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放射線 放射性物質 Q&A 食品中のストロンチウム、プルトニウムの検査は

 県による食品中の放射性物質検査で放射性セシウムの数値が新聞に載っています。しかし、放射性ストロンチウム、プルトニウムについての記載は目にしません。これらの物質は検査されているのですか。

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■昨年全国12地域で測定 流通食品の安全性担保

 ガンマ線とベータ線を出す放射性セシウムに対して、放射性ストロンチウムやプルトニウムはそれぞれベータ線、アルファ線のみを出すという特徴があるため、放射性セシウムに比較すると簡単には測定できません。
 厚生労働省は昨年、本県の浜通り、中通り、会津を含む全国12地域で実際に市販されている食品、飲料水に含まれている放射性ストロンチウムおよびプルトニウムの測定を行っています。
 その結果、放射性ストロンチウムは20サンプルのうち7サンプルで検出されましたが、これらは全て平成23年3月の福島第一原子力発電所事故以前のレベルであり、プルトニウムは全てのサンプルにおいて検出限界値未満でした。
 さらに、実際に作った食事を用いて放射性ストロンチウムおよびプルトニウムの測定を行う陰膳(かげぜん)調査という方法でも放射性ストロンチウム濃度は事故以前の摂取量の範囲内に収まっており、プルトニウムは検出限界値未満でした。
 放射性ストロンチウムやプルトニウムは大量に摂取すると内部被ばくの原因となりますが、以上の調査からは流通している食品については放射性セシウム同様、放射性ストロンチウムやプルトニウムについても十分に安全性が担保されていると考えられますので、放射性セシウムに関する対策をきちんとしておけば放射性ストロンチウムやプルトニウムに関する対策も十分取れると考えられます。

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