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毎時0.23マイクロシーベルト未満 全体の19.8% 除染迅速化が急務 福島

 福島市は24日、3月に市内全域で実施した空間放射線量の測定マップを公表した。全地区の平均値は毎時0・37マイクロシーベルトで、昨年3月の毎時0・56マイクロシーベルトに比べ33・9%低減した。ただ、追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下の目安となる毎時0・23マイクロシーベルト未満は全体の19・8%にとどまり、さらなる除染の加速が求められる。
 マップは【図】の通り。居住地909区画、山間地11区画の計920区画で3月3日から20日にかけて調査した。居住地は500メートル四方、山間地は1キロ四方を1区画とし、区画内3地点を選定。高さ1メートルで1区画当たり5回計測し、平均値を採用した。
 昨年3月と比べ、最も低減したのは土湯温泉町地区で42・9%。蓬莱地区の42・3%と続いた。市は低減理由について、除染の実施や放射性物質の物理的減衰、風雨によるウェザリング効果などを挙げている。
 市の住宅除染の進捗(しんちょく)率は4月1日現在、3割にとどまっている。小林香市長は「除染をさらに加速させ、市民の安心感につなげたい」と話している。
 マップは平成23年以降、毎年年1回公表しており4回目。市政だより5月号と合わせて全戸配布する。希望者には支所・出張所などの窓口で配布する。24日から市のホームページで公表を開始した。

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