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放射性物質の動き粉じん観測で把握 渡辺特任教授が研究開始

粉じん観測を通して放射性物質の動きを調べる渡辺特任教授

 福島大の渡辺明共生システム理工学類特任教授は今年度、大気中の粉じん観測を通し、放射性物質の動きを把握する研究を始めた。大気から地上への放射性物質の移行の仕組みを解明し、効果的な除染方法の確立を目指す。
 渡辺特任教授は福島大の環境放射能研究所の研究として、理工学類研究棟の屋上に設置した粉じん観測装置「ライダー」を用いて調査研究する。
 ライダーは細かい波長の赤外線を大気中に出し、赤外線が大気中に浮游(ふゆう)する粉じん粒子に反射する強さと波長の変化を捉え、粉じんに付いているとみられる放射性物質の動態を把握する。今後、大気中の放射性物質の濃度や、季節変動の関連についても調べていく。
 渡辺特任教授は「放射性物質の動態を明らかにすることで、効果的な除染方法が分かってくる。森林除染などにつなげていきたい」と語っている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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