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東電、現場管理を強化 第一原発高濃度汚染水誤送

 東京電力福島第一原発で予定外のポンプが動き、移送先ではない建屋に高濃度汚染水約203トンが流入した問題で、東電は電源盤の施錠など現場管理強化策を実施する。18日に開かれた原子力規制委員会の特定原子力施設監視・評価検討会で、東電が示した。これまで規制委が対策を示すよう求めていた。
 東電は誤送の原因について、設備の誤動作ではなく人為的ミスの可能性があるとし、電源盤や建屋、扉の施錠を強化することを決めた。監視カメラの増設や作業員の位置情報の把握などについても検討を進める。
 規制委の更田豊志委員は「作業員の環境の改善を進めることも大切だ」と述べた。
 また、福島第一原発の汚染水対策の凍土遮水壁について、経済産業省と東電は来年3月に運用を開始する。
 経産省と東電は6月に本格施工後、凍結管などの設置を進める。来年3月に凍結を始め、27年度上半期に凍結を完了させる。

■東電社員90人に聞き取りを開始
 東京電力は18日、福島第一原発で予定外のポンプが動き、移送先でない建屋に高濃度汚染水約203トンが流入した問題で、周辺の作業に関係した社員約90人を対象に聞き取り調査を始めたことを明らかにした。17日に開始しており、20日をめどに終えるという。
 東電は人為的なミスのほか、ポンプが故意に操作された可能性も含めて調査しており、関係者からの聞き取りが必要と判断した。
 また東電はこれまでに、ポンプを操作する配電盤の回路に、誤作動が発生する可能性がないことを確認したという。

カテゴリー:福島第一原発事故

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