東日本大震災

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荷さばき施設など復旧工事始まる 松川浦漁港

松川浦漁港の荷さばき施設などの完成イメージ図。右手前の白い建物は既に復旧した製氷・貯氷施設

 東日本大震災の津波で被災した相馬市尾浜の松川浦漁港で28日、漁港の主要施設である原釜地区荷さばき施設などの復旧工事が始まった。
 市が国の復興交付金を活用して整備し、相馬双葉漁協や相馬原釜魚市場買受人協同組合などが産地卸売市場として利用する。
 鉄筋コンクリート造りで荷さばき施設(3階建て延べ床面積約8650平方メートル)、共同集配施設(平屋約3080平方メートル)、海水浄化施設(平屋約65平方メートル)を整備する。平成27年9月末の完成予定。事業費は約26億5千万円。周辺に整備した漁労倉庫などに合わせ切り妻屋根などを取り入れた和風の外観となる。製氷・貯氷施設など一部の施設は既に復旧している。
 現地で安全祈願祭が行われた。市や漁業関係者、施工業者ら約70人が参加した。立谷秀清市長らがくわ入れなどを行った。佐藤弘行同漁協組合長らが玉串をささげ、無事完成を祈った。
 立谷市長は「福島の漁業復興に大きな役割を果たす」と期待を寄せた。佐藤組合長は「立派な施設を活用できるよう漁獲量が多いカレイやタラ類の対象魚種を増やしたい」と本県沖の試験操業の魚種拡大に意欲を示した。

神事で工事の安全を祈願する佐藤組合長(前列右から2人目)ら

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