東日本大震災

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環境省、いわきで焼却施設などの説明会 楢葉住民から反発の声

 環境省は19日、いわき市のいわき明星大で楢葉町波倉地区の住民を対象に、同地区に設置を計画している仮設焼却施設、焼却灰などをセメントで固形化する施設についての説明会を開いた。住民からは「住民感情を無視している」「両施設は中間貯蔵施設と何が違うのか」などと反発の声が相次いだ。
 国は当初、波倉地区を中間貯蔵施設の建設候補地としていた。今年3月に建設候補地を大熊、双葉2町に集約する施設配置案を県や双葉郡内町村に提示。波倉地区に仮設焼却施設とセメント固形化施設を建設する計画を示した。
 19日の説明会冒頭で住民から「中間貯蔵施設の計画がなくなれば国から地区の復興を進めたいという話があると思っていた。住民を愚弄(ぐろう)している」という声が上がった。環境省の担当者が説明に入れない状態が約20分間続いた。
 住民からはセメント固形化施設などの建設に対し「帰還の妨げになる」「施設解体後に土地を返してもらっても農業を始めることはできない」などの意見が出た。
 同省の担当者は「町、県の復興に必要な施設。理解してもらいたい」と繰り返した。

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