東日本大震災

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菊池製作所が小高進出へ 震災後初

菊池製作所が取得する旧エプソントヨコム福島事業所

 携帯電話や事務機器、医療機器などの試作品製作などを手掛ける総合製造業菊池製作所(本社・東京八王子市、菊池功社長)が避難指示解除準備区域の南相馬市小高区へ進出し、早ければ夏にも、介護や医療用のロボットの製造・組み立てを開始する。小高区に事業者が新規に進出するのは東日本大震災後初めて。同社の県内での事業所は4カ所目となる。
 関係者によると、同社は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い閉鎖となった同市小高区のエプソントヨコム福島事業所(現在、セイコーエプソン=本社・長野県諏訪市、碓井稔社長=と合併)の土地と建物を27日までに取得した。今後、市と立地協定を結び、県からは企業立地補助金を受けるという。当初は、地元や近隣市町村から約10人を雇用する。
 菊池功社長は飯舘村出身。同社は昨春、川内村に工場を設置し、特許を持つアルミの精密鋳造技術「アルミ・ホットチャンバー・ダイカスト」などを用いた加工を行い、約50人の雇用を生んだ。

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