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放射線 放射性物質 Q&A 山菜に含まれる放射性物質への対応は

 山菜がおいしい季節になりました。東京電力福島第一原発事故発生後、一部の山菜で食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されましたが、今後はどのような対応が求められるのでしょうか。

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■市場に出回っているもの 基準値以下で問題はない

 長かった冬が終わり、ようやく春がやって来ました。昨年、一昨年も春の山菜については県内の一部地域で放射性セシウムが検出されました。今年も、これまでに複数の地域で野生のフキノトウから基準値を超える放射性セシウムが検出されています。
 山菜から放射性セシウムが検出される原因については、まだよく分かっていないことが多いのが実情です。山菜の中でもフキノトウやコシアブラのように放射線性セシウムが比較的検出されやすいものと検出されにくいものがあるようです。
 現在、市場に出回っている山菜は基準値を下回っており、店で購入した物は摂取しても問題はありません。
 一方、自分で山に入り山菜狩りをする場合は、その地域で収穫された山菜で今シーズンになって基準値を超える放射性セシウムが検出されていないかどうかを確認するか、最寄りに測定できる施設があれば、測定して確認すると良いと思います。
 県のホームページで、食品中の放射性セシウムについての各市町村における検査結果を詳細に公開していますので、現在の検出状況を確認できます。一方、現在の放射性セシウムの基準値は、1年間ずっと食べ続けた場合の内部被ばく線量を基に算出された数値ですので、1回、あるいは1週間程度、基準値を超えた食品を摂取しても内部被ばく線量は極めて低く、健康に影響を与えるものではありません。

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

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