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基準値超でも継続 地下水くみ上げで東電

 東京電力福島第一原発の「地下水バイパス」計画で、東電は11日、地下水をくみ上げる井戸で放出基準を超える放射性物質濃度が検出された場合でも、くみ上げを継続すると発表した。
 東電は、くみ上げた後に9つある一時貯留タンク(1つ当たりの容量1000トン)に地下水をためて濃度を測定する。放出基準に近づいた場合は、比較的高い濃度が検出されている井戸からのくみ上げを停止する方針。12本ある井戸1本ごとの濃度では、くみ上げ停止を判断しないとした。
 東電は県庁で10日に開いた記者会見で、地下水のトリチウムが放出基準の1リットル当たり1500ベクレルを超えた場合の対応について「井戸のくみ上げを停止する」といったんは説明。しかし、同日中に「傾向を監視するため、くみ上げを継続する」と訂正した。その後、「方針は決まってない」と再び修正するなど説明が二転三転していた。
   ◇  ◇
 県漁連の野崎哲会長は11日、「(放出基準の)運用方針の説明に不透明な部分があった。地下水が基準を上回る状況を想定した上で、慎重に対応してほしい」と求めた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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