東日本大震災

2014年4月アーカイブ

「避難区域」 コンビニ移動販売や仮設商業施設が開店 生活環境の整備進む

 福島県都路町では避難指示解除に伴い、生活環境整備が続いている。昨年9月に大手コンビニエンスストアが車での移動販売を開始。4月には古道、岩井沢両地区の2カ所に仮設商業施設が開店した。市内常葉町・船引町へ向かう予約制乗り合いタクシーの運行も始まった。9...[記事全文

カテゴリー:震災から3年1カ月

「避難区域」 自宅に戻った渡辺清一さん 長男一家は避難続く 子育ての環境に不安

 「うちの2階は当分は空き家のままだ」。都路町の旧緊急時避難準備区域に商業施設が開店した6日。福島第一原発から20キロ圏の小滝沢地区に暮らす渡辺清一さん(66)は、商業施設のにぎわいをよそにつぶやいた。  渡辺さんは特例宿泊を利用し、昨年8月に妻(6...[記事全文

カテゴリー:震災から3年1カ月

「避難区域」 一足早く古里に 4年ぶり こいのぼり 都路の根内昌美さん 帰還の「証し」自宅に掲揚

「人がいることを示したい」と自宅にこいのぼりを揚げた根内さん=10日、田村市都路町
 避難指示が解除された福島県田村市都路町の住民には自宅に戻る人と、まだ様子を見たい人がいるなど、帰還への思いは揺れている。  都路町の地見城(じけんじょう)地区で行政区役員を務める根内昌美さん(62)は8日、自宅の庭に4年ぶりにこいのぼりを揚げた。こ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年1カ月

「避難区域」 放射線量横ばい 3月10日〜4月9日

県内10カ所の放射線量測定値の推移(各日も午後5時現在の数値、単位はマイクロシーベルト/時間)
 福島県が発表している3月10日から4月9日までの県内10カ所の放射線量測定値の推移は【表】の通り。各地点ともほぼ横ばいで推移している。県や文部科学省などは県内各地の詳細な測定値をホームページで公表している。...[記事全文

カテゴリー:震災から3年1カ月

「避難区域」記者が歩く福島の今 広野・二ツ沼総合運動公園 パークゴルフ場

青空の下、気持ちよさそうにプレーするお年寄りら
■昨年再開、愛好者の笑顔戻る  青空が広がる広野町の二ツ沼総合運動公園のパークゴルフ場に、お年寄りの楽しそうな笑い声が響く。  除染のため天然芝を全て張り替え、昨年11月に再オープンした。国際パークゴルフ協会公認の起伏に富んだ全36ホールが自慢だ。公...[記事全文

カテゴリー:震災から3年1カ月

仮設「孤独死」34人 3月末県内累計 年々増加、8割が男性 今年既に8人

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で避難生活を強いられ、県内の仮設住宅で誰にもみとられずに死亡した「孤独死」は3月31日現在、累計34人に上ることが県警への取材で分かった。震災と原発事故から11日で3年1カ月。県や市町村などは避難者の生活環境の...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

一時帰宅、年15回に増 帰還困難区域 要件緩和、連日も可能

 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域への一時帰宅で、政府の原子力災害現地対策本部は、大型連休前の25日から要件を緩和する。年12回(月1回)を15回に増やし、連日の一時帰宅も認める。10日、担当者が県庁で記者会見して明らかにした。  現在は月...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮置き場、ゴルフ場跡地に 南相馬市

 南相馬市は東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物の仮置き場を、市が所有する同市原町区のグリーンパーク内のゴルフ場跡地に整備する。市内最大規模の仮置き場で、6月に造成工事を開始し、10月ごろから搬入する予定。  市によると、搬入対象は原町区の中心市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

2人の笑顔桜に重ね 「きっと喜んでいる」

■いわき市平豊間 鈴木富士子さん(52)夏美さん(19)  いわき市平豊間の会社員鈴木順一さん(56)は東日本大震災の津波で、妻の富士子さんと長女の夏美さんを失った。外は桜が見頃になった。夏美さんが通ったさいたま市の大学にある、しだれ桜が目に浮かぶ。...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

近所に慕われた姉 熱心に面倒見たおい

■いわき市田人町 中村節子さん(84)二三雄さん(63)  節子さんと長男の二三雄(ふみお)さんは誰にでも優しく接した。3年前の4月11日、東日本大震災の余震でいわき市は震度6弱の大きな揺れに襲われた。田人町石住地区は山の斜面が崩れ、大量の土砂が親子...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

今を生きる 本県の子どもと歩む 都内の進学校教壇で経験深め 「全力で」恩返し誓う

本県教育に意欲を燃やす田中さん
■小高商高の新採用教諭 田中祥子さん  9日に入学式が行われた南相馬市の小高商高で、本県で教壇に立つことを念願していた新採用教諭がデビューする。福島市出身の田中祥子さん(28)は福島医大大学院で学び、東京の進学校で教師を務めた経歴を持つ。「これまでの...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

地下水くみ上げ開始 福島第一原発バイパス計画

 東京電力は9日、福島第一原発敷地内で地下水をくみ上げ、汚染されていないことを確認した上で海洋放出する「地下水バイパス」計画で、専用井戸でのくみ上げを開始した。  初日は午前10時30分から作業を始め、午後4時までに27トンをくみ上げた。24時間態...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

パッキン欠損原因か ALPSの浄化機能低下

 東京電力は9日、「多核種除去設備(ALPS)」の一系統で浄化機能が低下した原因は、ろ過装置のパッキンの欠損だった可能性が高いと明らかにした。部品にもともと欠陥があったのか、運転後に壊れたのかは現時点で分かっていないという。  点検中の別の一系統につ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬など被災地視察 LC全国8地区協議会議長

浪江町請戸地区を視察するライオンズクラブ関係者
 ライオンズクラブ国際協会の全国8地区の協議会議長らは9日、南相馬市と浪江町を訪問し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地を視察した。  同協会は震災と原発事故発生後、県内に4億8千万円を超える寄付を実施している。今後も支援を継続するため、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

優秀作5点決まる 民報社「未来樽プロジェクト」

 福島民報社が10年後の福島再生への願いや、10年後の自分の夢・目標をつづったメッセージを県民から募集した「ふくしま未来樽プロジェクト」の入選作品150点が決まった。入選作品のうち優秀作品5点には住山陽子さん(鏡石町)、鈴木希さん(棚倉町)、塩谷雅彦...[記事全文

9月に福島で「ロックコープス」 復興支援、アジア初の音楽イベント

記者発表会でイベント開催へ意気込む(左から)キビタン、佐藤知事、宮崎副社長、スティーブンCEO
 東日本大震災の被災地でのボランティア活動への参加を促す世界的音楽イベント「RockCorps(ロックコープス)」は9月6日、福島市のあづま総合体育館で開かれる。仮設住宅訪問やがれき撤去などのボランティア活動に参加することによりイベントチケットがもら...[記事全文

夜の森地区の桜並木

見頃を迎えている富岡町夜の森地区の桜のトンネル。信号の奥は原発事故に伴う帰還困難区域
 東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く中、町のシンボルは今年も見事に咲き誇り美しいトンネルとなっている。避難先から戻った町民らが見上げ、写真に収めている。  桜並木はリフレ富岡を基点に6号国道までの東側と富岡二中までの南側の総延長約2.5キロ。大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地下水バイパス きょうくみ上げ開始 東電 来月放出へ水質分析

 東京電力福島第一原発事故による汚染水対策の柱となる「地下水バイパス」計画で、東電は8日、専用井戸でのくみ上げを9日に始めると発表した。原子炉建屋に地下水が流れ込み汚染される前にくみ上げる計画で、詳細な水質分析後、5月の大型連休明けにも海洋放出を開始...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

売買価格回復傾向に 本宮で全農県本部の和牛初競り

全国から購買者が集まった県産和牛の初競り
 平成26年度の全農県本部の和牛初競りは8日、本宮市の県家畜市場で始まった。9日までの2日間で、生後10カ月前後の県産和牛847頭が競りにかけられる。  初日は全国から約200人の購買者が訪れ、428頭の売買が成立した。平均価格は57万6551円で、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

インドネシアの大学生 日本語劇を披露 福大合唱部と共演

創作劇を披露した「en塾」のメンバー
 インドネシアの大学生でつくる日本語劇団「en塾」は8日、福島市の福島大を訪れ、創作日本語劇を披露した。同大の合唱部と合唱の共演も行われ、交流を深めた。  日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2・0」の一環。ジャカルタの大学で日本語を学ぶ6...[記事全文

訪英の福島青年管弦楽団 現地の県人らと交流 若者の力伝える

ロンドンの福島庭園を訪れた福島青年管弦楽団の団員ら
 福島市の福島一、福島二、蓬莱、福大付属の4中学校の音楽部員らで結成した福島青年管弦楽団の訪英は、ロンドンしゃくなげ会はじめ現地の県人らに感銘を与えた。同会の満山喜郎会長(白河市大信出身)が福島民報社に様子を伝えた。  一行は1日、ロンドンのホーラン...[記事全文

ベイビーティアラ誕生 いわきの女子高生ユニット 震災孤児ら支援で活動

デビューライブが決まった(左から)水無月さん、楠木さん、武田さん、日向さん、湊さん、篠原さん
 いわき市内の女子高校生6人が歌やダンスの公演を行うチャリティーユニット「ベイビーティアラ」を結成した。東日本大震災による孤児らの支援のために活動を展開する。初めてのライブが20日午後2時から市内平のバークイーンで開かれる。  新ユニットのメンバーは...[記事全文

廃棄物倍増、56万立方メートル 第一原発39年度まで

 東京電力は7日、福島第一原発の敷地内で平成39年度までに発生する廃棄物の量が約56万立方メートルになるとの試算を公表した。東電は再利用や減容化を進めるが、高線量廃棄物を含めた約16万立方メートルは処理できず、新たな施設を建設し、保管する方針。 ■...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染水1日100トン減、地下水止水で経産省試算

 東京電力福島第一原発事故の廃炉・汚染水対策で経済産業省は7日、4号機の原子炉建屋に接する高温焼却炉建屋への地下水止水対策を実施した場合、1日約100トンの汚染水を減らすことができるという試算結果を発表した。  同省によると、現在高温焼却炉建屋内に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

緊急時の対応力強化 福島でIAEAワークショップ

風評払拭への協力を呼び掛ける久能次長
 国際原子力機関(IAEA)の原子力・放射線緊急時モニタリングに関するワークショップは7日、福島市の自治会館で始まった。  県とIAEAが平成24年12月に締結した覚書に基づいた事業で、3回目。IAEAに加盟するアルバニアやアルジェリアなどヨーロッ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難者めぐる創作劇 大沼高演劇部、東京で熱演

「シュレーディンガーの猫」を熱演する大沼高演劇部員
 会津美里町の大沼高演劇部は6日、東京都渋谷区の全労済ホールスペース・ゼロを会場に最終日を迎えた「3・11を忘れない-子どもの今と舞台の力」で、創作劇「シュレーディンガーの猫~Our Last Question~」を上演した。  福島民報社の協力。生...[記事全文

震災犠牲者に追悼の歌声 南相馬で市民参加コンサート

犠牲者への追悼の歌声を響かせたコンサート
 東日本大震災の犠牲者に思いを寄せる市民参加型コンサート「レクイエム・プロジェクト南相馬2014」は6日、南相馬市民文化会館で開かれ、追悼の歌声を響かせた。  レクイエム・プロジェクト実行委員会と同南相馬実行委員会の主催、福島民報社などの後援。同市の...[記事全文

15~20分の1に低下 第一原発港湾外セシウム濃度

 東京電力は6日、福島第一原発の港湾外の海水に含まれる放射性セシウム137の濃度が前日に比べ、15分の1~20分の1程度に低下したと発表した。  東電によると、港湾外にある5、6号機放水口北側で5日に採取した海水のセシウム137(法定放出基準1リット...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災者の憩いの場移転 いわきの交流スペース「ぶらっと」 「誰でも立ち寄って」

移転オープンした「ぶらっと」で会話や将棋を楽しむ被災者ら
 いわき市民と東日本大震災被災者や東京電力福島第一原発事故の避難者が触れ合う交流スペース「ぶらっと」は6日、市内平字一町目のスカイストア内に移転、オープンした。初日から多くの被災者らが訪れ、お茶を飲みながら会話したり、友人同士で将棋をしたりして、楽し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

兄弟が集まり帰村誓い合う 飯舘から避難の大沢さんら福島で

「帰村まで頑張ろう」とあいさつする久保内さん(中央)と大沢さん(右)
 飯舘村・飯樋地区から避難し、福島市で生活を続ける大沢丈巳さん(73)らの「兄弟会」は5日、福島市飯坂町の旅館新亀で開かれた。  福島市内の借り上げ住宅などで避難生活を送る大沢さんの兄弟、家族ら14人が集まった。大沢さんは8人兄弟の5番目で、東日本大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

感謝と元気歌声に込めて サウンドセラピストAikaさん 福島一中生と共演

Aikaさん(右手前)と歌う福島一中合唱部の生徒
 サウンドセラピストAika(アイカ)さん(横浜市)による「アイカサウンドセラピー 心の復興コンサート」は6日、福島市の福島テルサで開かれた。Aikaさんと福島市の福島一中合唱部の生徒が共演し、優しい歌声を響かせた。  音楽で人々を勇気づける活動をし...[記事全文

港湾外セシウム濃度急上昇 2日前の13~33倍 福島第一原発

 東京電力は5日、福島第一原発の港湾外にある5、6号機放水口北側の海水で、セシウム137(法定放出基準90ベクレル)が1リットル当たり22ベクレル検出されたと発表した。同港湾外の南放水口付近でも同12ベクレルを検出。いずれも法定放出基準を下回るが、前...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A マンモグラフィー検査の安全性は

 東京電力福島第一原発事故発生後、放射線への関心が高まりました。放射線を使った乳がんの検診機器・マンモグラフィーによる被ばくや健康影響はありますか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん ■東京からニューヨーク間のフライ...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

事故後の本県の現状探る 原発と人権全国集会 6日まで福島

原発事故をめぐる諸課題に理解を深めた交流集会
 「原発と人権」全国研究・交流集会は5日、福島市の福島大で開幕した。研究者、司法関係者、ジャーナリストらが6日まで東京電力福島第一原発事故をめぐる諸課題を討議している。  実行委員会の主催。初日は全体会を開き、約300人が参加した。作家・評論家の柳...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

地下水バイパス5月上旬にも放出 国、東電回答 県漁連正式受け入れ

 東京電力福島第一原発事故による汚染水を減らすため、地下水を原子炉建屋に流れ込む前にくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」計画で、国と東電は4日、県漁連に対し、複数の第三者機関による地下水の検査や計画実施に伴う賠償策などを盛り込んだ回答書を提出した...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

せきから雨水あふれる 第一原発

 東京電力は4日、大雨の影響で、福島第一原発の「ろ過水タンク」と地上タンク群「G5」の2カ所でタンクの周囲を囲むせきから雨水があふれたと発表した。このうち、ろ過水タンクの周囲に設けられたせき内にたまった雨水の放射性物質濃度を測定したところ、雨水の排出...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「夜の森の桜」心の支えに いわき市民団体写真パネル贈る

渡辺事務局長(左から2人目)に写真パネルを手渡す宮本代表(左端)
■郡山の富岡町生活復興支援センター  いわき市民でつくる地域活性化団体「MUSUBU」は3日、郡山市の富岡町生活復興支援センター(おだがいさまセンター)に富岡町の夜の森の桜並木を撮影した写真パネルを寄贈した。  同団体は、母親が町出身という宮本英実代...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町長「帰町時期は来月判断」

 楢葉町の松本幸英町長は、現在は東京電力福島第一原発事故により避難指示解除準備区域となっている町内に町民が帰還する時期(帰町時期)について、5月中旬に判断する。町除染検証委員会から3日、帰町時期判断の材料となる第1次報告書の提出を受け、考えを明らかに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興へ決意示す 東電の数土会長

伊沢町長(右手前から2人目)に復興に向けた決意を語る数土会長(左中央)=双葉町いわき事務所
 東京電力の数土(すど)文夫会長は3日、就任あいさつで福島第一原発のある双葉など4町村の首長を訪問し、復興に向けた決意を語った。  いわき市の双葉町いわき事務所では伊沢史朗町長と会談し、「福島の復興、賠償、廃炉の達成のために企業として存続を許されたこ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災教訓に避難所開設 チリ地震で南相馬など

津波に備え、原町火発の電気室前に積まれた土のう
 チリ北部沖で2日に起きた地震による津波で、南相馬市は東日本大震災の津波の教訓を踏まえ、津波注意報が発令された3日未明、原町二中など市内4カ所を避難所として開放し、2人が自主避難した。同校に避難した会社員加藤新司さん(43)は「東日本大震災の時は津波...[記事全文

使用済み燃料取り出し終日中断 チリ地震で福島第一原発4号機

 津波注意報を受け、東京電力は3日、福島第一原発の護岸付近で予定していた地下水や海水の採取作業、海岸遮水壁の設置工事などを中止した。  注意報が発令された同日午前3時ごろ、一斉放送で作業員に海抜35メートルの高台へ避難を呼び掛けた。4号機の使用済み燃...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

長崎に恩返しの桜 本県の31本植える

植樹式で苗木に土をかぶせる大槻さん(中央)と田上長崎市長(右)=長崎新聞社提供
 東日本大震災被災地への復興支援のお礼にと、郡山市の大槻直司さん(74)が長崎市に本県の桜31本を寄贈した。3月29日、景勝地の立山公園で植樹式が行われた。大槻さんは「恩返しの思いが果たせた。『友好の桜』として多くの人に見てもらえれば」と話している。...[記事全文

首相夫人の昭恵さん訪問 ふくしまっ子笑顔プロジェクト

子どもらと記念撮影に納まる安倍昭恵さん(後列中央)
 安倍晋三首相夫人の昭恵さんは3日、福島市のあづま総合体育館で催されている県内の民放テレビ局4社による共同企画「ふくしまっ子 10万人の笑顔プロジェクト」を訪れた。  昭恵さんは、県内の児童約10万人が描いた絵を基に制作されたオブジェを時間をかけて見...[記事全文

【汚染水漏れ発覚1年】 地下貯水槽 使用見通せず 暫定保管の雨水 行き場なし 東電、補強入れず

 東京電力福島第一原発内の地下貯水槽からの汚染水漏れが発覚して5日で1年を迎える。東電は7つある地下貯水槽を補強し、放射性物質濃度が高い汚染水を保管する方針だが、暫定的に収めた雨水の移送先が確保できず着工の見通しは立っていない。原子力規制委は低濃度の...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 父の愛した花見山守る 前園主亡き後初のシーズン 後継者「来てくれる人のため」

見頃を迎えたツバキの状態を確かめる一夫さん(右)と晃治さん
■後継者 阿部一夫さん 62  福島市の「桃源郷」花見山は、前園主の阿部一郎さんが昨年9月に亡くなってから初めての春を迎えた。後を継いだ長男の阿部一夫さん(62)は2日、息子の晃治さん(29)と花木の手入れに汗を流した。ハクバイやサンシュユ、ツバキが...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

被災者救済全力で 国際公共政策研究センター 「原発事故関連死」防止を国に提言

 国際公共政策研究センター(CIPPS)は、東京電力福島第一原発事故の被災者の生活再建に向けた提言を発表した。被災者の選択を尊重した自立支援をはじめ、震災(原発事故)関連死の死者数が地震・津波による直接死者数を上回っている現状を踏まえ、被災者の救済・...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

賠償迅速化を表明 東電の数土会長 大熊など4市町役場訪問

渡辺町長に復興に向けた決意を語る数土会長(右)=大熊町役場会津若松出張所
 東京電力の数土(すど)文夫会長は2日、就任あいさつで大熊町など4市町の役場を訪れ、本県の復興に向けた決意を語った。  このうち、会津若松市の大熊町役場会津若松出張所では同日、渡辺利綱町長と懇談した。数土会長は「6月ごろまでに福島復興本社にベテラン社...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘の安全・安心確保 全村見守り隊が出動式

出動を宣言する庄司隊長=飯舘
 全村避難中の飯舘村をパトロールしているいいたて全村見守り隊の出動式が2日、村のいちばん館駐車場で行われた。隊員、警察関係者ら約200人が参加し、避難している村民の代わりに村を守る誓いを新たにした。  菅野典雄村長が草野行政区隊の坂本徳隊長に辞令を手...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江消防署が庁舎開所式 24時間態勢、復興尽力誓う

決意表明をする末永署長=浪江
 1日から浪江町内での24時間態勢勤務を再開した双葉地方広域市町村圏組合消防本部浪江消防署は2日、臨時庁舎としたサンシャイン浪江で庁舎開所式を行った。  大和田仁消防本部次長が「住民の安心、双葉地方の復興・再生につながるよう職務にまい進したい」と述べ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

桑折の旧伊達郡役所が修理終え再オープン 観光のシンボル3年ぶりに復活

旧伊達郡役所の郡長室を見学する来場者
 東日本大震災で被災した桑折町の国重要文化財・旧伊達郡役所が修理工事を終え1日、3年ぶりに再オープンした。町は観光のシンボルの復活を喜び、誘客に期待を寄せている。  再オープン記念として、復旧工事の様子や旧伊達郡役所建造当初の写真などのパネル約50点...[記事全文

ロンドンに響く復興支援の調べ 大友さん(いわき出身)指揮で演奏

復興支援コンサートで指揮した大友さん(中央)
 いわき市出身で英国・ロンドン在住の指揮者大友亜紀子さんが率いるホクサイ・オーケストラの東日本大震災復旧復興祈願・東北支援コンサートは3月29日、ロンドンのセントジョンズ・ウッド教会で開かれた。  ロンドン在住の音楽家広田丈自さんらと共演した。本県の...[記事全文

県や沿岸市町 チリ地震で連絡体制など確認

東日本大震災後初めて運用されたテレビ会議システム=2日午後5時50分ごろ、県庁
 県は2日、沿岸部の市町や関係機関とテレビ会議で津波到達時の対応を確認した。災害に備えテレビ会議システムが運用されたのは東日本大震災後初めて。  テレビ会議には浜通りで同システムを備える9市町と相馬、双葉、いわき各消防本部、いわき、相双両地方振興局が...[記事全文

東電、津波の情報を収集 海水などの採取作業中止

 東京電力は2日、廃炉作業が続く福島第一原発への津波到達の可能性を含めて情報収集に当たった。  作業員の安全に配慮し、3日早朝に護岸付近で予定していた海水や地下水の採取作業や夜間の海岸遮水壁の設置工事を中止する。また、作業員に海岸付近に近づかないよう...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今夏にも自由通行 6号国道双葉-富岡

 東京電力福島第一原発事故の影響で、帰還困難区域となり通行規制されている6号国道の双葉-富岡町間(14キロ)が、今夏にも自由に通行できる見通しとなった。石原伸晃環境相が1日の閣議後会見で、今月中に規制区間で国直轄除染を始めることを明らかにした。除染や...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本庁舎で業務"復活" 飯舘村

復興対策課と除染推進課の職員に向け訓示する菅野村長(左)
 東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村は1日、復興対策課と新設の除染推進課を居住制限区域になっている村の本庁舎に配置し、業務を開始した。役場機能の一部が本庁舎に戻るのは、平成23年6月に役場の全ての機能を福島市飯野町に移して以来、初めて。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江での業務再開 双葉署

3年ぶりに業務を再開した双葉署浪江分庁舎から町内巡回に出発するパトカー
 東京電力福島第一原発事故に伴い福島署川俣分庁舎に機能を移していた双葉署浪江分庁舎は1日、3年ぶりに浪江町内で業務を再開した。福島第一原発から10キロ圏内の警察署・分庁舎が原発事故発生後に再開するのは初めて。  業務再開式では渡部敏久双葉署長が「住民...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難指示解除わが家へ 都路

都路町の自宅に荷物を運び入れる森谷さん夫婦
 東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示が解除された1日、区域内では本格的な帰還を見据え、避難先から自宅に荷物を運ぶ住民の姿が見られた。原発事故発生から3年余り。第一原発から半径20キロ圏内に設定された旧警戒区域で初めて生活上の制約がな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

都路の避難指示解除 旧警戒区域で初 田村市長「復興へ第一歩」

 政府は1日午前0時、東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示解除準備区域に対する避難指示を解除した。福島第一原発から半径20キロ圏に設定された旧警戒区域での避難指示解除は初めて。冨塚宥●市長は31日、「復興への第一歩。関係機関とともに帰...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民の声、丁寧に聞く 冨塚田村市長 都路の避難指示解除で

避難指示解除を前に、復興に向けた決意を語る冨塚市長
 田村市の冨塚宥●市長は1日の同市都路町の避難指示解除を前に福島民報社のインタビューに応じ、復興への決意や課題を語った。  -避難指示の解除を迎える思いは。  「古里に戻る人にとって第一歩だ。『都路の復興なくして田村の再生なし』という姿勢で復興に進む...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発安定化へ決意 東電廃炉カンパニー最高責任者に聞く

 1日付で東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの最高責任者であるプレジデントに就く増田尚宏氏(56)は福島民報社のインタビューに応じ、福島第一原発の安定化に向けた決意を語った。  -廃炉・汚染水対策部門を社内分社化する意義は。  「東電として廃炉汚染水...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域設定10市町村に 7町村、解除見通し立たず

 田村市都路町の避難指示解除に伴い、県内で避難区域が設定されているのは10市町村となった。  川内村の避難指示解除準備区域について、政府は早ければ長期特例宿泊終了後の7月下旬に避難指示を解除する方針。4月26日から3カ月間の長期特例宿泊期間を「帰還に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被害認定を正式決定 家屋の荒廃 復興庁、富岡町に通知

 復興庁は、東京電力福島第一原発事故による長期避難で放置されている家屋の荒廃について、被害と認定することを正式に決定し、31日、認定を求めていた富岡町に通知した。  国は半壊以上と被害認定された家屋を環境省の災害廃棄物処理事業で解体し、費用も負担する...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故