作業員がボルト部のさびを発見。同日中に放射線量を測定したところ、ベータ線が毎時150ミリシーベルト、ガンマ線が毎時0・15ミリシーベルトだった。H2南のタンクは22日午後、作業員が放射線量を測定したところ、ベータ線が毎時40ミリシーベルト、ガンマ線が0・01ミリシーベルトだった。いずれも水位の変動はなく、汚染水の漏えいは確認されなかった。
 H4北は昨年8月に汚染水300トンの漏えいがあった地上タンク群。今回、高線量が測定されたH4北とH2南のタンクは2基とも300トンが漏れたタンクと同じ接合部をボルトで締めただけの「フランジ型」。H4北のタンクは点検などの際に作業員がタンク内に入るためのふたを取り付けるボルト1カ所がさびていた。H2南のタンクは側面の継ぎ目のボルト部分で測定された。

カテゴリー:福島第一原発事故

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