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基準超トリチウム検出 第一原発の地下水バイパスの井戸

 東京電力は17日、福島第一原発の地下水バイパス計画で地下水をくみ上げる専用井戸1カ所の水から放出基準を上回る1リットル当たり1600ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。放出基準は同1500ベクレル未満で、東電はこの井戸の使用を一時中断し、水の再分析を行うとともに、貯留タンクに移送した際の放出基準への影響を検討する。
 基準値を超えた水は15日に定期的な検査の一環として採取された。地下水バイパス計画で地下水をくみ上げる12カ所の井戸の一つで、昨年8月に汚染水が漏えいしたタンク群から海側に約130メートルと最も近く、8日には過去最高となる1リットル当たり1300ベクレルのトリチウムが検出されていた。
 東電は、9日から14日までに約610トンの地下水のくみ上げ、海への放出に向けて放射性物質の濃度を詳しく調べている。16日からくみ上げを再開する予定だったが、新たな貯留先のタンクの水位計に不具合があり、中止していた。東電は18日から残る11カ所の井戸でくみ上げを再開する予定。
 トリチウムの法定放出基準は1リットル当たり6万ベクレルだが、東電が独自に厳しい放出基準を設けている。

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